タイ→マレーシア鉄道の旅 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


バンコク→スンガイコーロックまで22時間27分の旅はまだ始まったばかり。

生ぬるい風を浴びながら列車は南下しています。


車内販売でガパオライス?40B(160円)

以前は20Bだった。タイも年々物価が上がっており、初めて来た1991年はラーメンが7B、今は35Bくらいかな。

車内売りの焼き鳥は91年当時10B、ご飯5Bだった。

円バーツのレートは当時とはほぼ同じ1B=4円。

昔のバーツの価値は1B=20円(5B=100円)くらいで考えると、だいたいぼられずに済むな、と考えていました。

今は1B=10円くらいが妥当かな。



スプリンターと交換

17:29 王宮待合室のあるホアヒン。ここのビーチには91年以来、何回も訪れています。



夕方6時頃から寝台のセットがはじまりました。

そろそろ横になりたいと思っていたので早めの作業で助かります。

座席車も空いているので、気分転換は座席に行けばいいので。


早速横になりますが、扇風機だけでは暑い。

ちなみに、バンコク→スンガイコーロックのノンエアコン寝台(上段)は621B(約2500円)

タイ国鉄は91年から全く値上げしていない!

円バーツレートも同じなのでそのままです。

世界どこもインフレ気味かつ円安なので、どこに行っても「高い!」としか感じないのに、これはすごい。


横になっているとしばらくして眠ってしまいました。

夜中目が覚めると気温も下がって快適でした。


1:33 駅が騒がしいくて目が覚めました。

スラタニーです。

有名なリゾート地、プーケットへのアクセス駅なので結構な乗り降りがあります。


夜汽車の雰囲気がたまらない。


ニス塗りの2等車


寝静まった寝台車


闇を走る。ドア開きっぱなしの旧型客車。

令和5年でも乗れる定期列車。素晴らしい。


夜が明けました。

ガラガラの車内が快適そうです。

91年に乗った時は寝台が取れず、座席車でしかも満席でした。

眠れぬ車内から停車駅の「カーン」という鐘を聞いていた事を思い出します。


これまた大きな駅に着いたと思ったら、早くもハジャイでした。定刻6:34のところ20分くらい早着。

駅中散策を楽しめました。


懐かしいとり唐揚げと餅米。40B(160円)

昔は15Bだから3倍くらいか。

餅米は相変わらず美味しい。