ハバクク1章には、神を畏れぬ民が、己の強欲にかられ、勝手気ままにふるまい、地上において、暴虐の限りを尽くしていく様子が語られています。
これに対し、預言者ハバククは、神が何とお応えになるか、伺いを立てます。
2章では、この伺いに対する主なる神様の応えが告げられます。
ハバクク2:2 主はわたしに答えて、言われた。「幻を書き記せ。走りながらでも読めるように板の上にはっきりと記せ。
2:3 定められた時のためにもうひとつの幻があるからだ。それは終わりの時に向かって急ぐ。人を欺くことはない。たとえ、遅くなっても、待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない。
2:4 見よ、高慢な者を。彼の心は正しくありえない。しかし、神に従う人は信仰によって生きる。」
主なる神様は、預言者ハバククに対し、「定められた時、終わりの時は必ず来る。そして、その時のために幻を書き記すように。」と告げられ、たとえその時が遅くなろうとも、必ずやってくる、その時を待つようにと命じられました。
世界の各地で戦乱が深刻化し、経済的な要因によって軍事力が行使されるような時代にあって、もはやかつてのような平和な時代は期待できないかもしれません。
しかし、だからこそ、そんな時代だからこそ、主の定められた時を待つということ、主なる神様が正しい裁きをを持って神を畏れる者たちを「生きる者」としてくださる事を強く心に留めておきたいものです。
それが、私たちの信仰であり、「神に従う人は信仰によって生きる。」という御言葉の意味なのでしょう。