喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -41ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

kikoです♪

毎日暑いですね。


子供たちも、扇風機しかない学校でふうふういいながら授業を受けています。

かわいそうに…と思いつつ、

子供たちがそろって保冷タオルを首に巻いて登校している姿はちょっと笑えますにひひ



さて、レストラングラースからは、お礼とお詫びをひとつずつ…。



まずはお礼。


本日発売のミシュランガイド、『ボンヌ・プティット・ターブル・東京』 に、

我らがグラースがめでたく掲載されましたクラッカークラッカー


4月の発売予定日から、震災の影響で3カ月遅れての発売となったこの新しいミシュランガイド。


本当に掲載されるのか?とヒヤヒヤしていました(私は危うくハゲるところでした)が、

一年経って、なんとか『東京のフランス料理店』として認識していただけたようですキラキラ



グラースのページには、お店の快適度を表すナイフフォークのマークが二つ、

赤字で記載されています。

居心地がよい、と思っていただけたのであれば、こんなうれしいことはありませんラブラブ!



これもすべて、この一年間を支えてくださった皆様のおかげです。

本当に本当にありがとうございました!

心からお礼申し上げますラブラブ



それにしても、ほんの数行のシェフ紹介欄に「趣味はオペラとバレエ」と書かれていて笑いました。

いや、本当のことではありますが、ほんの数行のスペースなのであせる

そこに食いつくのか!という感じですにひひ



機会があれば、みなさんもぜひ記事をご覧になってみてくださいね。





そしてもうひとつは、お詫び。


先日、お越しくださった皆様には一周年記念メニューのご案内を郵送させていただきました。

一年間の感謝と、一周年メニューの詳細やご予約方法を記載したダイレクトメールです。


今まで支えてくださった皆様に感謝しつつ、宛名もひとつひとつ手書きで送らせていただきました。


が!!


なんと、その一周年記念メニューのご予約先のところで、

お店の電話番号表記が間違っていたようです~ガーン


03-6440-0400

が正しい番号ですが、


手紙には

03-6440-0440


と書かれてしまっていましたあせるあせる


いつもご愛顧いただいているお客様からご指摘をいただき、もう真っ青叫び


お電話おかけ頂いて、何度かけてもつながらない…という方もいらしたようで。


あああ~、なんという失態ガーン


本当にもう、申し訳ないやらお恥ずかしいやら汗


なので、大変恐縮ではございますが、

この場を借りて皆様にお詫びを申し上げたいと思います。


本当に本当に、申し訳ございませんでした!



なんとも間抜けで頼りない私たちですが、どうぞお見捨てのなきよう、

今後とも、末永くよろしくお願い申し上げます。



以上、もうすぐ一歳の誕生日を迎えるグラースからの、

ちょっとうれしいお礼と大変お恥ずかしいお詫びのお知らせでしたあせる





kikoです♪


前回ご紹介した、グラースで使い始めた花器ですが、

せっかくなので作っていただいた工房をご紹介しておきますね。


硝子屋 PRATO PINO

http://www.pratopino.com/


シンプルでかわいい作品がいっぱいです。


レストランで使用する…というよりは、

自宅で子供たちの身近においてあげたいようなものばかり。


「コドモカビン(←お店の花器の名前です)」の箸置きバージョンもかわいかったラブラブ


こちらの工房も海岸のすぐ近くみたいなので、

ぜひ一度遊びに行ってみたいです。


夏休みの自由研究に困ったら、海水浴がてら体験教室…という手でいこうかなニコニコ



こんにちは!kikoです♪


今日は、グラースのテーブルに登場した新しい仲間をご紹介しますね。


それがこちらキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

小さな小さなグリーンですクローバー



ただ切り花を飾るのはグラースの雰囲気に合わない気がして、

ずっとテーブルには何も置かずにいました。


それが、千葉の小さな展示会で見つけた花器に一目惚れラブラブ!

小さなガラス工房で作られた、手作りの小さな小さな花器です。


前回ブログにも書いた「スガハラ」で長い間働き、ご夫婦で独立して工房を開かれたのだとか。

型も使わず、本当にひとつひとつ手作りで吹いているとおっしゃっていました。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


シンプルですが、口まで水を入れると、ぷるんとした水の球が置かれているようなデザイン。

透明なガラスの中に、手作りの温かみを感じるような作品です。




「子供が外でふとちぎってきた草も、かわいく飾れるように」

と、語ってくださったコンセプトも素敵ラブラブ



早速、大小2種類を購入し、お店のテーブルに置くことにしました。



コンセプト通り窓辺のグリーンをプチっと切って飾ったり、

季節のハーブを飾ったり…。


このさりげないナチュラルさが、グラースのテーブルにぴったりな気がしていますキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

華道の心得なんてなくても、それなりに形になってくれるのがうれしいんですよねにひひ



皆様もぜひ、ご来店の際にはテーブルのグリーンたちに目を向けてみてくださいね!




こんにちは、kikoです♪


先週の日曜日、家族で九十九里の「菅原工芸硝子」に行ってきました。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

ご存知の方も多いと思いますが、

ショープレートを始め、グラースではたくさんの「スガハラガラス」を使っています。


理由は、菅原さんの硝子はすべて手作りだから。


国内の真面目な生産者を追い求めるグラースには、

そのコンセプトといい出来上がった作品といい、実にぴったりとフィットしてくれるのですグッド!



今回、ぜひその手作りの様子をこの目で見たい!と出かけたのですが…


これはすごいキラキラ

本当に、すべてが手作業でした。



もちろん、ガラスを吹くのに型を使う部分も多いのですが、

それでも実際に吹いているのは、総勢40名というガラス職人さんたち。



熟練した職人さんも多く、デザインもすべて彼らが考案しているんだそうです。



日曜日だったので、この日の工房には10数名程度。

熱気でむせ返りそうな中、みんなTシャツで黙々と作業をしていました。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*
ちょっとだけ工房の中をパチリ☆なんだかジブリの舞台にでもなりそうな…



せっかくなので、みんなでガラス作りの体験も音譜


大まかな形と色を選んで、職人さんから直接指導してもらいます。

私たちに教えてくださったのは、塚本さんという「伝統工芸士」の方でした。


その道40年という超ベテラン!めちゃめちゃかっこいい~ ラブラブ! ラブラブ



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*
ヘラの使い方など、ひとりずつ丁寧に指導してくれます。


初回&子供は、伸ばしという手法で。

単純に、1200度(!)に熱したガラスをコテで伸ばして形を作っていくだけです。




簡単そうですが、固まってしまうまでの時間、わずか90秒!

しかもこの塊から放出される熱気がすごいんですショック!

伸ばすのには結構力もいるし、全然思うようにいきませんあせる



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

子供たちも真剣!



そして出来上がったのはこちら~クラッカー


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

右上矢印手前が喜八郎、奥が私の作品ですチョキ

色は選べますが、どう出てくるかは冷めてみないと分かりません。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

右上矢印こちらは子供たち。ふたりとも、二色使いがきれいに出ましたキラキラ

手前がお姉ちゃん作のお皿、奥が弟作のコップ。花瓶じゃないですよ~にひひ




体験の後、塚本さんが大ヒット作「エア入りグラス」を作っているところを見せてもらいました。

あまりに興味津々に見ていたせいか、すぐ近くまで来て見ていいよ…と。


本当にひとつひとつ、形を整えて口で吹いていくんです!


これはさすがに型を使った製品ですが、それでも、ちょっとでも状態が悪いものはその場で廃棄。

ロスも多いのが、手作りの難しいところだと話していました。

それでも一日に120個ぐらいは作るとか。


この灼熱地獄のような中で…脱帽ですガーン



今までお店で使っていたガラスにも、なんだかますます愛着がわいてしまいました。

あまりたくさんは購入できませんが、少しずつ菅原アイテムも増やしていきたいなラブラブ



菅原の工房は、いつでもガラス作りを体験できます。

海も近く自然も豊かなところなので、夏休みなど、お子様と出かけるには本当にお勧めです。


HPから体験の予約もできますよグッド!

http://www.sugahara.com/



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*
ショップには、青山店にないようなものもたくさん…

とくに、その場限りの「試作品」は出会いのタイミング次第だとか!



涼やかなガラス食器に込められた、熱い職人魂を垣間見た一日でしたニコニコ





毎日、すっきりしないお天気が続いていますね。


じめっとした空気を吹き飛ばすため、

グラースでは、景気よくブルゴーニュワインのイベントを実施いたします!クラッカークラッカー



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


ブルゴーニュの素晴らしい生産者による特別なワインたちを一堂にそろえ、

グラース自慢の野菜コースと一緒に楽しんで頂こうという特別イベントキラキラ



お楽しみいただけるワインとお料理はこちらですワイン

ブルゴーニュ好きにはたまらないラインナップですよ~ラブラブ



************* Menu et Vin ****************


Amuse-Bouche アミューズ・ブーシュ

   & Macon Verzé 08  (Leflaive) ¥7,000


Gaspacho de Legumes d’ete 夏野菜のガスパチョ

   & Puligny Montrachet 1er Cru Garenne 07 

          (Jean Rijkert) ¥11,000


Mijoté de Lègumes 自然栽培野菜のミジョテ

   & Meursault 1er Cru 96  (Leroy) ¥29,000


Riso トウモロコシのリーゾ ジュ・ド・ブイアベース

   & Gevrey Chambertin 1er cru Comb aux moine 01

                  (Rene Lecrerc) ¥19,500


Declinaizon 旬野菜のデクリネゾン 温製サラダ仕立て

   & Morey St.-Denis 1er cru 75  (Bouchard)¥31,000



*ワインのコンディションにより、銘柄が変更となる場合がございます。
*各ワインの量は限られますのでご了承ください☆


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通常はグラスでお出しできないようなワインも、ここぞとばかり放出します。
放出してしまうと、おそらくもう二度と出てきません汗


ワイン好きのみなさま、どうぞこの機会をお見逃しなく!




 【日時】 6月25日(土)12時~
 【場所】 レストラン・グラース
 【参加費】 お一人様 ¥
12,600(税・サービス料込)

 【定員】 1216名様




*お申込み&お問い合わせはこちら♪

   レストラン graceグラース kihachiro HACHISUKA
    TEL : 03-6440-0400 (担当/蜂須賀)
    E-mail : contact@gracetokyo.com