出エジプト記16章27~36節、詩篇78篇1~4,52~72節、使徒15章1~5,22~35節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

出エジプト記 16:27 七日目になって、民のうちの何人かが集めに出て行ったが、何も見つからなかった。
16:28 主はモーセに言われた。「あなたたちは、いつまでわたしの戒めと教えを拒み続けて、守らないのか。
16:29 よくわきまえなさい、主があなたたちに安息日を与えたことを。そのために、六日目には、主はあなたたちに二日分のパンを与えている。七日目にはそれぞれ自分の所にとどまり、その場所から出てはならない。」
16:30 民はこうして、七日目に休んだ。
16:31 イスラエルの家では、それをマナと名付けた。それは、コエンドロの種に似て白く、蜜の入ったウェファースのような味がした。
16:32 モーセは言った。「主が命じられたことは次のことである。『その中から正味一オメルを量り、代々にわたって蓄えよ。わたしがあなたたちをエジプトの国から導き出したとき、荒れ野で食べさせたパンを彼らが見ることができるためである。』」
16:33 モーセがアロンに、「壺を用意し、その中に正味一オメルのマナを入れ、それを主の御前に置き、代々にわたって蓄えておきなさい」と言うと、
16:34 アロンは、主がモーセに命じられたとおり、それを掟の箱の前に置いて蓄えた。
16:35 イスラエルの人々は、人の住んでいる土地に着くまで四十年にわたってこのマナを食べた。すなわち、カナン地方の境に到着するまで彼らはこのマナを食べた。
16:36 一オメルは十分の一エファである。

詩篇 78:1  マスキール。アサフの詩。 わたしの民よ、わたしの教えを聞き わたしの口の言葉に耳を傾けよ。
78:2 わたしは口を開いて箴言を いにしえからの言い伝えを告げよう
78:3 わたしたちが聞いて悟ったこと 先祖がわたしたちに語り伝えたことを。
78:4 子孫に隠さず、後の世代に語り継ごう 主への賛美、主の御力を 主が成し遂げられた驚くべき御業を。
 78:52 神は御自分の民を羊のように導き出し 荒れ野で家畜の群れのように導かれた。
78:53 彼らは信頼して導かれ、恐れることはなかった。海が彼らの敵を覆った。
78:54 神は彼らを御自分の聖地の境にまで導かれた。右の御手をもって得られたその山に。
78:55 彼らの前から諸国の民を追い払い 彼らの嗣業を測り縄で定め イスラエルの諸部族を それぞれの天幕に住まわせられた。
78:56 彼らはいと高き神を試み 反抗し、その定めを守らず
78:57 先祖と同じように背き、裏切り 欺く弓で射た矢のようにそれて行き
78:58 異教の祭壇に仕えて神を怒らせ 偶像を拝んで神の激情を引き起こした。
78:59 神は聞いて憤り イスラエルを全く拒み
78:60 シロの聖所、人によって張られた幕屋を捨て
78:61 御力の箱がとりこになるにまかせ 栄光の輝きを敵の手に渡された。
78:62 神は御自分の民を剣に渡し 御自分の嗣業に怒りを注がれた。
78:63 火は若者をなめ尽くし おとめは喜びを奪われ
78:64 祭司は剣に倒れ やもめは嘆くことすらしなかった。
78:65 主は、眠りから覚めた人のように 酔いから覚めた勇士のように奮い立ち
78:66 敵を撃って退かせ とこしえに嘲られるものとされた。
78:67 主はヨセフの天幕を拒み エフライム族を選ばず
78:68 ユダ族と、愛するシオンの山を選び
78:69 御自分の聖所を高い天のように建て とこしえの基を据えた地のように建てられた。
78:70 僕ダビデを選び、羊のおりから彼を取り
78:71 乳を飲ませている羊の後ろから取って 御自分の民ヤコブを 御自分の嗣業イスラエルを養う者とされた。
78:72 彼は無垢な心をもって彼らを養い 英知に満ちた手をもって導いた。

使徒 15:1 ある人々がユダヤから下って来て、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と兄弟たちに教えていた。
15:2 それで、パウロやバルナバとその人たちとの間に、激しい意見の対立と論争が生じた。この件について使徒や長老たちと協議するために、パウロとバルナバ、そのほか数名の者がエルサレムへ上ることに決まった。
15:3 さて、一行は教会の人々から送り出されて、フェニキアとサマリア地方を通り、道すがら、兄弟たちに異邦人が改宗した次第を詳しく伝え、皆を大いに喜ばせた。
15:4 エルサレムに到着すると、彼らは教会の人々、使徒たち、長老たちに歓迎され、神が自分たちと共にいて行われたことを、ことごとく報告した。
15:5 ところが、ファリサイ派から信者になった人が数名立って、「異邦人にも割礼を受けさせて、モーセの律法を守るように命じるべきだ」と言った。
 15:22 そこで、使徒たちと長老たちは、教会全体と共に、自分たちの中から人を選んで、パウロやバルナバと一緒にアンティオキアに派遣することを決定した。選ばれたのは、バルサバと呼ばれるユダおよびシラスで、兄弟たちの中で指導的な立場にいた人たちである。
15:23 使徒たちは、次の手紙を彼らに託した。「使徒と長老たちが兄弟として、アンティオキアとシリア州とキリキア州に住む、異邦人の兄弟たちに挨拶いたします。
15:24 聞くところによると、わたしたちのうちのある者がそちらへ行き、わたしたちから何の指示もないのに、いろいろなことを言って、あなたがたを騒がせ動揺させたとのことです。
15:25 それで、人を選び、わたしたちの愛するバルナバとパウロとに同行させて、そちらに派遣することを、わたしたちは満場一致で決定しました。
15:26 このバルナバとパウロは、わたしたちの主イエス・キリストの名のために身を献げている人たちです。
15:27 それで、ユダとシラスを選んで派遣しますが、彼らは同じことを口頭でも説明するでしょう。
15:28 聖霊とわたしたちは、次の必要な事柄以外、一切あなたがたに重荷を負わせないことに決めました。
15:29 すなわち、偶像に献げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることです。以上を慎めばよいのです。健康を祈ります。」
15:30 さて、彼ら一同は見送りを受けて出発し、アンティオキアに到着すると、信者全体を集めて手紙を手渡した。
15:31 彼らはそれを読み、励ましに満ちた決定を知って喜んだ。
15:32 ユダとシラスは預言する者でもあったので、いろいろと話をして兄弟たちを励まし力づけ、
15:33 しばらくここに滞在した後、兄弟たちから送別の挨拶を受けて見送られ、自分たちを派遣した人々のところへ帰って行った。
15:34 しかし、シラスはそこにとどまることにした。
15:35 しかし、パウロとバルナバはアンティオキアにとどまって教え、他の多くの人と一緒に主の言葉の福音を告げ知らせた。


使徒15章の箇所には、異邦人が入信する際、割礼を受けるべきかどうかといったことなどについて論争が起こっていたため、教会としてどう対処すべきか話し合いが行われ、偶像に献げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることなどを守っていれば良いということが決められ、異邦人へそのことを通達していくように決められたことが記されている。
「偶像に捧げらた肉や、みだらな行いを避けよ」ということは、キリストの十字架の贖いに頼る事をやめることに通じているからであるろう。
28節の箇所には「聖霊とわたしたちは、次の必要な事柄以外、一切あなたがたに重荷を負わせないことに決めました。」と記されているが、必要なことはそう多くはないし、必要ではないことに必要以上にこだわり、激しい意見の対立や論争を続けていくことは好ましいことではない。
教会は、聖霊の働かられるところである。
必要なことが守られていれば、あとは比較的自由に判断しても良いといったおおらかさも大切であろう。
なにより教会とは、喜びと平安にあふれているところであるはずである。
無意味な議論に明け暮れ、互いにギスギスした関係になろうとしてはいないだろうか。
大切にすべきことは、お互い主に救われた者であるという認識と、神がその人を今も愛しておられるという事実である。
裁かれていい人などいないし、ましてや、イエス様が赦された人を我々が勝手に裁いていいはずがない。
イエス様が赦されている人を我々が勝手に許さないのだとしたら、それこそ、イエス様の十字架の贖いの御業に反し、これを否定することになってしまうのである。
偶像礼拝を避け、みだらな行いを慎み、兄弟姉妹を裁くような仕方でイエス様の十字架による贖いを無駄にしてしまうような言動は避け、お互いに主によって赦されたものであると言う事を確かめながら、共に喜びと平安のうちに歩んでいきたいものである。