ここで一言 -11ページ目

コーヒーが不味かった日【1】

朝、近くの食堂で飲んだコーヒーが不味かった。

「ああ。なんか今日の出だし良くないな。」

そう思った。ダメージ1。

荷物はすでにチェックアウトの準備をしていたので、宿に戻ってチェックアウトをしようと、その前にトイレに行ったら、少し遅れ気味だった生理がやっと来た。

…今日から移動が続くのに…アフリカの移動は一度出発したら休憩無いのに…。やっぱり今日はなんか良くない。ダメージ2。

昨晩のチンチョンチャンなジャンキーおばあちゃんではない別のおばちゃん娼婦達に、今日の目的地への行き方を訊ねたところ、洋服がズリ落ちておっぱい見えているのに隠そうともせずに行き方を教えてくれるので、「乳、出てますよ」と言って彼女の服を戻しながら行き方を聞いていた。おばちゃんのヨレヨレ乳見てもパワーアップはしない。よってダメージ2のまま、次のステージへ。

数人がかりで押さないとエンジンのかからないオンボロタクシーに乗って、マユセジャンという、国境を越えてセネガルのベリンガラまで行ってくれるトラック乗り場に向かった。

そこには、自称TVにも出ているという、腹話術をするトラックのサービス係(荷物を載せたりなんだりする)がいた。彼の芸に負けじと私も対抗し続け、近所の小学生達の間で、私とガンビアコメディアンのコンビが人気者になる。1パワーアップしてダメージ1。

トラックの荷台に作られたベンチに座って国境へ移動する。背中に木の枝がバシバシ当たる。後で確認したら私のシャツはビリビリになっていた。ダメージ2に戻る。

そしてガンビア出国の国境・・・

つづく。