フンぺ【アイヌ語:humpe】クジラのこと。
アイヌの世界観ではあらゆるものがカムイ(神、精霊)であると
されているが、クジラ(アイヌ語でフンぺ)は
数少ない例外のひとつで、
多くの場合はそれ自体、カムイではない。
へんみかずお【辺見和雄】
刺青を持つ脱獄囚の一人。
物腰が柔らかく口調も丁寧。
小柄で少し子どもっぽい容姿。
実際には囚人達の中でも極めて凶悪かつ最低な殺人鬼であり、
日本各地を放浪しながらこれまでにも百人以上を殺害している。
殺した相手の背中に「目」という文字を付けるのが特徴。
かんしゅ【看守】
刑務所などで、囚人の監督・警備などに従事する法務事務官。
イノシシ【猪】
鯨偶蹄目イノシシ科の動物の一種。
本種を家畜化したものがブタである。
ぜつぼう【絶望】
希望がすべて消えてしまった状態
ごくあくにん【極悪人】
この上なく悪い人。
ブタ【豚】
哺乳綱鯨偶蹄目イノシシ科の動物で、
イノシシ(猪、Sus scrofa)を家畜化したもの。
アシㇼパ
羆に襲われていた杉元佐一を助けた、アイヌの少女。
父親と因縁のある、
アイヌの隠し金塊の位置を記したという刺青の脱獄囚の話を
杉元から聞き、彼に協力する事にした。
「レタㇻ」という白いエゾオオカミを友としている。
アチャポ【アイヌ語:acapo】
おじさん。伯父さん。叔父さん。
伯父さんは、父の兄。
叔父さんは、母の兄。
コタン【アイヌ語:kotan】
集落。村。
キテ【アイヌ語:キテ】
アイヌ民族が鯨などの海獣や
大形魚類の漁に使用した回転離頭銛(りとうもり)。
ヤン衆
北の海の漁師たち。
特に、にしん漁などで働く気の荒い男たちのことを
北海道でいう。
そーらんぶし【ソーラン節】
北海道の日本海沿岸の民謡。
発祥地は後志の積丹半島から余市郡にかけての地域。
ニシン漁の歌として有名である。
ていたいおんしょう【低体温症】
深部体温が35度以下になると、激しい震えや、
判断力の低下などの症状があらわれ、「低体温症」と診断される。
体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、
血圧の低下などが起こり、死に至ることもある。
自覚がないまま進行することもあるため、
高齢の人や、寒い中屋外作業をする人は注意が必要。