船大工の町に、
夜が来る。

相川から、島を南へ。

佐渡の端まで進んだところに、
小木と宿根木があります。

細い路地。
板張りの家。
石置きの屋根。
海へ続く小さな道。

宿根木はかつて、
船主、船乗り、船大工たちが暮らした町でした。

昼間に歩くだけでも、
その痕跡は見つかります。

でも今回は、そこで帰らない。

町に夕方が来る。
窓に灯りがつく。
海が青から藍色へ変わる。

島の南で、夜まで過ごすための5つの宿です。

AFTER THE SHIPS ARE GONE

船はなくなっても、
町の形は残っている。

宿根木が栄えたのは、江戸時代後期から明治初期。

船主。
船乗り。
船大工。
鍛冶屋。
桶屋。

多くの住民が廻船業に関わり、
限られた土地に家々が密集する独特の町ができました。

その少し北にある小木もまた、
金銀の積出港、そして北前船の寄港地として栄えた港町。

二つの町を歩き、
最後は観光の時間が終わったあとまで残ります。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、小木・宿根木の町並み、港、海岸、夜景とは異なる場合があります。

FOUR MOMENTS BEFORE NIGHT

島の南で夜を迎える、4つの時間

TOWN|古い港町の路地を歩く

PORT|小木港を上から眺める

TABLE|佐渡の魚を夕食で味わう

NIGHT|灯りのついた南佐渡に残る

01 / START FROM THE SEA

THE SEASIDE VILLA 佐渡島

まずは、
南佐渡の海そのものに泊まる。

素浜海岸に点在する、一棟貸しのヴィラ。

すべての棟から海を望み、
テラスやキッチンを使って自分たちの時間をつくります。

宿のレストランへ行くのではなく、
小木の町で食材を買って戻るのもいい。

海辺で夕方を過ごしながら、この先にある港町へ気持ちを向ける。第三章を「島の南まで来た」という感覚から始めます。

SEA|全ヴィラから海を望む

PRIVATE|一棟貸し

KITCHEN|小木で買った食材を自分で料理

この宿の決め手|第三章を、町へ入る前の「南佐渡の海」から始められる

 

 

02 / LOOK DOWN ON THE PORT

佐渡温泉 御宿 おぎの湯

次は、
港を高い場所から見る。

小木港から車で約5分。

町を見下ろす高台にある温泉宿です。

湯に入りながら小木港を見る。

江戸時代から人と物が出入りしてきた港を、今度は少し離れた場所から眺める。夕方、港に灯りがつき始めるまで残りたくなる宿です。

PORT|高台から小木港を一望

ONSEN|小木の温泉

TABLE|佐渡の海と山の食材

この宿の決め手|北前船が入った小木港を、湯の中から今の町として眺められる

 

 

03 / SLEEP INSIDE OGI TOWN

お宿 宝家

今度は、
港を眺めるのではなく町へ入る。

小木港から徒歩約12分。

小木町の中にある、小さな旅館です。

夕食には、佐渡の新鮮な魚介を中心とした季節の料理。

夕方にチェックインしたら、古い町並みを少し歩く。そして夕食の時間になったら宿へ帰る。「港町に泊まる」という第三章の感覚が、ここではかなり素直です。

OGI|小木町の中に泊まる

WALK|古い町並みを歩く拠点

FISH|佐渡の旬の魚介料理

この宿の決め手|「小木を見る」ではなく、小木町の中へ帰ってくる夜をつくれる

 

 

04 / HOT WATER AFTER THE OLD TOWN

小木温泉 旅館かもめ荘

町を歩いたあとは、
湯へ戻る。

小木港から徒歩約10分。

源泉かけ流しの温泉と、地元で水揚げされた魚介を味わう宿です。

宿根木までは車で約8分。

昼は船大工の町を歩き、夕方は小木へ戻り、湯に入って魚を食べる。観光地と宿を切り離さず、南佐渡の日常へ戻ってくる一泊です。

SOURCE|源泉かけ流し温泉

FISH|佐渡で水揚げされた魚介

SHUKUNEGI|宿根木まで車で約8分

この宿の決め手|宿根木を歩いたあと、その土地の湯と魚で一日を終えられる

 

 

05 / STAY AFTER THE VILLAGE GROWS QUIET

御宿 花の木

最後は、
宿根木に残る。

宿根木にある、静かな古民家宿。

江戸末期の古民家を移築した母屋と、里山の景色を望む離れ。

夕食には佐渡の魚、野菜、米。

敷地には陶芸家でもある主人の工房があります。

宿根木を歩いたあと、その土地を離れずに夜を迎える。暗くなったら静かに宿へ戻り、食卓を囲む。第三章のタイトルを、そのまま一泊にできる宿です。

SHUKUNEGI|宿根木に泊まる

OLD HOUSE|古民家を移築した宿

LOCAL TABLE|魚・野菜・佐渡の米

この宿の決め手|船大工の町を「見て帰る場所」から、「夜まで残る場所」に変えられる

 

 

WHERE WILL NIGHT FIND YOU?

南佐渡の、どこで夜を迎える?

THE SEASIDE VILLA 佐渡島
海辺の一棟貸しで夕暮れまで。

御宿 おぎの湯
高台の湯から、小木港を眺める。

お宿 宝家
小木町の中へ帰る夜。

旅館かもめ荘
町歩きのあと、源泉と地魚へ。

御宿 花の木
最後は宿根木に、そのまま残る。

WHEN NIGHT COMES TO THE ISLAND

島の輪郭をたどった最後に、
小さな町で夜を迎える。

第一章は、
加茂湖の青い朝。

第二章は、
相川の金色の夕方。

そして第三章は、
小木・宿根木の夜。

船は遠くへ行き、
廻船の時代も終わりました。

それでも、
板壁の家と細い路地には、
海と暮らしてきた町の形が残っています。

船大工の町に、夜が来る。

昼だけではなく、
その土地に一日が終わるところまで残ってみる。

「島の輪郭を、泊まりながらたどる。」
佐渡三部作を、ここで終わります。

※宿根木・小木町の歴史的町並みには現在も生活している方がいます。夜間・早朝の散策や撮影では、私有地への立ち入り、大声、強い照明などを避け、地域の暮らしにご配慮ください。温泉、食事、営業期間、送迎等は宿泊日・プランによって異なるため、各施設の最新情報をご確認ください。