ヤコブ4:1 何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いが起こるのですか。あなたがた自身の内部で争い合う欲望が、その原因ではありませんか。
4:2 あなたがたは、欲しても得られず、人を殺します。また、熱望しても手に入れることができず、争ったり戦ったりします。得られないのは、願い求めないからで、
4:3 願い求めても、与えられないのは、自分の楽しみのために使おうと、間違った動機で願い求めるからです。
4:4 神に背いた者たち、世の友となることが、神の敵となることだとは知らないのか。世の友になりたいと願う人はだれでも、神の敵になるのです。
4:5 それとも、聖書に次のように書かれているのは意味がないと思うのですか。「神はわたしたちの内に住まわせた霊を、ねたむほどに深く愛しておられ、
4:6 もっと豊かな恵みをくださる。」それで、こう書かれています。「神は、高慢な者を敵とし、謙遜な者には恵みをお与えになる。」
4:7 だから、神に服従し、悪魔に反抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げて行きます。
4:8 神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。罪人たち、手を清めなさい。心の定まらない者たち、心を清めなさい。
4:9 悲しみ、嘆き、泣きなさい。笑いを悲しみに変え、喜びを愁いに変えなさい。
4:10 主の前にへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高めてくださいます。
フランスのパリ起こったテロに全世界が哀悼の意を表している。
テロは悪である。それは疑いのない事実である。
しかし、一方で、何故そのようなことが起こってしまうのか、その原因に対して目を向けていくことも大切なのではなかろうか。
誰もが豊かで平穏な暮らしを求めている。
けれど、一部の豊かな人たちが、その欲望や身勝手な都合を優先するあまり、貧しい人たちが悲しんでいる世界は、果たして正しい世界の姿であると言えるのだろうか。
自分ひとりで何ができるかわからないが、豊かで平穏な社会の中にいて、現実の世界の姿が見えなくなってしまっていることにならないように、まずは現実から目を背けず、世界に目を向けて、その上で、神の望まれた世界、神の願われた人としての生き方を追い求めていけるようにと願うものである。