箴言27章 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

箴言27:23 あなたの羊の様子をよく知っておけ。群れに心を向けよ。
27:24 財産はとこしえに永らえるものではなく冠も代々に伝わるものではない。
27:25 草は刈り取られ、また青草が現れ山々の牧草は集められる。
27:26 羊はあなたの着物となり雄山羊は畑の代価となる。
27:27 雌山羊の乳はあなたのパン、一家のパンとなり あなたに仕える少女らを養う。

先日、阪神大震災を経験した人たちにアンケートをしたところ、「地震の時の三種の神器」として、ラジオ、懐中電灯、カセットコンロをあげたということが紹介されていました。
神戸の町で、震災前後の生活を経験した私にとっても「わかる、わかる。確かにその通り」と思います。
私の場合、この3つの道具の中で、真っ先に役に立ったのは、懐中電灯でした。
子供の頃から、台風や雷がなったりすると、しょっちゅう停電になっていたことを覚えていたため、部屋の片隅には、いつも懐中電灯を置いておくような者でした。それが、あの大揺れの中、とっさに懐中電灯を手にし、真っ暗な中、周りの様子を確認しながら、安全に部屋を出ることができました。
一方、ラジオですが、地震当日も、ずっと地震が発生したということは放送されていたものの、それ以外の有益な情報は得られず、神戸近辺で震度6程度の大きな地震が起こったということばかり。「そんなの知ってます!」とぼやいていたのを思い出します。
カセットコンロを見かけたのは、震災から1週間以上経ってからでした。
ちなみに、いち早く救援に駆けつけてくださった方が持ってきて下さったのは、缶詰やインスタントラーメン。水もガスもでないのに、どうやって食べるのだろう?と箱一杯のラーメンを見ながらつぶやいたものです。

私たちの人生において、将来何が起こるであろうか、それは、誰にも全くわかりません。そんな時、本当に役に立つものは何であるのか、よくよく考えて備えておきたいものです。
箴言27章の最後の箇所には、富や王冠など、いざというとき、何の役にも立たないことをはっきりと告げています。確かにその通りです。いくらお金を持っていても、使うこともできない。ましてや、普段どんなにりっぱな人であっても、そんなことは非常事態の混乱の中では、何の関係もないのです。人が人として助け合い、支えあって生きていくしかないのであり、本当は、日常の生活も同じであるはずなのでしょうけれど・・・。

我が家には、震災後、自治会から配布された懐中電灯がいつも部屋の壁に立てかけられています。
「忘れじの日 平成7年1月17日」
そして、時々、電池が切れていないか確認しています。