この箇所は「マリアの賛歌」と呼ばれる箇所です。
マリアの賛歌は、実に素晴らしい賛美の歌であり、祈りの言葉であるといえます。
まず、「わがたましいは主をあがめ・・・」と、私のたましいが主を褒め称えようとしていることを率直に告げ、続いて、その理由として、主が私に対して大きな事をして下さったということを賛美しています。
どんな賛美でも、この二つの要素は大切です。なぜなら、賛美とは、神様が私を祝福して下さったことに対する感謝の歌でもあるわけですから、神様の御業と何の関係もない賛美はありえないし、同様に、私自身と何の関わりもない賛美もありえないからです。
マリアの賛歌は、このあと、神のあわれみは、私だけに留まらず、代々にわたって続き、高ぶる者を追い散らし、さげすまれている者を高められると言う風に、人間の手によっては決して成しえない御業を現すことによって、その御業の素晴らしさが歌われています。そして、その御業は永遠であると。
今の時代に生きる者にとっては、我々は単に「代々にわたって」の一部に過ぎないのかもしれませんが、それでも良いような気がします。なぜなら、この賛美の歌は、マリアを祝福された神様の永遠に続く祝福の御業が私たちにも及ぶということなのですから、等しい恵みに与ることができるという約束が含まれているからです。
ならば、私は私として、私に与えられた祝福を感謝し、私にできる最高の賛美を捧げる事で生きて行きたいものです。
私のたましいも主をあがまめます。こんな小さな者をも尊いイエス様の命の代価で救って下さったからです。この恵みは、いつまでも永遠に全ての人間に約束されたものだからです。アーメン。