詩篇5:2 主よ、わたしの言葉に耳を傾け つぶやきを聞き分けてください。
5:3 わたしの王、わたしの神よ 助けを求めて叫ぶ声を聞いてください。あなたに向かって祈ります。
5:4 主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。朝ごとに、わたしは御前に訴え出て あなたを仰ぎ望みます。
5:5 あなたは、決して 逆らう者を喜ぶ神ではありません。悪人は御もとに宿ることを許されず
5:6 誇り高い者は御目に向かって立つことができず 悪を行う者はすべて憎まれます。
5:7 主よ、あなたは偽って語る者を滅ぼし 流血の罪を犯す者、欺く者をいとわれます。
5:8 しかしわたしは、深い慈しみをいただいて あなたの家に入り、聖なる宮に向かってひれ伏し あなたを畏れ敬います。
5:9 主よ、恵みの御業のうちにわたしを導き まっすぐにあなたの道を歩ませてください。わたしを陥れようとする者がいます。
5:10 彼らの口は正しいことを語らず、舌は滑らかで 喉は開いた墓、腹は滅びの淵。
5:11 神よ、彼らを罪に定め そのたくらみのゆえに打ち倒してください。彼らは背きに背きを重ねる反逆の者。彼らを追い落としてください。
5:12 あなたを避けどころとする者は皆、喜び祝い とこしえに喜び歌います。御名を愛する者はあなたに守られ あなたによって喜び誇ります。
5:13 主よ、あなたは従う人を祝福し 御旨のままに、盾となってお守りくださいます。
昨日、一昨日と続いたお葬儀も無事に終わりました。
召された方は、結構著名な書道家でもあられ、東京で個展も開かれたりされたことのある方でした。
しかし、その方が、ご自分の葬儀の賛美にと選んで下さったのは「キリストにはかえられません」という賛美歌。
キリストにはかえられません、
世の宝もまた富も、
このおかたがわたしに
代わって死んだゆえです。
世の楽しみよ、去れ、
世のほまれよ、行け。
キリストにはかえられません、
世のなにものも。
キリストにはかえられません、
有名なひとになることも、
ひとのほめることばも、
このこころをひきません。
キリストにはかえられません、
いかにうつくしいものも
このおかたでこころの
満たされているいまは。
美しい書を書き、たとえどんなに人々の賞賛を受けるようになっても、キリストにはかえられません。このお方で心が満たされていますから。
そんな彼の言葉が聞こえてきそうでした。
「書道」と言われるくらいですから、書にも道があり、その道は、人生をも導くもの。そして、書の道には、必ず「言葉」があり、聖書の救いの道にも似ていると言えるでしょう。
「わたしが道であり、真理であり、命である。」
故人が愛唱された御言葉だったそうです。
キリストの十字架は、神の愛を表し、救いに到る道しるべでもある、命の道。
この道を通って、天の聖なる宮に召された兄弟を覚え、主に感謝いたします。