ブログをつうじて知り合った大切なお友だち
同じ京都の方、チカさんの記事です。
↓↓↓
いま、自らが子宮体ガンをつうじて
体験されたことを綴られています。
毎回我がことのように読んでいます。
私も同じ子宮のガン（子宮頸ガン）を
体験したものとして、
当時のことをいろいろ思い出します。
今回チカさんは、大きな病院に行く前の
クリニックでのことを書いておられました。
私もまずは個人の医院で診てもらったんです。
いわゆる《〇〇産婦人科》ってとこ。
何度かは行ったことがあったのですが、
めったにお世話にならないところ。
とってもキレイなところでした。
一般の内科みたいに老若男女いろんな人が
いるわけじゃない。
静かなフロアに音楽が流れている。
お腹の大きい方がゆったり座っておられました。
調度品も上等な感じ。
二階に上がるらせん階段はドレスも似合いそう。
まるでそこだけ時間がゆったり流れている。
そんなところに、
いま私はガンの宣告を受けに来ている、
と思いました。
（事前に電話で悪性だと知らされていました）
まるで「場違い」だと…。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ！
「がんばっている自分に優しくなれない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みをコーチとの対話で解決し
自分の人生を大切に生きていきませんか？
ライフコーチの
小国里恵（おぐにりえ）です。
その感覚は大きな病院に行ってからも
しばらく続きました。
産婦人科は残酷なところだと思ったのです。
「生まれ来るもの」と
「そうでないもの」が一緒にいるところだと。
私は「そうでないもの」だと思い込みました。
失う側の人間なのだと。
他の科であれば、程度の差こそあれ
何か「病」を抱えた患者同士であるのに。
産婦人科は【違う種類】の人たちがいると
思ったのです。
「祝福される人」と「そうでない人」
そうまるで…
私は影、相手は光。
でした。
なんて一面的な見方。
なんて一方的な感じ方。
そんな風に分けられるものではないのに。
今から思えば、何ともはや…ですが。
でもそう思ってしまった自分も
仕方ないと思います。
シンドイ時ってそうです。
ものごとを分かりやすくしたいんです。
そうすることで、
自分を守ろうとしたのだと思います。
ガンの宣告を受けてから
手術のための麻酔を受けるその瞬間まで
かなりの平静さを保っていた私でしたが、
（手術後はヘロヘロでした…）
ホントはやっぱり必死だったのですね。
そうやって、
自分と違う立場の人との間に
ビシッとガードを張らないと
やっていけなかったのだと思います。
もうとっくに時効です…。
自分を許してやろうと思います
こんなふうに心の中で
「失いゆくもの」の側に
自分を置いていた私でしたが、
その後、どちらかではないんだ、
両方あるんだ…と…
いろいろ気づく出逢いもありました。
チカさんのお陰で当時のことから
いろいろあらためて感じることがあります。
ありがとうございます。
また書こうと思います。
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