水の音が、
町を通っている。

郡上八幡を歩いていると、
何度も水に出会います。

大きな吉田川。

町家の前を流れる細い用水。

路地の奥にある湧水。

水を見るというより、
水の音を聞きながら町を歩く。

今回は、そんな郡上八幡に一晩残ります。

川のそば。
名水のそば。
古い町家の中。
そして最後は、町を見下ろす山の中腹へ。

「水の町」に泊まるための5つの宿です。

WATER RUNS THROUGH TOWN

水辺の町ではなく、
水が暮らしの中を通る町。

郡上八幡の用水は、きれいな景観をつくるためだけのものではありません。

城下町の再整備とともに水路が整えられ、
生活用水や防火にも使われてきました。

宗祇水。
水舟。
カワド。
吉田川。

水は町の外にある自然ではなく、
家と道の間まで入り込んでいます。

だから、この町では
「水を見に行く」より、
水のそばで一日を終えてみたい。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、吉田川、用水、町並み、周辺景観とは異なる場合があります。

FOUR WAYS TO HEAR THE WATER

郡上八幡の水を感じる、4つの場所

RIVER|吉田川の流れを部屋から見る

SPRING|町の地下を流れる名水に触れる

TOWN|水路のある城下町の中に泊まる

MOUNTAIN|最後は高台から水の町全体を見る

01 / SLEEP BESIDE THE RIVER

みはらや旅館

まずは、
吉田川のすぐそばに泊まる。

郡上八幡の中心を流れる吉田川沿いに建つ、小さな旅館です。

客室の窓の下には川。

宿の横から川沿いへ下りることもできます。

昼は町を歩き、夕方になったら宿へ戻る。それでも水の音は途切れない。第一章を始めるなら、いちばん素直な「川の宿」です。

YOSHIDA RIVER|吉田川沿い

ROOM|客室から川を望む

WALK|町歩きにも便利な中心部

この宿の決め手|水の町を「見る」のではなく、川のせせらぎを聞きながら眠れる

 

 

02 / WATER BENEATH THE HOUSE

郡上八幡の宿 吉田屋

次は、
家の下を流れる水へ。

吉田屋の始まりは明治13年。

現在の場所は、郡上藩家老の屋敷跡です。

宿に残る井戸は、名水百選の宗祇水と同じ水脈につながるといわれています。

鮎やうなぎも、この地下水を使った生け簀へ。

水路を歩いてきたあとに、今度は地面の下を流れる水を知る。郡上八幡の「水」が、景色から料理へ入ってくる宿です。

1880|明治13年創業

WELL|宿に残る名水の井戸

TABLE|水と鮎・うなぎがつながる食卓

この宿の決め手|郡上八幡の水を、町の景観ではなく料理の背景まで含めて感じられる

 

 

03 / STAY INSIDE THE OLD TOWN

料理旅館 備前屋

水路から、
城下町の時間へ。

備前屋は、江戸時代後半の藩校「潜竜館」の跡地に建つ料理旅館。

明治から続く宿には、日本庭園と古い旅館の時間が残っています。

外へ出れば、職人町、鍛冶屋町、柳町。

路地の脇には今も用水が流れる。建物の歴史と町の水路を一緒に歩くことで、郡上八幡が「水のある古い町」ではなく、「水によって形づくられた城下町」だったことが見えてきます。

HISTORY|江戸期の藩校跡

GARDEN|季節を映す日本庭園

CUISINE|郡上鮎や飛騨牛などの料理

この宿の決め手|用水路のある町並みと、城下町に積み重なった宿の歴史を一晩につなげられる

 

 

04 / LIVE WITH THE WATERWAYS

あさの旅館

今度は、
水路のある日常へ。

郡上八幡の町の中心にある、昔ながらの宿。

楽天トラベルの施設紹介にも、町を流れる水路が紹介されています。

華やかなリゾートではありません。

だからこそ、朝になって宿を出たとき、すぐ町の日常に戻れる。水の流れる城下町に「普通に泊まる」という体験を選びたい一軒です。

CENTER|郡上八幡の町の中心

WATERWAY|用水のある城下町

LOCAL|昔ながらの旅館で町の日常へ

この宿の決め手|「特別な宿」に泊まるより、水路のある町の日常そのものへ近づける

 

 

05 / LOOK BACK AT THE WATER TOWN

郡上八幡 ホテル積翠園

最後は、
水の町を上から見る。

郡上八幡城の建つ八幡山、その中腹にある宿。

街側の客室やテラスからは、山に囲まれた郡上八幡の城下町を見渡せます。

夕食には、清流で育った郡上鮎や地元の食材も。

朝から歩いてきた吉田川、用水、町家。その全部が山の間に収まっていることに気づく。第一章の最後は、水辺から少し離れて町全体を眺めます。

HEIGHT|八幡山の中腹

TOWN|城下町を見渡す客室

AYU|清流が育てた郡上鮎

この宿の決め手|一日歩いた「水の町」を、最後に山側からひとつの景色として見直せる

 

 

WHERE WILL YOU HEAR THE WATER?

どんな「水の町」に、泊まる?

みはらや旅館
吉田川の音を聞きながら眠る。

郡上八幡の宿 吉田屋
名水を、料理と宿の歴史から知る。

料理旅館 備前屋
城下町の歴史と水路の中へ。

あさの旅館
水路のある町の日常に泊まる。

ホテル積翠園
最後は山から水の町を見渡す。

FOLLOW THE WATER NORTH

町を歩いた記憶には、
ずっと水の音が残っています。

吉田川。

宗祇水。
用水路。
井戸。
水舟。

郡上八幡では、
水は景色の背景ではありません。

町の中を通り、
家のそばを通り、
食卓までつながっています。

水の音が、町を通っている。

そしてここから、
せせらぎ街道を北へ。

美濃から峠を越え、
次は飛騨古川へ向かいます。

※河川・水路周辺は天候や増水状況によって散策できない場合があります。食事内容、客室からの眺望、送迎等も宿泊日・プランにより異なります。各宿泊施設・観光協会・気象情報の最新状況をご確認ください。

船大工の町に、
夜が来る。

相川から、島を南へ。

佐渡の端まで進んだところに、
小木と宿根木があります。

細い路地。
板張りの家。
石置きの屋根。
海へ続く小さな道。

宿根木はかつて、
船主、船乗り、船大工たちが暮らした町でした。

昼間に歩くだけでも、
その痕跡は見つかります。

でも今回は、そこで帰らない。

町に夕方が来る。
窓に灯りがつく。
海が青から藍色へ変わる。

島の南で、夜まで過ごすための5つの宿です。

AFTER THE SHIPS ARE GONE

船はなくなっても、
町の形は残っている。

宿根木が栄えたのは、江戸時代後期から明治初期。

船主。
船乗り。
船大工。
鍛冶屋。
桶屋。

多くの住民が廻船業に関わり、
限られた土地に家々が密集する独特の町ができました。

その少し北にある小木もまた、
金銀の積出港、そして北前船の寄港地として栄えた港町。

二つの町を歩き、
最後は観光の時間が終わったあとまで残ります。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、小木・宿根木の町並み、港、海岸、夜景とは異なる場合があります。

FOUR MOMENTS BEFORE NIGHT

島の南で夜を迎える、4つの時間

TOWN|古い港町の路地を歩く

PORT|小木港を上から眺める

TABLE|佐渡の魚を夕食で味わう

NIGHT|灯りのついた南佐渡に残る

01 / START FROM THE SEA

THE SEASIDE VILLA 佐渡島

まずは、
南佐渡の海そのものに泊まる。

素浜海岸に点在する、一棟貸しのヴィラ。

すべての棟から海を望み、
テラスやキッチンを使って自分たちの時間をつくります。

宿のレストランへ行くのではなく、
小木の町で食材を買って戻るのもいい。

海辺で夕方を過ごしながら、この先にある港町へ気持ちを向ける。第三章を「島の南まで来た」という感覚から始めます。

SEA|全ヴィラから海を望む

PRIVATE|一棟貸し

KITCHEN|小木で買った食材を自分で料理

この宿の決め手|第三章を、町へ入る前の「南佐渡の海」から始められる

 

 

02 / LOOK DOWN ON THE PORT

佐渡温泉 御宿 おぎの湯

次は、
港を高い場所から見る。

小木港から車で約5分。

町を見下ろす高台にある温泉宿です。

湯に入りながら小木港を見る。

江戸時代から人と物が出入りしてきた港を、今度は少し離れた場所から眺める。夕方、港に灯りがつき始めるまで残りたくなる宿です。

PORT|高台から小木港を一望

ONSEN|小木の温泉

TABLE|佐渡の海と山の食材

この宿の決め手|北前船が入った小木港を、湯の中から今の町として眺められる

 

 

03 / SLEEP INSIDE OGI TOWN

お宿 宝家

今度は、
港を眺めるのではなく町へ入る。

小木港から徒歩約12分。

小木町の中にある、小さな旅館です。

夕食には、佐渡の新鮮な魚介を中心とした季節の料理。

夕方にチェックインしたら、古い町並みを少し歩く。そして夕食の時間になったら宿へ帰る。「港町に泊まる」という第三章の感覚が、ここではかなり素直です。

OGI|小木町の中に泊まる

WALK|古い町並みを歩く拠点

FISH|佐渡の旬の魚介料理

この宿の決め手|「小木を見る」ではなく、小木町の中へ帰ってくる夜をつくれる

 

 

04 / HOT WATER AFTER THE OLD TOWN

小木温泉 旅館かもめ荘

町を歩いたあとは、
湯へ戻る。

小木港から徒歩約10分。

源泉かけ流しの温泉と、地元で水揚げされた魚介を味わう宿です。

宿根木までは車で約8分。

昼は船大工の町を歩き、夕方は小木へ戻り、湯に入って魚を食べる。観光地と宿を切り離さず、南佐渡の日常へ戻ってくる一泊です。

SOURCE|源泉かけ流し温泉

FISH|佐渡で水揚げされた魚介

SHUKUNEGI|宿根木まで車で約8分

この宿の決め手|宿根木を歩いたあと、その土地の湯と魚で一日を終えられる

 

 

05 / STAY AFTER THE VILLAGE GROWS QUIET

御宿 花の木

最後は、
宿根木に残る。

宿根木にある、静かな古民家宿。

江戸末期の古民家を移築した母屋と、里山の景色を望む離れ。

夕食には佐渡の魚、野菜、米。

敷地には陶芸家でもある主人の工房があります。

宿根木を歩いたあと、その土地を離れずに夜を迎える。暗くなったら静かに宿へ戻り、食卓を囲む。第三章のタイトルを、そのまま一泊にできる宿です。

SHUKUNEGI|宿根木に泊まる

OLD HOUSE|古民家を移築した宿

LOCAL TABLE|魚・野菜・佐渡の米

この宿の決め手|船大工の町を「見て帰る場所」から、「夜まで残る場所」に変えられる

 

 

WHERE WILL NIGHT FIND YOU?

南佐渡の、どこで夜を迎える?

THE SEASIDE VILLA 佐渡島
海辺の一棟貸しで夕暮れまで。

御宿 おぎの湯
高台の湯から、小木港を眺める。

お宿 宝家
小木町の中へ帰る夜。

旅館かもめ荘
町歩きのあと、源泉と地魚へ。

御宿 花の木
最後は宿根木に、そのまま残る。

WHEN NIGHT COMES TO THE ISLAND

島の輪郭をたどった最後に、
小さな町で夜を迎える。

第一章は、
加茂湖の青い朝。

第二章は、
相川の金色の夕方。

そして第三章は、
小木・宿根木の夜。

船は遠くへ行き、
廻船の時代も終わりました。

それでも、
板壁の家と細い路地には、
海と暮らしてきた町の形が残っています。

船大工の町に、夜が来る。

昼だけではなく、
その土地に一日が終わるところまで残ってみる。

「島の輪郭を、泊まりながらたどる。」
佐渡三部作を、ここで終わります。

※宿根木・小木町の歴史的町並みには現在も生活している方がいます。夜間・早朝の散策や撮影では、私有地への立ち入り、大声、強い照明などを避け、地域の暮らしにご配慮ください。温泉、食事、営業期間、送迎等は宿泊日・プランによって異なるため、各施設の最新情報をご確認ください。

金の町に、
夕方まで残る。

加茂湖の朝を出て、
大佐渡の山を越える。

島の西側へ下りると、
相川の町があります。

山には、金山の跡。

町には、京町通り。
古い家。
坂道。
鉱山とともに生まれた文化。

そして、その先には日本海。

今回は、金山を見たら次へ行くのではなく、
相川に一晩残ります。

町が金色の夕方に変わり、
海に日が沈むまで。

金山の「その後の時間」に泊まる5つの宿です。

AFTER THE GOLD MINE

金は山にあった。
でも、町はその下にできた。

相川は、金銀山の開発によって大きくなった町です。

鉱山で働く人が暮らし、
店ができ、
文化や芸能が持ち込まれました。

だから、佐渡金山だけを見ると、
相川の半分しか見ていないのかもしれません。

鉱山を見る。
町を歩く。
宿に戻る。
海へ日が沈む。

その全部を一日の中につなげます。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、相川の町並み、佐渡金山、日本海、夕景とは異なる場合があります。

FOUR HOURS IN AIKAWA

金の町に残る、4つの時間

MINE|山に残る金山の痕跡を見る

TOWN|鉱山とともにできた町を歩く

SUNSET|日本海が金色になるまで待つ

NIGHT|日が沈んだあとの相川まで残る

01 / SLEEP INSIDE THE GOLD TOWN

NIPPONIA 佐渡相川 金山町

まずは、
町そのものに泊まる。

相川の古民家を生かした、分散型の宿。

客室は一つのホテルの中ではなく、町の中に点在しています。

無名異焼の窯元だった家。
鉱山で働く人が暮らした住宅。

チェックインしたあとも、夕食や散歩のために町へ出る。「相川を観光する」のではなく、一晩だけこの町の住人になる感覚です。

TOWN HOTEL|町に客室が点在

OLD HOUSE|相川の古民家を再生

LOCAL|地域の店や人とつながる滞在

この宿の決め手|金山を「観光地」ではなく、その周囲に残った町の暮らしまで含めて泊まれる

 

 

02 / THE CULTURE THE MINE LEFT BEHIND

伝統と風格の宿 ホテル万長

次は、
金山が残した文化に泊まる。

相川の海辺に建つ、1950年創業の宿。

館内には佐渡ゆかりの美術や工芸品。

佐渡おけさに触れる時間もあり、金山によって全国から人が集まった町に残る文化を感じられます。

部屋によっては日本海を、あるいは相川の町と「道遊の割戸」を望む。山と町と海が、同じ宿の中でつながります。

1950|昭和25年創業

CULTURE|佐渡おけさ・美術工芸

VIEW|日本海、または相川の町並み

この宿の決め手|「金を掘った町」が、そのあと育てた文化まで滞在にできる

 

 

03 / WAIT FOR THE SEA TO TURN GOLD

HOTEL OOSADO

夕方になったら、
海が金色になるまで。

相川・春日崎に建つ、全室オーシャンフロントの宿。

海へ続いていくようにつくられた「水のテラス」には、足湯もあります。

夕方になると、テラスも日本海も光を受けて金色へ。

昼間に金山で見た「金」が、今度は空と水の色として現れる。相川という町の一日を、夕景で締める宿です。

OCEAN FRONT|全室から日本海

WATER TERRACE|海へ続くような水のテラス

SUNSET|春日崎の夕景

この宿の決め手|金山の町で過ごした一日を、金色に染まる日本海までつなげられる

 

 

04 / THE CLOSEST PLACE TO SUNSET

HOTEL AZUMA

さらに西へ。
夕日にいちばん近い場所へ。

七浦海岸に面した、海辺の宿。

約7000坪の庭の先には日本海。

海岸へ続く「夕映えの小径」を歩けば、夕方の光が少しずつ濃くなっていきます。

太陽が水平線へ近づくにつれ、海も岩も空も色を変える。ここでは夕日は「見どころ」ではなく、宿で過ごす時間そのものです。

NANAURA|日本の夕陽100選・七浦海岸

GARDEN|約7000坪の庭園

PATH|海へ続く夕映えの小径

この宿の決め手|相川の「夕方」を、日没ぎりぎりまで旅の中心にできる

 

 

05 / AFTER SUNSET, THE FISHING LIGHTS

佐渡相川温泉 いさりびの宿 道遊

最後は、
日が沈んだあとまで。

佐渡金山の「道遊の割戸」から名を取った、春日崎の小さな宿。

全客室から七浦海岸と日本海を望みます。

夕日が沈めば、次に見えてくるのは沖の漁火。

昼の金山から、金色の夕日へ。そして夜の海へ。「金の町に夕方まで残る」は、ここでは夕方よりもう少し先まで続きます。

DOYU|道遊の割戸に由来する宿名

ALL ROOMS|全室から日本海

NIGHT|夕日から漁火まで

この宿の決め手|金山の一日を、日が沈んだあとの日本海まで見届けられる

 

 

HOW LONG WILL YOU STAY?

相川の、どの時間に泊まる?

NIPPONIA 佐渡相川 金山町
金山町の日常へ、一晩入る。

ホテル万長
金山が町に残した文化を見る。

HOTEL OOSADO
水のテラスで、海が金色になるまで。

HOTEL AZUMA
七浦海岸で、夕日ぎりぎりまで。

いさりびの宿 道遊
夕日のあと、沖の漁火まで。

WHEN GOLD BECOMES LIGHT

金山を出ても、
相川の旅は終わらない。

坑道を出る。

坂道を下る。
京町通りを歩く。
古い家の前を通る。

そして海へ。

夕方になると、
今度は日本海が金色になります。

金の町に、夕方まで残る。

相川で一晩過ごすと、
金山は「昔あった場所」ではなく、
今の町につながっているものに見えてきます。

次はさらに南へ。
小木・宿根木で、船大工の町に夜が来るまで。

※夕景・漁火等の眺望は天候や季節、客室位置によって異なります。佐渡金山・北沢地区等の見学時間、ライトアップ、イベント、送迎、温泉、食事内容も時期によって変更される場合があります。各施設の最新情報をご確認ください。