こんにちは。
対話空間・りえブロへようこそ!
上の記事について、
読者の方よりご質問をいただきました。
いちばん最後にでてくる
チャンクアップ・チャンクダウンってなんですか?
というご質問です。
ありがとうございます!
まず、
「チャンク」とは
「かたまり」という意味。
そのかたまりを
小さくほぐしていくのが、チャンクダウン。
大きくまとめていくのが、チャンクアップ。
これ、実は普段から
やっていることです。
たとえば、会議とか話合いの場面。
最初はぼんやりした話だったのが、
意味や輪郭がハッキリしてきて
中身がどんどん具体化していく。
(チャンクダウンしていますね)
でもでも、しばらくして…
あれ??
あと一歩のところで話が止まる。
これ以上の意見が出ない。
おんなじ話が
ぐるぐるぐるぐる
回っているだけー
(いわゆる煮詰まった状態ね)
そんな時のひとこと。
「えーっと。
そもそも、
この話合いの目的って
なんでしたっけ?」
(ハイ、これチャンクアップですね)
一挙に視界が
ぷわーッと上に
引きあがった感じ。
そもそもの目的を再度共有することで、
本質が、大事なことが、
見えてくる。
うん、視界良好!
煮詰まっていた話し合いを
やり直せる感じがする!!
一方、チャンクダウンは
どんどん深堀りしていく感じ。
なんだか、
話し合いが抽象的過ぎて、
空中戦になっているとき。
そんなときに
「じゃあ、
そろそろ。
このあたりから
話の中身に入っていきましょうか。」
例えばいまの話を
もう少し違う言い方にすると
どうなりますか?
もっと、詳しく説明していただけますか?
そうやって
具体的な内容や行動が
どんどん見えてくる!!
これ、どっちがいいとか悪いとか
というものではありません。
要は、
そろそろと
そもそもの世界を
自由に行き来できること。
そして、
その場にいる
あなたが。
状況をみて
勇気をもって
場の世界を切り替えること。
今は幹なのか枝葉なのか
コーチングにおける
チャンクアップと
チャンクダウン
クライアントの大きな目標に対して
どんどんチャンクダウンすることで
具体的行動に
たどり着くことが
できます。
具体的行動を
チャンクアップしていくことによって、
その行動の意味することや、
その本質の部分が
明確になっていきます。
さあ、
ふたつの世界を
仲間とともに
自由自在にいったりきたり。
楽しんでみませんか!