ヨシュア2:14 二人は彼女に答えた。「あなたたちのために、我々の命をかけよう。もし、我々のことをだれにも漏らさないなら、主がこの土地を我々に与えられるとき、あなたに誠意と真実を示そう。」
2:15 ラハブは二人を窓から綱でつり降ろした。彼女の家は、城壁の壁面を利用したものであり、城壁の内側に住んでいたからである。
2:16 彼女は二人に言った。「追っ手に会わないように、山の方へ行きなさい。三日間はそこに身を隠し、追っ手が引き揚げてから帰りなさい。」
2:17 二人は彼女に言った。「あなたが我々に誓わせた誓いから、我々が解かれることもある。
2:18 我々がここに攻め込むとき、我々をつり降ろした窓にこの真っ赤なひもを結び付けておきなさい。またあなたの父母、兄弟、一族を一人残らず家に集めておきなさい。
2:19 もし、だれかが戸口から外へ出たなら、血を流すことになっても、その責任はその人にある。我々には責任がない。だが、あなたと一緒に家の中にいる者に手をかけるなら、その血の責任は我々にある。
2:20 もし、あなたが我々のことをだれかに知らせるなら、我々は、あなたの誓わせた誓いから解かれる。」
2:21 ラハブは、「お言葉どおりにいたしましょう」と答えて、二人を送り出し、彼らが立ち去ると、真っ赤なひもを窓に結び付けた。
エリコの町を偵察するために遣わされた二人は、遊女ラハブのもとにかくまってもらったことで難を逃れ、その恩返しに、エリコの町に攻め入るときには、ラハブの家族には危害を加えないことを命をかけて約束しました。
しかし、実際に攻め入る時には、混乱の最中、果たしてラハブの家族だけを助けることができるのだろうかと考えた二人は、もしかしたら、この約束を守ることができなくなる場合もあるかもしれないと考え、「我々がこの誓いから解かれる場合もある。」ということを告げ、落ち度のないよう、ラハブの家族だけを一箇所に集め、真っ赤なひもを目印につけておくようにラハブに命じました。
私は、この二人は、本当に誠実な者たちだと思います。普通なら、「あなたを守ると約束した」と言って終わるところ、もし仮に守れない場合が起こっては困ると考え、本当の意味での確かな証拠(12節)を与えたと言えるのです。
目印というのは、そういう確かな約束を保証するものであり、例えば、私たちが礼拝において頂く聖餐式のパンとぶどう酒も、そのような役割を果たしていると言えるでしょう。主なる神様は、命がけで私たちを救うと約束し、確かにそれを実行して下さったお方です。しかし、それでも私たちは、信じるだけでは不安になりがちであり、その不安を解消し、確かな約束を証明するものとして、目に見える形でのしるしをお与え下さっていると言えるのではないでしょうか。
これほどの保証まで与えて下さる、主の救いの確かな約束を覚え、感謝して受け留めたいものです。