山のふもとで、
朝を迎える。

大山を遠くから見ると、
大きな山がひとつ、景色の中にあります。

でも、そのふもとまで行って泊まると、
翌朝の景色が変わります。

窓を開ける。
少し冷たい空気が入る。
鳥の声がする。
山の輪郭が朝の光で見えてくる。

登頂しなくてもいい。
予定を詰めなくてもいい。

今回は、大山から奥大山、蒜山へ。
「山のそばで目を覚ます」ための5つの宿を選びました。

WAKE UP WITH THE MOUNTAIN

山は、
朝にいちばん近くなる。

昼の大山には、人が集まります。

でも早朝は、
参道も、森も、高原もまだ静か。

朝の散歩をする。
山を見る。
朝食を食べる。
また外へ出る。

第一章では、砂丘から日本海を見ました。

第二章では、その海を背にして、
大山のふもとへ上がっていきます。

海と山のあいだを、今度は「高さ」でたどります。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、大山・蒜山の山容、草原、森林、眺望、周辺景観とは異なる場合があります。

FOUR MOMENTS OF MORNING

山の朝を過ごす、4つの時間

DAWN|まだ人の少ない時間に外へ出る

VIEW|山と海、両方がある地形を見る

GRASS|高原の草と風の中を歩く

BREAKFAST|最後は高原の朝ごはんへ

01 / WAKE UP AT THE TRAILHEAD

ホテル大山 しろがね

まずは、
山の入口で眠る。

大山寺エリアにあり、登山口まで徒歩約5分。

登山する人にとってはベースキャンプですが、今回は山頂を目指さなくてもいい。

朝、少し早く起きて、外へ。

まだ人の少ない参道を歩き、朝の大山を見る。山に登る前ではなく、山のそばで目を覚ますこと自体を旅にします。

TRAIL|登山口まで徒歩約5分

MORNING|朝の大山散歩

NATURE|大山の森のすぐそば

この宿の決め手|大山へ「出かける」のではなく、大山の中から一日を始められる

 

 

02 / BETWEEN THE MOUNTAIN AND THE SEA

大山参道ホテル頂

振り返ると山。
前を見ると海。

大山寺参道にある、ワンフロア1組の宿。

正面には日本海と弓ヶ浜半島。

振り返れば、大山の北壁があります。

第一章で日本海から始まった旅が、ここで一枚の景色につながる。朝、山と海の両方を見ながら、「自分はいま、その間にいる」と気づける宿です。

DAISEN|背後に大山北壁

SEA|弓ヶ浜・日本海を一望

PRIVATE|ワンフロア1組

この宿の決め手|山陰三部作の「海と山のあいだ」を、一つの窓からそのまま見られる

 

 

03 / WAKE ABOVE THE COAST

オーベルジュ 天空

さらに高い場所から、
朝の海を見る。

大山の高台にあり、眼下には弓ヶ浜半島と日本海。

すべての客室に露天風呂を備える、小さなオーベルジュです。

夕方は食事を楽しみ、夜は星を見る。

そして翌朝、同じ窓から海を見る。砂丘の目線から始まった旅が、いつの間にか海を見下ろす高さまで上がってきます。

HEIGHT|大山の高台

OCEAN|弓ヶ浜半島と日本海

BATH|全客室に露天風呂

この宿の決め手|大山のふもとから、日本海まで続く地形を「高さ」で感じられる

 

 

04 / SLEEP AT 920 METERS

休暇村 奥大山

山の裏側へ回り、
高原の夜に泊まる。

標高約920m、三方を山に囲まれた鏡ヶ成高原。

夜は外部の光が少なく、星空が大きく見える場所です。

そして朝になれば、広い草地へ。

ホテルのすぐ前から外へ出て、高原の空気を吸う。ここでは山を見るというより、「山の中の朝」に身体ごと入ります。

920M|標高約920m

STARS|山に囲まれた星空

WATER|大山のブナ林からくみ上げる天然水

この宿の決め手|大山を遠くから眺める旅から、標高920mの高原そのものに泊まる旅へ進める

 

 

05 / BREAKFAST ON THE GRASSLAND

休暇村 蒜山高原

最後は、
朝の草原へ。

山と牧草地に囲まれ、窓の向こうには蒜山三座。

草原ではジャージー牛が草を食みます。

朝食には、蒜山ジャージー牛の乳製品や高原野菜。

朝、山を見る。外を歩く。そして、その風景の中でつくられたものを食べる。第二章は「山の朝」が食卓まで届くところで終わります。

THREE PEAKS|窓から蒜山三座

JERSEY|草原で過ごすジャージー牛

BREAKFAST|乳製品と高原野菜の朝食

この宿の決め手|山の朝を「見る」だけでなく、最後に朝食として味わえる

 

 

CHOOSE YOUR MORNING

どんな山の朝を、迎える?

ホテル大山 しろがね
登山口のそばから、大山の朝へ。

大山参道ホテル頂
山と日本海、その真ん中で目を覚ます。

オーベルジュ 天空
高台から、朝の弓ヶ浜を見る。

休暇村 奥大山
標高920m、高原そのものに泊まる。

休暇村 蒜山高原
蒜山三座と草原を見ながら朝食へ。

THE MOUNTAIN IN THE MORNING

山を見るためではなく、
山のそばで目を覚ます。

第一章では、砂の向こうに海がありました。

そこから少しずつ高度を上げ、
大山のふもとへ。

参道。
北壁。
高原。
草原。

最後は蒜山三座を眺めながら朝食を食べる。

旅先の山は、遠くから見るだけのものではありません。

一晩そのそばで眠ると、
翌朝には少しだけ近い景色になります。

山のふもとで、朝を迎える。
次は山を下りて、松江・玉造の水辺へ。

※山岳・高原エリアは天候や気温が変わりやすく、道路・登山道・アクティビティ等の利用状況も季節によって変わります。朝の散策時は気温差にもご注意いただき、各施設・自治体・気象情報の最新状況をご確認ください。

砂の向こうに、
海がある。

鳥取砂丘に立つと、
目の前にあるのは砂です。

丘を上る。
風紋を見る。
足元の砂が崩れる。

そして高い場所まで来ると、
その向こうに日本海が見えてきます。

砂丘と海は、別々の景色ではありません。

海から吹く風。
海へ運ばれた砂。
海岸に続く町と小さな港。

今回は、砂の向こうにある海まで泊まりながらたどります。

SAND, WIND AND SEA

砂丘は、
海のそばにできた風景。

鳥取砂丘の砂は、もともと中国山地にあった岩石から生まれました。

川で日本海へ運ばれ、
沿岸流と風によって再び陸へ。

そうして長い時間をかけて、今の砂丘がつくられてきました。

砂を見る。
海へ出る。
港に泊まる。
浦富の海岸を歩く。

最後は海から少し離れて、岩井の湯へ。

山陰三部作は、海と陸の境目から始めます。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、鳥取砂丘、海岸、港、温泉、周辺景観とは異なる場合があります。

FOUR WAYS FROM SAND TO SEA

砂の向こうへ進む、4つの視点

SAND|まずは砂丘と風の中に立つ

SEA|砂の丘を越えて日本海を見る

PORT|海を「景色」から「暮らし」へ近づける

INLAND|最後は海から少し離れ、古い温泉へ

01 / SLEEP BETWEEN SAND AND SEA

IWADO BASE

まずは、
砂丘の続きを海辺で過ごす。

鳥取砂丘から車で約5分。

岩戸海岸の日本海を目の前にした、アウトドア型の宿泊施設です。

テントに泊まり、外で食べ、海を見て、バレルサウナへ。

鳥取砂丘を「見終わったら町へ戻る」のではなく、そのまま海岸に残る。砂と海の境目から始める第一章に、いちばん素直な一泊です。

DUNE|鳥取砂丘から車で約5分

SEA|日本海が目の前

OUTDOOR|キャンプ・サウナ・海遊び

この宿の決め手|砂丘の旅をそこで終わらせず、そのまま海までつなげられる

 

 

02 / THE SEA BECOMES A PORT

味覚のお宿 山田屋

次は、
海を港から見る。

享保八年創業。鳥取市・賀露港の目の前に建つ、小さな料理旅館です。

客室や展望風呂から見えるのは、リゾートの水平線ではなく漁港。

そこで水揚げされた魚が、その日の食卓へ上がります。

砂丘から見えていた日本海が、ここでは船や魚、人の仕事がある「暮らしの海」へ変わる。海との距離をもう一段近づけます。

PORT|目の前に賀露港

HISTORY|享保八年創業

TABLE|港の旬がそのまま食卓へ

この宿の決め手|日本海を絶景ではなく、「この町が食べて暮らす海」として感じられる

 

 

03 / LET THE BEACH BECOME THE GARDEN

シーサイド うらどめ

岩美まで来たら、
宿の庭を海にする。

浦富海岸のすぐそば。宿からビーチまで0メートル。

すべての客室から海を眺められます。

朝起きて、海を見に行く必要さえない。

窓の外に最初から海があり、外へ出れば浜がある。「海を見る予定」をつくらず、海のそばに一日いるための宿です。

ZERO|ビーチまで0メートル

ROOM|全室から海を望む

FOOD|日本海の海の幸

この宿の決め手|浦富海岸を観光地ではなく、「宿のすぐ外にある日常」にできる

 

 

04 / TEN SECONDS TO THE SEA

INDIGO GEO HOUSE 2・3

今度は、
海を部屋の中まで近づける。

浦富海岸にある、オーシャンビューの一棟貸しヴィラ。

寝室の大きな窓の先には静かなビーチ。

海までは徒歩約10秒です。

朝、カーテンを開ける。その時点でもう海辺にいる。海へ「出かける」のではなく、海を一晩ずっと部屋のそばに置いておくような滞在です。

10 SEC|ビーチまで徒歩約10秒

VILLA|一棟貸切のデザイナーズハウス

SAUNA|ロウリュ付きサウナ

この宿の決め手|海岸までの「移動」をほとんどなくして、浦富の海そのものに泊まれる

 

 

05 / LEAVE THE SEA, FOLLOW THE WATER

岩井温泉 岩井屋

最後は海を離れて、
水を山側へ追う。

浦富海岸から少し内陸へ入った岩井温泉。

山陰最古級とされる温泉地には、頭から湯をかぶる「湯かむり」の文化が今も残っています。

岩井屋では、湯船の底から源泉が湧く深い浴槽へ。

砂と海を追ってきた一日の最後に、今度は地面から出てくる水へ入る。次の章「山のふもと」へ向かう前に、少しだけ内陸へ戻ります。

IWAI|山陰最古級の岩井温泉

YUKAMURI|湯を頭からかぶる独特の温泉文化

SOURCE|湯底から自然湧出する源泉

この宿の決め手|海だけで終わらず、「山陰の水」を海岸から山側へつなげられる

 

 

HOW CLOSE TO THE SEA?

砂の向こうで、どこに泊まる?

IWADO BASE
砂丘の続きを、そのまま岩戸海岸へ。

味覚のお宿 山田屋
日本海を、賀露港の暮らしから見る。

シーサイド うらどめ
宿を出たら、もう浦富の浜。

INDIGO GEO HOUSE 2・3
窓の外の海まで、徒歩約10秒。

岩井屋
最後は海から離れ、古い温泉へ。

BEYOND THE SAND

砂の向こうには、
ずっと海がありました。

砂丘を上る。

海を見る。
港に泊まる。
浜のそばで朝を迎える。

そして最後は、
海から少し離れて温泉へ。

鳥取の砂は、海と山のあいだで生まれた景色です。

砂の向こうに、海がある。
そして海の向こうには、次の山がある。

「海と山のあいだを、ゆっくり西へ。」
山陰三部作を、ここから始めます。

※海況、砂丘・海岸の散策状況、アウトドア設備、サウナ、温泉、料理内容などは季節・天候・宿泊プランによって変わります。海岸部では強風や高波となる場合もあるため、各施設・自治体・気象情報の最新状況をご確認ください。

島は、日が沈んでから
近くなる。

離島へ行くと、
つい帰りの船の時間を気にしてしまいます。

海を見る。
集落を歩く。
写真を撮る。
そして港へ戻る。

でも今回は、帰りません。

竹富の白砂の道に夕方が来る。
西表の森が暗くなる。
石垣の海に星が映り始める。

昼の観光が終わったあとまで島に残る、5つの宿を選びました。

AFTER THE LAST LIGHT

島を見る旅から、
島の一日を最後まで過ごす旅へ。

夕方になると、島から少しずつ人が減っていきます。

白砂の道に長い影が伸びる。
西の水平線が赤くなる。
森の音が昼とは変わる。

そして暗くなると、
今度は空の存在が大きくなります。

夕日を見て終わりではなく、
そのあとに来る夜まで残る。

沖縄三部作の最後は、
「泊まった人だけが見る島の時間」へ。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、集落、海、夕景、星空、森林、周辺景観とは異なる場合があります。

FOUR HOURS AFTER DAYTIME

島に泊まって出会う、4つの時間

DUSK|昼の光が薄くなるまで外に残る

STREET|人が減った集落をゆっくり歩く

NIGHT|森や海が暗くなっていく音を聞く

STARS|最後は灯りの少ない島の空を見る

01 / STAY AFTER THE DAY TRIPPERS LEAVE

ホテルピースアイランド竹富島

まずは、
竹富島から帰らない。

赤瓦屋根の客室が並ぶ、竹富島の宿。

夕日の名所・西桟橋までは徒歩約7分です。

夕方、西桟橋まで歩く。
海へ日が沈んだら、港ではなく宿へ戻る。

日帰りで訪れる竹富島とは、そこで一日の流れが変わります。夜になるまで白砂の道と赤瓦の集落に残れることが、この宿を選ぶ理由です。

RED TILE|竹富らしい赤瓦屋根

SUNSET|西桟橋まで徒歩約7分

STAY|日帰り客が帰ったあとも島に残る

この宿の決め手|竹富島を「昼に訪れる島」から、「夜まで暮らす島」へ変えられる

 

02 / WATCH THE SUN LEAVE IRIOMOTE

ホテル星立 西表島

西表では、
夕日から星まで待ってみる。

西表島西部の星立集落にある宿。

背後には亜熱帯の森、目の前には東シナ海があります。

海へ沈む夕日を見たあと、すぐ部屋へ戻らない。

少しずつ海の色が消え、空が暗くなるのを待つ。灯りの少ない島では、夕景の次に星空が始まります。

VILLAGE|西表島西部・星立集落

SUNSET|東シナ海へ沈む夕日

STARS|満天の星と天の川

この宿の決め手|夕日を一日の終点にせず、そのまま西表の暗い夜まで過ごせる

 

03 / WHEN THE BEACH BECOMES A NIGHT SKY

西表島ホテル by 星野リゾート

昼のビーチを、
夜の場所まで使う。

世界自然遺産・西表島にある、森と海に囲まれたホテル。

ホテル前のトゥドゥマリ浜からは、水平線へ沈む夕日を望めます。

そして季節によっては、日没後に星空観賞も。

昼はビーチだった場所が、夜になると「空を見る場所」に変わる。同じ場所に長くいることで、一日の中に二つの景色が現れます。

SUNSET|トゥドゥマリ浜から見る夕日

BEACH|ジャングルと海が近い立地

STARS|季節限定の星空観賞ガイドも

この宿の決め手|同じビーチで「夕日を見る時間」から「星を見る時間」までつなげられる

 

04 / KEEP THE EVENING OUTSIDE

フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ

石垣へ戻っても、
まだ夕方を終わらせない。

石垣島西海岸に広がる、赤瓦と白壁のコテージが印象的なリゾート。

目の前には天然ビーチがあり、サンセットを眺めながら楽しむ食事も用意されています。

島巡りを終えて石垣へ戻ると、つい「旅行が終わった」ような気分になります。

でもまだ空は明るい。海辺に椅子を置き、夕方の続きを過ごす。石垣島もまた、泊まることで近くなる島です。

COAST|石垣島西海岸

VILLAGE|赤瓦と白壁のコテージ

SUNSET|海辺で過ごす夕食と夕景

この宿の決め手|離島から戻ったあとも、その日の島時間を夕暮れまで切らずに続けられる

 

05 / WAIT UNTIL THE STARS ARRIVE

石垣島ビーチホテルサンシャイン

最後は、
夕日が星に変わるまで。

石垣島西海岸のオーシャンフロントに建つホテル。

海岸沿いの遊歩道や客室から夕日を眺め、日が沈んだあとは満天の星空へ。

展望大浴場の露天風呂からも、夕景と星空を楽しめます。

昼の青い海から始まった沖縄三部作を、最後は暗い空で終わらせる。海の色が見えなくなっても、島の一日はまだ続いています。

SUNSET|西表島へ沈む夕日

BATH|夕日と星を望む露天風呂

STARS|星空ツアーも開催

この宿の決め手|沖縄の「青い海」で始めた三部作を、星空まで時間を進めて終えられる

 

STAY AFTER SUNSET

どの島の夜に、残る?

ホテルピースアイランド竹富島
日帰り客が帰ったあとの竹富島へ。

ホテル星立 西表島
海へ沈む夕日から、天の川まで。

西表島ホテル by 星野リゾート
ビーチを夕方から星空の場所へ変える。

フサキビーチリゾート
石垣に戻っても、夕方を終わらせない。

石垣島ビーチホテルサンシャイン
最後は、露天風呂から星が出るまで。

AFTER THE SUN GOES DOWN

海の青が消えても、
島はまだ終わらない。

第一章では、海から来る風を追いました。

第二章では、その風と一緒に森へ入り、
また海へ戻りました。

最後は、時間を進めます。

夕日が沈む。
集落から人が減る。
森が暗くなる。
星が出る。

島を近く感じるのは、
いちばん青い時間だけではない。

島は、日が沈んでから近くなる。
「風の向きを、たどる。」沖縄三部作を、ここで終わります。

※船の運航、夕日・星空、星空観賞プログラム、ビーチ・大浴場等の利用状況は天候や季節によって変わります。八重山の離島間移動は海況により欠航・変更となる場合があるため、各宿泊施設・船会社・気象情報の最新状況をご確認ください。