数十年ぶりの思い出・・ | 呑気な頼さん

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私の暮らす磐余の里は桜井市の南西部一帯の古き地名。日本書紀・古事記・万葉集などに数多く登場し十二代もの宮都が置かれた町です。大物主の鎮座する神山「三輪山」の麓には日本最古の市である「海柘榴市(つばいち)」や「仏教天来の地」、日本最古の道「山の辺の道」が通じてます。

 

親父の思い出『鯨肉の刺身』・・
自転車で魚屋さんが来られていた頃、鯨肉(けいにく・くじらにく)を血のついた生肉のまま短冊にして生姜醤油で親父が食したのを思い出しました。血を落とすと味も落ちるらしいけど、私は血の付いた生肉を食すのは精神衛生的に受付づ絶対無理でした。そんな中、大手スパーで血のついてない鯨肉を見つけたので思わず買っちゃいました。また冷蔵庫にユッケのタレがあったので、鯨のユッケも作って食しました。
 



三輪で暮らしてた頃、自転車で営業されてたのは魚屋さん以外に「醤油屋さん、肉屋さん、ワラビ餅屋さんや紙芝居屋さん」、変わったところでは「なぉ~し」と掛け声をして、ご飯を炊く釜、下駄の鼻緒や歯の入れ替え、傘の骨の修理等々便利屋さんが来られてたのを思い出します。