コーヒーが不味かった日【2】
そしてガンビア出国の国境・・・
掘立小屋の狭いイミグレの中で、私も同行者もスムーズに出国スタンプをもらったその瞬間「stay here」と言われたので、私は「絶対賄賂要求される。」と思って、知らん顔して外に出た。しかし、同行者はそこで立ち止った。そして賄賂要求をされたらしい。彼が要求に対して理由を尋ねると、さっさと外に出て行った私を警察が大声で呼び寄せた。仕方が無いのでイミグレに戻った。
「パスポートを見せろ」と、さっき自分自身でパスポートを確認して、スタンプを押した警察本人が言ってきた。
同行者がパスポートを見せるが、引き渡しは一度拒否するものの、結局警察にパスポートをとられた。
私もパスポートを開く。開いて彼の押したスタンプのページを開いた。けれど、断固としてパスポートを警察には渡さなかった。
警察「見せろ!」
はみ「だから見せています。」
警察「渡せ!」
はみ「NO.渡す理由を聞かせてくれなければ渡さない。」
私がこう言ったことで「女だけ、バッセの警察に連れていく」と言いだした。
トラックの運転手は「オレはもう行くぞ!」と怒鳴っている。
私1人だったら意地になってバッセの警察でも何でも戻ってやったと思う。そして徹底的に戦っていたと思う。けれど、私には同行者がいる。彼に迷惑をかけるわけにいかない。けれど、こんなクソどもに賄賂を渡すのは絶対に嫌だ。
そこで、泣きまねをしてみた…が、これは効果が無いことがわかって3秒でやめた。
次に、英語がわからないふりをしてみた。
これは少し効果があった。
警察がワーワー「女がNoと、警察の要求を拒否したから我々はお前を連行する」と、さっきと同様のことを言っているが、私はいきなりキョトンとして同行者に「何て言っているの?」みたいな不安な表情を向けた。同行者がすぐに「すみません。彼女は英語がわからないので、さっき、Noと答えたことは、彼女は貴方達の言っている意味を理解していなかったのです。」と、伝えた。
少し効果はあったものの、それでもバッセに私を連行する。お前はセネガルには行けない、ワッハッハ!みたいな感じのことを言っている。胸糞悪いが、ひたすらキョトンとし続け、警察への対応は同行者に任せる形をとり続けた…けれど…途中で我慢の限界がきた。
「わかりました。バッセに戻ります。けれど、その前にあなた達のボスと電話で話をさせてください。それとあなたの政府と、日本大使館にも電話をかけたい。」と言った。
「お、俺達のボスならバッセで話せ!!」と、少し動揺してきた。
そこで、それでも下手にまわり続けていればよかったのだけれど、またカーッ!としてきてしまった私は「No!!私は、いますぐここで話したいんだ!!!!」と怒鳴ってしまった。
掘立小屋のイミグレにいる他の人間もワーワーうるさいし、トラックのオヤジは「トラックを出すぞ!」とうるさいし、同行者は「彼女は生理なんです!」という主張をしはじめているし、私は「ここでボスと話をさせろ!!!」と怒鳴っているし…もう、この掘立小屋はイミグレではなく、動物小屋だった。
最終的に「私が彼らにIm sorryと言う」ということで、私達は賄賂なしで、連行もなしでガンビアを出ても良いというお許しをいただいた(←皮肉)。
ボスとか政府とか日本大使館って単語を私が言いだしたから、まずいって思っただけのくせに…私が悪かったということを認める形をとらせるなんて…悔しい…悔しい…が、泣きそうな顔で「Im sorry.thank you....」と弱弱しく言って、警察にこっちから握手まで求めて「thank you」を連呼しながらトラックに乗った。
そしてトラックが走りだすと同時に、私はイミグレに向かって「バァァァカ!!バーーーカ!!」と叫んだ。
もう、一気にダメージ100である。
さらにつづく。
掘立小屋の狭いイミグレの中で、私も同行者もスムーズに出国スタンプをもらったその瞬間「stay here」と言われたので、私は「絶対賄賂要求される。」と思って、知らん顔して外に出た。しかし、同行者はそこで立ち止った。そして賄賂要求をされたらしい。彼が要求に対して理由を尋ねると、さっさと外に出て行った私を警察が大声で呼び寄せた。仕方が無いのでイミグレに戻った。
「パスポートを見せろ」と、さっき自分自身でパスポートを確認して、スタンプを押した警察本人が言ってきた。
同行者がパスポートを見せるが、引き渡しは一度拒否するものの、結局警察にパスポートをとられた。
私もパスポートを開く。開いて彼の押したスタンプのページを開いた。けれど、断固としてパスポートを警察には渡さなかった。
警察「見せろ!」
はみ「だから見せています。」
警察「渡せ!」
はみ「NO.渡す理由を聞かせてくれなければ渡さない。」
私がこう言ったことで「女だけ、バッセの警察に連れていく」と言いだした。
トラックの運転手は「オレはもう行くぞ!」と怒鳴っている。
私1人だったら意地になってバッセの警察でも何でも戻ってやったと思う。そして徹底的に戦っていたと思う。けれど、私には同行者がいる。彼に迷惑をかけるわけにいかない。けれど、こんなクソどもに賄賂を渡すのは絶対に嫌だ。
そこで、泣きまねをしてみた…が、これは効果が無いことがわかって3秒でやめた。
次に、英語がわからないふりをしてみた。
これは少し効果があった。
警察がワーワー「女がNoと、警察の要求を拒否したから我々はお前を連行する」と、さっきと同様のことを言っているが、私はいきなりキョトンとして同行者に「何て言っているの?」みたいな不安な表情を向けた。同行者がすぐに「すみません。彼女は英語がわからないので、さっき、Noと答えたことは、彼女は貴方達の言っている意味を理解していなかったのです。」と、伝えた。
少し効果はあったものの、それでもバッセに私を連行する。お前はセネガルには行けない、ワッハッハ!みたいな感じのことを言っている。胸糞悪いが、ひたすらキョトンとし続け、警察への対応は同行者に任せる形をとり続けた…けれど…途中で我慢の限界がきた。
「わかりました。バッセに戻ります。けれど、その前にあなた達のボスと電話で話をさせてください。それとあなたの政府と、日本大使館にも電話をかけたい。」と言った。
「お、俺達のボスならバッセで話せ!!」と、少し動揺してきた。
そこで、それでも下手にまわり続けていればよかったのだけれど、またカーッ!としてきてしまった私は「No!!私は、いますぐここで話したいんだ!!!!」と怒鳴ってしまった。
掘立小屋のイミグレにいる他の人間もワーワーうるさいし、トラックのオヤジは「トラックを出すぞ!」とうるさいし、同行者は「彼女は生理なんです!」という主張をしはじめているし、私は「ここでボスと話をさせろ!!!」と怒鳴っているし…もう、この掘立小屋はイミグレではなく、動物小屋だった。
最終的に「私が彼らにIm sorryと言う」ということで、私達は賄賂なしで、連行もなしでガンビアを出ても良いというお許しをいただいた(←皮肉)。
ボスとか政府とか日本大使館って単語を私が言いだしたから、まずいって思っただけのくせに…私が悪かったということを認める形をとらせるなんて…悔しい…悔しい…が、泣きそうな顔で「Im sorry.thank you....」と弱弱しく言って、警察にこっちから握手まで求めて「thank you」を連呼しながらトラックに乗った。
そしてトラックが走りだすと同時に、私はイミグレに向かって「バァァァカ!!バーーーカ!!」と叫んだ。
もう、一気にダメージ100である。
さらにつづく。