愛子さま・・ | 呑気な頼さん

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私の暮らす磐余の里は桜井市の南西部一帯の古き地名。日本書紀・古事記・万葉集などに数多く登場し十二代もの宮都が置かれた町です。大物主の鎮座する神山「三輪山」の麓には日本最古の市である「海柘榴市(つばいち)」や「仏教天来の地」、日本最古の道「山の辺の道」が通じてます。

 

愛子さま『神武天皇陵参拝』・・
天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは 、3月27日に奈良県を訪れ、橿原市の神武天皇陵を参拝されることになりました。
 

 

奈良県によるところ、愛子さまは今月26日に三重県を訪れ伊勢神宮を参拝された後、翌27日に奈良県に入り、橿原市の神武天皇陵を参拝されるということですが、その日のうちに東京に戻られる予定です。愛子さまが奈良県を訪問されるのは、平成30年11月に、高校の修学旅行で奈良県と京都府を訪れて以来、およそ5年4ヶ月ぶりだということです。

 

 

 

神武天皇陵は橿原市大久保町、畝傍山の北東のふもとに位置し、正式には「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」といいます。「日本書紀、古事記」が伝えるところによると、初代天皇とされる神武天皇は、日向地方(現在の宮崎)から瀬戸内海を東に進んで難波(現在の大阪)に上陸しましたが、生駒の豪族長髄彦に阻まれたため、南下して熊野へ回りました。そこで出会った八咫烏(やたがらす)に導かれて吉野の険しい山を越え、大和に入ります。周辺の勢力をしたがえた後、最後に宿敵の長髄彦を倒して大和地方を平定されました。そして、紀元前660年の1月1日に畝傍山の東南、橿原宮(かしはらのみや)で第一代天皇として即位しました。