ダニエル11章2~20節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

ダニエル11:2 さて、お前に真理を告げよう。見よ、ペルシアになお三人の王が立つ。次に、第四の王はだれにもまさって富み栄え、富の力をもってすべての者を動員し、ギリシア王国に挑戦する。
11:3 そこに、勇壮な王が起こり、大いに支配し、ほしいままに行動する。
11:4 その支配が確立するやいなや、この王国は砕かれて、天の四方向に分割される。彼の子孫はこれを継がず、だれも彼のような支配力を持つ者はない。この王国は根こそぎにされ、子孫以外の支配者たちに帰する。
11:5 このうち、南の王となった者は強くなるが、将軍の一人が王をしのぐ権力を取り、大いに支配する。
11:6 何年か後、二国は和睦し、南の王の娘は北の王に嫁ぎ、両国の友好を図る。だが、彼女は十分な支持を得ず、その子孫も力を持たない。やがて、彼女も、供の者も、彼女の子らも、その支持者らも裏切られる。
11:7 だが、彼女の実家から一つの芽が出て支配の座に着き、北の王の城塞に攻め入ってこれを破り、勝利を得る。
11:8 彼は戦利品として、鋳物の神像や金銀の財宝をエジプトに運び去る。その後何年か、北の王に対して手を出さない。
11:9 北の王は南の王国に向かって行くが、自分の国に引き揚げる。
11:10 その子らは奮い立って進軍し、洪水のような一進一退の後、敵の城塞に攻め寄せる。
11:11 南の王は激怒して出陣し、北の王と戦う。北の王は大軍を集めて立ち向かうが、彼らは敵の手に陥る。
11:12 この大軍を捕らえて南の王は大いに高ぶり、幾万人もの兵を殺すが、決定的に勝つことはできない。
11:13 北の王は再び前回にまさる大軍を集め、数年の後に強力な軍隊の軍備を整えて進軍する。
11:14 その時には、多くの者が南の王に対して立ち上がる。お前の民の中からも、暴力に頼る者らが幻を成就させようとして立ち上がるが、失敗する。
11:15 北の王は進軍し、堡塁を築き、砦に守られた町を占領する。南の王はこれに抵抗する力を持たず、えり抜きの軍勢も立ち向かうことができない。
11:16 敵は意のままに行動し、対抗する者はない。あの『麗しの地』に彼は支配を確立し、一切をその手に収める。
11:17 彼は南の王国全体を支配しようと望み、和睦を図り、娘を与え、それによってこの国を滅ぼそうとするが、娘の力は続かず、役に立たない。
11:18 次に、彼は島々に目を向け、その多くを占領するが、ある軍人が彼の悪行にとどめを刺し、その悪行に報いる。
11:19 この軍人は自国の城塞に帰るが、そこで失墜し、倒れて消えうせる。
11:20 彼に代わって立つ者は、王国の栄光のためにと、税を取る者を巡回させる。しかし、幾日もたたないうちに、怒りにも戦いにも遭わずに滅び去る。

ペルシャ以降の世界の隆盛を預言する言葉が述べられている。
ここで登場する「北の国」とか「南の国」というのは、当然、イスラエルを基準に考えられている。
それほど、イスラエルが神さまにとって特別な存在であると同時に、世界の歴史の中で翻弄され続けてきたということであろう。
イスラエルは、世界の中では、きわめて小さな国であり、周囲の国々の影響をもろに受けてしまうような緊張した状態の中に常に置かれていた。
しかし、それ故に、真の神への期待、心のよりどころとする真の信仰が養われてきたと言えるのかもしれない。
一方で、支配力を得、富や権力を手にした国々の民は、神など必要とは思いもしなかったであろう。
弱いからこそ、神を必要とする。
いな、神が存在するからこそ、人は弱いのかもしれない。

2コリント12:9 すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。
12:10 それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。