41 ゴールデンカムイ・アイヌ・北海道小辞典      41話 煌めく | 国内旅行と歴史調査 家系図調査 北海道小辞典

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きらめく【煌めく】

  きらきらと輝いている。 美しく光り輝く。 きらきらする。

  はでなふるまいをする。

 

せんじょう【戦場】

  戦いの場所。

すぎもと【杉元】⇒すぎもとさいち【杉元佐一】

すぎもとさいち【杉元佐一】

  元陸軍軍人で、

  日露戦争では普通ならば助からないような傷でも持ち直し、

  鬼神のごとき活躍から不死身の杉元の異名で呼ばれていた。

  戦死した親友・剣持寅次の妻で、

  かつて相思相愛の仲であった剣持梅子の眼病をアメリカで治療するため、

  一攫千金を目指して北海道へ砂金採りに赴く。

  そこでアイヌの埋蔵金の噂を耳にしてからは、

  現地で出会った少女アシㇼパと共に入れ墨の脱獄囚を追うことになる。

 

ぜんりょく【全力】

  出せる限りの力。

 

だいしちしだん【第七師団】

  大日本帝国陸軍の精鋭部隊。

レプンカムイ【アイヌ語:repunkamuy】

  沖にいる神。[<rep(沖)un(にいる)kamuy(神)]

アシㇼパ【アイヌの少女】

  羆に襲われていた杉元佐一を助けた、アイヌの少女。

  父親と因縁のある、

  アイヌの隠し金塊の位置を記したという刺青の脱獄囚の話を

  杉元から聞き、彼に協力する事にした。

 「レタㇻ」という白いエゾオオカミを友としている。

 

しらいし【白石】⇒しらいしよしたけ【白石由竹】

しらいしよしたけ【白石由竹】

  入れ墨を持つ脱獄囚の一人。

 「明治の脱獄王」と呼ばれた脱走の天才。

  生まれつき関節が柔らかく、

  自在に外して狭い隙間を出入りできる特異な体質に加え、

  脱獄に用いる小細工を用意しそれを体内に隠せる器用さ、

  自身の入獄した施設の特徴や死角を見抜く優れた観察眼を

  活かして数々の監獄からの脱獄を成功させている。

 

へんみかずお【辺見和雄】

  刺青を持つ脱獄囚の一人。

  物腰が柔らかく口調も丁寧。

  小柄で少し子供っぽい容姿。

  囚人達の中でも極めて凶悪かつ最低な殺人鬼であり、

  日本各地を放浪しながらこれまでにも百人以上を殺害している。

  殺した相手の背中に「目」という文字を付けるのが特徴。

 

よりくじら【寄りクジラ・寄り鯨】

  座礁して身動きの取れなくなった鯨のこと。

  古来、日本では重要な資源として重宝され、

  信仰の対象にもなった。

シャチ【鯱】

  海で暮らす哺乳類。

  クジラやイルカの仲間に分類される。

  おもに水温が低い北太平洋東部、北極、南極の沿岸に生息する。

  極地から赤道直下まで世界のあらゆる海域で見られる。

  肉食で海の食物連鎖の頂点に立ち、

  シャチを襲う天敵はいない。

 

イソヤンケクル【アイヌ語:isoyankekur  iso-yanke-kur】

  クジラを・浜へ上げる・神。 

イコイキカムイ【アイヌ語:i-koyki kamy】

  アイヌ民族に伝わるシャチの姿をした海神の中でも最高位とされる神。

 イコイキ【アイヌ語:i-koyki】

  痛めつける。

リコシノッ【アイヌ語:】

  ヒグマの投げ上げ。

  ヒグマは獲物を何度も投げ上げて

  地面にたたき落とす事を繰り返し弄ぶ。

アイヌ

  北は樺太から

  北東の千島列島・カムチャツカ半島、北海道を経て、

  南は本州北部にまたがる地域に居住していた民族である。

 

にしん【鰊】

  にしん科の海魚。北海道など北方の海でとれる。

  食用、また肥料・油の原料などにし、用途が広い。

  別称、かど。

くじら【鯨・鯢】

  哺乳類のクジラ目、

  鯨偶蹄目の鯨凹歯類に属する水生動物の総称であり、

  その形態からハクジラとヒゲクジラに大別される。

しがい【死骸】

  死体。なきがら。

つける【尾行る】

  相手に気付かれないよう、秘密裏にあとをつけること。