71 ゴールデンカムイ・アイヌ・北海道小辞典 71話 職人の鑑

 

ひつじ【羊】

  うし科の家畜。灰色の柔らかい縮れ毛でおおわれ、刈って織物の原料とする。

角(つの)はらせん形。肉は食用。乳・脂肪・皮も利用される。綿羊(めんよう)。

うちがわ【内側】

  ある物や仕切りの、中のほう。 内部。 内面。

どんよく【貪欲】

  非常に欲が深いこと。強欲(ごうよく)。

おおかみ【狼】

  オオカミは現存するイヌ科の動物の中で最大の動物である。

  また、他のイヌ科の動物とは、耳やマズルがあまり尖っていないこと、

  胴体が短く、尾が長いことで区別される。

はくせい【剥製】

  動物の生時の外形を保って標本を作ること。また、そのように作ったもの。

えどがいやさく【江渡貝弥作】

  夕張の郊外にて剥製工房を営む若き職人。 奈良県出身。

だいしちしだん【第七師団】

  第7師団は大日本帝国陸軍の師団の一つ。

  北海道に置かれた常備師団として北辺の守りを担う重要師団であり、

  北海道民は畏敬の念を多分に含め、「北鎮部隊」と呼んでいた。

げいひんかん【迎賓館】

  外国の国家元首や政府の長などの国賓を迎え入れた時に、

  会食や宿泊等の接遇を行う施設。

しん【芯】

  物の中心(にある部分)。

 「柱の―」「体が―まで冷える」「ろうそくの―を切る」。

  特に、中心部の堅い所。

なら【奈良】

  近畿地方の県。

しょくにん【職人】

  主に手先の技術で物を作る職業の人。

かがみ【鑑】

  鏡。物の形をうつすもの。てほん。いましめ。

たんこうふ【炭鉱夫】

  炭鉱で採掘作業に従事する労働者

はかどろぼう【墓泥棒】 

  墓地に侵入して墓を掘り返し、

  遺体や埋葬品を再び地上に戻す行為、

  またはそれを売買することで利益を得ることを生業とすること。

ほうらく【崩落】

  崩れ落ちること。

ふんじんばくはつ【粉塵爆発】

  粉塵爆発とは、可燃性の粉塵が大気中に浮遊した状態で着火し、

  爆発を起こす現象のこと。

こうないかさい【坑内火災】

  炭鉱・鉱山などの坑内で起こる火災のこと。

がすちゅうどく【ガス中毒】

  ガスを 吸入 きゅうにゅう することによっておこる中毒 。

たんこう【炭鉱】

  石炭を掘り出す鉱山。

じこ【事故】

  ふだんとは違った、悪い出来事。

ひんぱん【頻繁】

  繰り返し繰り返し(次から次へと)行う(起こる)さま。

ぶた【豚】

  家畜の一種。ぶた。

つるみちゅうい【鶴見中尉】

  陸軍最強と謳われた大日本帝国陸軍第七師団に所属する鶴見篤四郎中尉である。