「自己同一化」という言葉があります。
簡単にいうと、あるひとつの考え方に
囚われてしまう、ということです。
そして、それと自分自身がひっついて
「私にはこれしかない！」という
行き詰まった状態になるということ。
特に自分にとっての大切な価値観とか
大事にしている信念とか
そういうものがあるときに
私はその状態を
「大切なことを大切にし過ぎてしまう」
という言い方をします。
たとえば「感謝することが大事」という考え方を
もっている人がいるとします。
そのこと自体は別に問題ないですよね。
でも、その考え方にこだわり過ぎてしまうと
それ以外がある意味「敵」にみえてしまう。
感謝する自分＝〇
感謝しないあの人＝✕
のような二軸の「対立構造」ができてしまいます。
「ただただ感謝する」という在り様が
いつの間にか
「感謝すべき」に変わってきている。
感謝する、というのはたとえ話ですが、
あなたにもないですか？
大事なことを大事にし過ぎている状態って。
（私は大いにその経験あります
）
ライフコーチの小国里恵＠京都です
40代、50代の方が
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言い方を変えるなら
大切なことを大切にしている自分に
過度に「肩入れし過ぎている」
状態っていう感じでしょうか。
だから、ある意味チカラを抜いて
自分をもう少し薄めてみても
いいのでは？
そんな話を土曜日の夜、
グループコーチングの場で皆さんとしてみました。
（他にももりだくさん！）
大事にしていることを大事にするのはいい。
でも大事にし過ぎると結局は
こぶしをギュッと握りしめ
自分をかたくなに「守って」いるということ。
そして、色が濃過ぎて
周りからは近寄りがたいかもしれないし
混ざりたくとも
混ざりようがないかもしれない。
そう言う意味で
自分を薄めたその先に、むしろ
純粋なその人そのものが
伝わるのかもしれないと
思ったのでした。
そんな話ができたのも、
みなさんが大きなテーマを
いろんな切り口で
展開してくださったからこそ。
道なき道をともにつくっていくのが今回の
「旅するグループコーチング」0期マスター
～互いを照らしともに可能性を拓いていく～
次回も楽しみにしております！
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