【 今日の心理学 03 】
人間関係で、最も難しいのは愛と結婚
人生には3つの課題がある
心理学者アドラーは、人生に仕事、交友、愛と結婚という
3つの「人生のタスク(課題)」があると考えました。
これらはいずれも等しく重要ですが、後に行くにつれて
難しくなっていくというものです。
ひとつめの「仕事の課題」は、社会の中で、
どの様に暮らし、生活していくかというものです。
これは実は、それほど難しくありません。
例えば、仕事に関する人付き合いは、
その名の通りビジネスライクな、最低限の交流だけでも、
なんとかなるものです。
ふたつめは、「交友の課題」。
友人との関係は、
仕事だけの間柄よりも深い結びつきになります。
心地よい関係を維持するためには、
お互いに譲り合い、協力する必要があります。
複数の人間が入り交わるため、関係の深さは
相手によってバラバラです。
特別仲が良い相手もいれば、
それほど深い結びつきではない相手も
いるかもしれません。
そして3つめの「愛と結婚の課題」は、
とても深い関係性です。
お互いを信じ合い、愛情を育むことは
簡単なことではありません。
ましてや結婚生活となると、良好な関係を
一生続ける必要があるのです。
対等の立場で協力し合う
対等の立場で協力し合う相手が大勢であろうと、
大切なひとりであろうと、「共同体感覚」を持っていれば
課題を解決できます。
共同体感覚はアドラー心理学の要となるものであり、
共同体感覚を持っている人は、仲間に対して
積極的に貢献し、助け合うことが出来ます。
高井共同体感覚を持つ人同士が集まれば、
理想的な人間関係を築けるでしょう。
そのはずなのに、なぜうまいくいかないのでしょうか?
多くの場合、二人の関係が対等でなくなっている
ことが考えられます。
恋人のうち片方が「相手より上に立ちたい」
「相手を支配したい」と考えてしまうと、
そこでバランスがおかしくなってしまう訳です。
幸せを長く続けていくためには、
対等の関係を保ち、お互いに相手に対して
「貢献したい」「手助けたい」と思えることが大切です。
ときには意見が衝突してしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな場合でも、双方が幸せになれる方法を
探すようにしたいものです。
もしも自分に誤りがあった場合は、それを素直に認めて、
相手に譲るということも必要なのです。
誰しも付き合い始めた当初は、
「相手のためになることをしたい」と思っていたはず。
そのころの気持ちを、思い出してみてください。
恋人と意見が合わないとき
× ・・・ 「何が気に入らないの!?」
「そんなの納得できない!」
〇 ・・・ 「そうか、○○だと言いたいんだよね」
「○○だと思ったんだね、
わたしにできることはあるかな」
C 例え自分が正しいと思っていても、
無理やり意見を押し通そうとしないこと。
相手の意見を聞き、
お互いが納得する結論を導き出させるように考える。
相手に貢献し、協力しようとする気持ちが大切。