こんにちは。
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さて、今日のテーマは
「拠り所(よりどころ)」について。
「判断に迷った時の拠り所」
なんて時々聞くことないですか?
「拠り所」って、
自分の軸というか
自分の中心というか
自分の大事にしている
「判断材料」「根拠」という感じですよね。
困ったとき、迷ったときに
自分が「立ち戻る」ところ。
というのが
私の「拠り所」のイメージです。
心の拠り所として
大事な存在(家族・友人・恋人等)を
思い浮かべる人もおられるかもしれませんね。
いずれにせよ、
拠り所とは、
自分にとって
「安心できる場所」
という感じですね。
・・・・・
その「拠り所」について、
先日、元、私の職場の上司から
興味深いお話を聴きました。
それは、
「自分の拠り所に簡単に戻るな」
ということでした。
そのことはつまり
「自分の拠り所に
ずっととどまっていていいのか?」
という【問いかけ】でもありました。
なるほど、そうか…。
そんな捉え方もあるんやな。
そう思うと…
自分の拠り所とする
大切な価値観に
戻ることはとても大切。
でも、もし。
その拠り所(価値観)が
「それしかない」
「そうあるべき」ものとして、
自分をガチガチに取り囲む
「要塞」のような拠り所に
なってしまっていたとしたら…
そんな想像が駆け巡りました。
自分をしなやかに
変化させていくためにも…。
拠り所から一歩出てみることが大事。
まるで自分のコンフォート・ゾーンから
一歩踏み出してみるように。
出てみたら、
あえてしばらく戻らない選択もしてみる。
怖いけどねー。
だいじょうぶ。
行ったり来たり
出たり入ったりしている間に
自分という存在そのものが
拠り所になる。
・・・・・
そうか。
私がクライアントとして受けているコーチングも
自分のガチガチの拠り所を
徐々に手放していくことだったんだな…。
今にしてわかることがまだまだあります。