ヨシュア10:8 主はヨシュアに言われた。「彼らを恐れてはならない。わたしは既に彼らをあなたの手に渡した。あなたの行く手に立ちはだかる者は一人もいない。」
10:9 ヨシュアはギルガルから夜通し軍を進め、彼らを急襲した。
10:10 主はイスラエルの前で彼らを混乱に陥れられたので、ヨシュアはギブオンで敵に大打撃を与え、更に彼らを追ってベト・ホロンの坂道を登り、アゼカ、マケダまで彼らを追撃した。
10:11 彼らがイスラエルの前から敗走し、ベト・ホロンの下り坂にさしかかったとき、主は天から大石を降らせた。それはアゼカまで続いたので、雹に打たれて死んだ者はイスラエルの人々が剣で殺した者よりも多かった。
10:12 主がアモリ人をイスラエルの人々に渡された日、ヨシュアはイスラエルの人々の見ている前で主をたたえて言った。「日よとどまれギブオンの上に月よとどまれアヤロンの谷に。」
10:13 日はとどまり月は動きをやめた民が敵を打ち破るまで。『ヤシャルの書』にこう記されているように、日はまる一日、中天にとどまり、急いで傾こうとしなかった。
10:14 主がこの日のように人の訴えを聞き届けられたことは、後にも先にもなかった。主はイスラエルのために戦われたのである。
エリコ、アイの攻略に続き、ギブオンの住民までも従えたイスラエルの知らせを聞いたカナンの地の王たちは、彼らがやがて自分の町に攻め入ってくることを恐れ、エルサレム、ヘブロン、ヤルムテ、ラキシュ、エグロンの町の王たちが結束して、イスラエルを責めるため、ギブオンに攻め上ろうとしました。
そして、ギブオンの住民たちからの知らせを聞いたイスラエルは、ギルガルを発ち、彼らとの戦いに臨みます。しかし、主が天から石の雹を降らせるなどして、大勝利を治め、その後、勢いに乗って、マケダ、リブナへと侵攻し、ゲゼルから攻め上ってきたホラム率いる軍も滅ぼし、ラキシュ、エグロン、デビル、カデシュ・バルネアからガザ、および、ゴセンの全土をギブオンに到るまで、一機に征服していったのです。
しかし、意外なことに、彼らが攻め入った地域を地図で調べてみると、死海西方のごく限られた一部の地域であることが伺えます。距離にして、一番遠いガデシュ・バルネアがギルガルから200キロ程度で、他の町々は、ほとんど、100キロ以内のこじんまりとした地域に密集していることが伺えます。
当時のイスラエルの人口の規模や、攻め入った地域を考えると、ちょうど今私たちが暮らしている山陰地方ぐらいかなあと思わされます。
これだけの広さがあれば、全イスラエルが安心して暮らしていくには、ちょうど良いくらいの広さなのかもしれませんが、今のように、車や道路も整備されていない時代、しかも、ゴツゴツした岩山に囲まれた荒野の地域ですから、これだけの地域を得ることができたことは、たいへん大きな収穫であったことでしょう。
ヨシュア記に記されているカナン侵攻の記事を読むたびに、この世での宣教の戦いを思わされます。
私たちが暮らすこの国では、偶像礼拝や拝金主義、罪に対する認識の甘さなど、多くの難題と戦っていかなければなりません。しかし、主なる神が私たちと共にいて、主御自身が戦ってくださることを信じて、私たちもくじけることなく、宣教の戦いを進めていきたいものです。
この国に住む人たちの救いのために。