1テモテ2:1 そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。
2:2 王たちやすべての高官のためにもささげなさい。わたしたちが常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生活を送るためです。
2:3 これは、わたしたちの救い主である神の御前に良いことであり、喜ばれることです。
2:4 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。
2:5 神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。
2:6 この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。これは定められた時になされた証しです。
2:7 わたしは、その証しのために宣教者また使徒として、すなわち異邦人に信仰と真理を説く教師として任命されたのです。わたしは真実を語っており、偽りは言っていません。
私たちは、どこの国に暮らす者であっても、その国の指導者たちのために祈ることは、当然のことである。
国民を愛し、国民のために仕える政治家や王たちが整えられる事は、国民である私たちのためにとっても益であるからだ。
しかし、ここには「王たちやすべての高官のためにも」祈るように記されているばかりか、その直前には「願いと祈りと執り成しと感謝をすべての人々のためにささげなさい」と命じられているのである。
つまり、優秀な政治家や、国民思いの王のためだけではなく、悪い政治家や非常な王、ならびに、身勝手な国民一人一人のためにも、わけ隔てなく、平穏で落ち着いた生活ができるように祈るべきであるということなのです。
しかし、私たちは日々、身近な人や、良い人、自分にとって益となる人、自分の考えに沿って生きる人、そのような人のために祈ることはあっても、そうではない人々のためにどれほど祈っているだろうか。
聖書は「すべての人のために、願いと祈りと執り成しと感謝を捧げるように」命じられている。
全ての人が救われて、主イエス様を信じるようになりますように。
心から祈ります。