エレミヤ36:22 王は宮殿の冬の家にいた。時は九月で暖炉の火は王の前で赤々と燃えていた。
36:23 ユディが三、四欄読み終わるごとに、王は巻物をナイフで切り裂いて暖炉の火にくべ、ついに、巻物をすべて燃やしてしまった。
36:24 このすべての言葉を聞きながら、王もその側近もだれひとり恐れを抱かず、衣服を裂こうともしなかった。
36:25 また、エルナタン、デラヤ、ゲマルヤの三人が巻物を燃やさないように懇願したが、王はこれに耳を貸さなかった。
36:26 かえって、王は、王子エラフメエル、アズリエルの子セラヤ、アブデエルの子シェレムヤに命じて、書記バルクと預言者エレミヤを捕らえようとした。しかし、主は二人を隠された。
36:27 バルクがエレミヤの口述に従ってこれらの言葉を書き記した巻物を王が燃やした後に、主の言葉がエレミヤに臨んだ。
36:28 「改めて、別の巻物を取れ。ユダの王ヨヤキムが燃やした初めの巻物に記されていたすべての言葉を、元どおりに書き記せ。
36:29 そして、ユダの王ヨヤキムに対して、あなたはこう言いなさい。主はこう言われる。お前はこの巻物を燃やしてしまった。お前はエレミヤを非難して、『なぜ、この巻物にバビロンの王が必ず来て、この国を滅ぼし、人も獣も絶滅させると書いたのか』と言った。
36:30 それゆえ、主はユダの王ヨヤキムについてこう言われる。彼の子孫には、ダビデの王座につく者がなくなる。ヨヤキムの死体は投げ出されて、昼は炎熱に、夜は霜にさらされる。
36:31 わたしは、王とその子孫と家来たちをその咎のゆえに罰する。彼らとエルサレムの住民およびユダの人々に災いをくだす。この災いは、すべて既に繰り返し告げたものであるが、彼らは聞こうとはしなかった。」
36:32 そこで、エレミヤは別の巻物を取って、書記ネリヤの子バルクに渡した。バルクは、ユダの王ヨヤキムが火に投じた巻物に記されていたすべての言葉を、エレミヤの口述に従って書き記した。また、同じような言葉を数多く加えた。
エレミヤがバルクに託してイスラエルの民に語らせた主の御言葉は、おそらく、それぞれの罪を悔い改め、真の神のもとに立ち返るように、さもなければ、速やかにバビロンの侵攻によって国は滅ぼされるであろうといった内容のものであったことでしょう。
しかし、この言葉を聞いた王と側近たちは、この巻物を焼き捨ててしまい、預言の言葉を記述したエレミヤやバルクを捕えよと命じるのです。
しかし、一方で、ある者は、エレミヤたちの行動が王の怒りを招き、彼らが殺されてしまうかもしれないということを察知し、二人に身を隠すよう勧め、なんとしても、どんな方法でも良いから、民が主の御言葉に耳を傾け続けることのできる手段を残しておこうとしているのです。
その結果、エレミヤは再び主の御言葉をい書き記し、バルクに託すことになっていきます。
いつの時代にも、主の御言葉を語り告げる預言者は、主を恐れぬ者たちの手によって迫害を受け、御言葉を語ることすらままならない状況に置かれることもしばしばでした。しかし、バルクのような預言者のお手伝いをするもの、あるいは、彼らをかくまうことで、彼らの働きが続けられるよう協力する者、そういう心ある人たちの存在によって、細々とではありながらも、主の御言葉が語り続けてこられたという事実を思う時、私たち一人一人も、小さいながら、何かのお役に立てるのではないだろうかという風に思えてくるのです。
1コリント12:23 わたしたちは、体の中でほかよりも恰好が悪いと思われる部分を覆って、もっと恰好よくしようとし、見苦しい部分をもっと見栄えよくしようとします。
12:24 見栄えのよい部分には、そうする必要はありません。神は、見劣りのする部分をいっそう引き立たせて、体を組み立てられました。
12:25 それで、体に分裂が起こらず、各部分が互いに配慮し合っています。
12:26 一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。
12:27 あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。
12:28 神は、教会の中にいろいろな人をお立てになりました。第一に使徒、第二に預言者、第三に教師、次に奇跡を行う者、その次に病気をいやす賜物を持つ者、援助する者、管理する者、異言を語る者などです。
12:29 皆が使徒であろうか。皆が預言者であろうか。皆が教師であろうか。皆が奇跡を行う者であろうか。
12:30 皆が病気をいやす賜物を持っているだろうか。皆が異言を語るだろうか。皆がそれを解釈するだろうか。
一人一人の置かれた状況、与えられた役割、それら全てを含めて、神様の賜物として、感謝して、私のなすべき務めを果たしていきたいものです。