箴言 17:1 乾いたパンの一片しかなくとも平安があれば いけにえの肉で家を満たして争うよりよい。
17:2 成功をもたらす僕は恥をもたらす息子を支配し その兄弟と共に嗣業の分配にあずかる。
17:3 銀にはるつぼ、金には炉、心を試すのは主。
17:4 悪事をはたらく者は悪の唇に耳を傾け 偽る者は滅亡の舌に耳を向ける。
17:5 貧しい人を嘲る者は造り主をみくびる者。災いのときに喜ぶ者は赦されない。
詩篇 12:1 指揮者によって。第八調。賛歌。ダビデの詩。
12:2 主よ、お救いください。主の慈しみに生きる人は絶え 人の子らの中から 信仰のある人は消え去りました。
12:3 人は友に向かって偽りを言い 滑らかな唇、二心をもって話します。
12:4 主よ、すべて滅ぼしてください 滑らかな唇と威張って語る舌を。
12:5 彼らは言います。「舌によって力を振るおう。自分の唇は自分のためだ。わたしたちに主人などはない。」
12:6 主は言われます。「虐げに苦しむ者と 呻いている貧しい者のために 今、わたしは立ち上がり 彼らがあえぎ望む救いを与えよう。」
12:7 主の仰せは清い。土の炉で七たび練り清めた銀。
12:8 主よ、あなたはその仰せを守り この代からとこしえに至るまで わたしたちを見守ってくださいます。
12:9 主に逆らう者は勝手にふるまいます 人の子らの中に 卑しむべきことがもてはやされるこのとき。
1コリント 9:19 わたしは、だれに対しても自由な者ですが、すべての人の奴隷になりました。できるだけ多くの人を得るためです。
9:20 ユダヤ人に対しては、ユダヤ人のようになりました。ユダヤ人を得るためです。律法に支配されている人に対しては、わたし自身はそうではないのですが、律法に支配されている人のようになりました。律法に支配されている人を得るためです。
9:21 また、わたしは神の律法を持っていないわけではなく、キリストの律法に従っているのですが、律法を持たない人に対しては、律法を持たない人のようになりました。律法を持たない人を得るためです。
9:22 弱い人に対しては、弱い人のようになりました。弱い人を得るためです。すべての人に対してすべてのものになりました。何とかして何人かでも救うためです。
9:23 福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。
マウントを取るといった言葉を聞くことがある。
他者よりも優位な立場に立ち、優越的な関係において相手を支配することで、自分にとっては都合よく事を運ぶことができるし、気分も良いから、知らず知らずのうちにそのような行動を取っててしまうのだろう。
一方、他者に仕えていくということは、それとは全く反対であり、どちらかと言うと、相手の言いなりになり、屈辱的な気持ちにさせられることがあるかもしれない。
しかし、パウロはあえてそのような生き方を選ぼうとしている。
一人でも多くの人を救いに導くために、そうしているというのだ。
彼がそのように考えたのは、もちろん、イエス様がそれ以上のことをして下さったからであり、イエス様は私たち罪人を救うために、罪人以下の扱いを受けて下さり、あの十字架で死んで下さった。
ただただ、こんな愚かな私を救うためである。
イエス様のように、あるいは、パウロのようにできなかったとしても、誰かを救いの恵みに導くために、自分に何ができるだろうか。
何の力も能力もない者が、他者より優位な立場に立ったとして、愚かで滑稽なだけであろう。
他者に仕えるところまで行かなくても、少なくとも、マウントを取るような行為は慎みたい。
自分の身の丈にあった生き方を通して、願わくは、誰かの救いのために用いて頂けるような、そんな生き方を求めていきたい。
ちなみに、マウントを取るという言葉は、サル山のボスが群れの一番上に立って、己の力を誇示していることからきているのだろう。。
私はサルではなく人間である。
他者を支配するようにではなく、他者に仕えるように創られた人間である。