喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -22ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

こちら、最近ディナーのコースでお出ししているフルーツキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

なんだかわかりますか?


オレンジ色は、沖縄産のマンゴー

そして上のショッキングピンクは、ドラゴンフルーツをそのまま固めたジュレです。


目に鮮やかなだけでなく、濃厚なマンゴーの味わいとドラゴンフルーツの独特な風味が溶け合って、

まさにトロピカルな一皿になりましたラブラブ



南国から届いた真夏の果実。

ほんのわずかな期間しか登場しませんが、夏のコース料理を彩る素敵なアクセントですニコニコ



グラースの夏休み企画、味覚のイベントが無事終了しました。


最初は、「基本の四味」を体験してもらう味覚のレッスン。

しょっぱい、すっぱい、にがい、あまい、と、それぞれの味を体験してもらい、

自分たちの五感を使えば食べることが楽しくなる!ということを学びます。


そのあとは、グラースのコース料理を親子で楽しむランチタイムラブラブ

お料理には、学んだばかりの基本の四味が確認できるような仕掛けがしてあります。


「あまい」がわかるコーンスープ、

「すっぱい」がわかる野菜のミジョテ、

さくっとした食感や、素材につけた塩味がわかる、ホロホロ鶏のささ身ディアブル仕立て

そしてデザートには、

「にがい」がわかる濃厚なチョコレートのガトー。


コースのボリュームが多かったので食べきれない子もいたようですが、

みんな最初のお話を思い出し、苦手なものでも少しずつチャレンジして食べている様子がわかりました。


コース料理はどうしても待ち時間があるので、子供にとってはなかなか辛いものだったと思うのですが、

みんなとてもお行儀よく、最後までしっかり椅子に座って食事をしていましたグッド!


そんな頑張った子供たちへのご褒美は、「たっくん」によるお楽しみのパフォーマンス!キラキラ



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


Eテレの「ふしぎがいっぱい3年生」 という番組でナビゲーターをしている「たっくん」

番組を見ている子供たちもいたので、登場した瞬間から目の輝きが違います(笑)


四味の復習を絡めてのマジックや、鮮やかな手つきの風船アートをたっぷりと楽しみ、

最後には風船のお土産もしっかりもらって、ちょっと緊張気味だった子供たちも満面の笑顔にニコニコ


レストランで過ごす夏休みの一日、子供たちの楽しい思い出になったのではないでしょうか。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

うちの子供たちもちゃっかりもらってました~ラブラブ可愛い!


今回、とてもこじんまりとした会になりましたが、やっぱりやってよかったなあと思います。


小さなことでも、大切なのは続けていくこと。

これからも、未来を担う子供たちのために「フランス料理店ができること」

コツコツと続けていきたいと思います。



・・に乗っているわけではないんですが汗


メルセデスベンツのファッション・カルチャーサイト「mb!」

グラースをご紹介いただきました~クラッカー


http://mb.mercedes-benz.com/ja_JP/article/2213/KIHACHIRO+HACHISUKA's+devotion+to+vegetables



なんども取材や撮影に足を運んでいただいて、

どんなサイトになるんだろう?と楽しみにしていましたが、出来上がりは流石ラブラブ


ものすごく詳細な紹介文と、ものすごくきれいな写真をたくさん載せていただいてます。

ぜひみなさまもご一読ください。


メルセデス会員の方には、カヌレのプレゼントもありますよニコニコ




 

昨日で、2周年の記念メニューも無事に終了しました。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

記念のお花をいただいたり、プレゼントをいただいたり、

そしてたくさんのお祝いのメッセージをいただいたり。


改めて、支えてくれる皆様の気持ちに心から感謝をしたお誕生日でした。

本当に本当に、どうもありがとうございました。



「石の上にも3年」

といいますから、2年なんてまだまだひよっこ。


正直、安定どころか毎日が手探りの状態で、

日々を必死で乗り切りながらなんとかここまでたどり着いた…というのが実感です。


でも、ここで立ち止まるわけにはいかない。


「グラース」というレストランは、まだまだ未完成です。

もっとこうしたほうがいい、あんなこともしたいということがたくさんあります。


グラースを愛してくださるお客様のために、

真摯な仕事で美味しい食材を提供してくれる生産者の方々のために、

そして、これからの日本の「食文化」のために。


「存在する意義のあるレストラン」を目指して、

もっともっと進化し続けていきたいと思います。

二周年メニューで登場しているワインたちがこちらニコニコ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

日本ワインやら自然派ワインやらいろいろで、なんとも賑やかなラインナップですキラキラ


この子たち以外にも、その日によってちらほらといろんなワインが登場しますが、

どれもこれも、とても「グラースらしい」ワインばかりです。


今回、二周年を迎えるにあたって意識したのは、

ほかでもない、この「グラースらしさ」


それぞれのお料理に合うセレクションであることはもちろんですが、

グラースがこれまで目指してきたもの、これから目指していこうとするものが伝わるようなワインを選んだつもりです。


これは、お料理に関しても同じこと。


今回の二周年メニューでは、グラースの独自性や目標が、

素材選びから盛り付けに至るまでしっかりと表現されていると思います。


そしてこのお料理とワインで表現される「マリアージュ」こそが、

グラースが最も大切にしているもののひとつです。


料理だけでなく、ワインだけでなく。


料理とワインが重なり合うことで初めて生まれる「マリアージュ」の楽しさや豊かさを、

今回のコースを通して、少しでも感じていただけたら嬉しいなと思います。



二周年メニューも、残すところあと3日。


魂のこもったワインとお料理が、皆さまに至福のひとときを与えてくれますようにラブラブ