被災に遭われた東北の建築仲間が徳島の人たちに少しでも役に立つのならと、
体験談や復興に向けての取り組み、専門職としてなすべきことなど、
美波町と徳島市で二日連続で講演してくれた。
子供のような清いこころを持ったお三方。
二日間、県南漁村集落の案内役でお付き合いした印象である。
宮城の渋谷さんは津波で我が家を失い、福島の辺見さんと阿部さんは
まったく先の見えない放射能汚染の真っ只中で戦っている。
そんな境遇の中で我々県人のために来て下さったことを思うと、
ありがとうを何度言っても足りません。
人柄は顔に現れるんですね。
お三方の顔から優しさがにじみ出ています。
(右から渋谷さん、阿部さん、辺見さん、私、後藤さん、内野さん)
このおうちは築150年経つ牟岐の後藤美穂子さんのお宅
です。
広い庭、十室もある大きな主屋や五棟もある蔵、どれを取っても手入れが
行き届いていて、先祖を大切になされている気持が心地よく伝わって来ました。
記念写真はもう一枚。
喫茶・大菩薩峠
のオーナー島利喜太さんがいま築いている「石の建築」の
「石の扉」を背にしています。
撮ってくれたのが島さんご自身なので、私にとっては貴重な一枚になりました。
島さんはいまもつくり続けています。
日本列島をデザインした8mにも及ぶ大テーブルとイスが現在進行中のプロジェクトです。
キャッチフレーズの「ロマンとエネルギー」はいまも健在です。
東北のお三方との短い旅は行く先々で心からのもてなしを受け、
「絆、思いやり、助け合い」 その大切さを実感した二日間になりました。
(S.Tomita)
「キッチンを囲う家」のsakiちゃんは「おしん
」のような雰囲気を持った女の子です。
初めて会った時から私の中ではどんなに辛くても耐え忍ぶおしんと重なり続けています。
新学期の始まった昨日が地鎮祭でしたが、
sakiちゃんが帰ってくるのを待って午後から始めることにしました。
ご祈祷札に願いを込める姿や
玉串を捧げ祈る仕草
四方祓いの時の表情など
どれをとっても古い儀式には役者のように似合ってるんです。
宮司さんが奏でる横笛の音色と共に忘れられない地鎮祭になりました。
(S.Tomita)
初めて会った時から私の中ではどんなに辛くても耐え忍ぶおしんと重なり続けています。
新学期の始まった昨日が地鎮祭でしたが、
sakiちゃんが帰ってくるのを待って午後から始めることにしました。
ご祈祷札に願いを込める姿や
玉串を捧げ祈る仕草
四方祓いの時の表情など
どれをとっても古い儀式には役者のように似合ってるんです。
宮司さんが奏でる横笛の音色と共に忘れられない地鎮祭になりました。
(S.Tomita)
補助金の関係で、どうしても年内に完成させなければならなかった障害者のための
支援福祉施設「ひだまり増築工事」を21日に無事引き渡すことができました。
地鎮祭が10月6日でしたから、わずか二ヵ月半の工期でした。
敷地には現在施設として使っている15坪のユニットハウスがあり、
それに30坪の平屋の木造をL字型に配置して、
児童たちが自由に外に出て遊び回れる中庭をつくり出すことにしました。
下がその完成写真で、南の道路側から見たところです。
このアングルからはユニットハウスの存在はわかりません。
下がユニットハウス(右側)と増築した木造で囲われた中庭部分です。
床にデッキを敷いたりガラス屋根を架けたり草木を植えるのは、
予算ができるまでお預けになりましたが、
内部は手づくり感がふんだんに出た温かい施設に仕上がりました。
厳しい予算に厳しい工期、この二つをクリアするのも至難の業なのに、
いい仕事という魂まで入れて下さった司工務店 には、
今の気持ちを伝える言葉が見つかりません。
在り来たりの言葉になってしまいますが、
ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
(S.Tomita)
支援福祉施設「ひだまり増築工事」を21日に無事引き渡すことができました。
地鎮祭が10月6日でしたから、わずか二ヵ月半の工期でした。
敷地には現在施設として使っている15坪のユニットハウスがあり、
それに30坪の平屋の木造をL字型に配置して、
児童たちが自由に外に出て遊び回れる中庭をつくり出すことにしました。
下がその完成写真で、南の道路側から見たところです。
このアングルからはユニットハウスの存在はわかりません。
下がユニットハウス(右側)と増築した木造で囲われた中庭部分です。
床にデッキを敷いたりガラス屋根を架けたり草木を植えるのは、
予算ができるまでお預けになりましたが、
内部は手づくり感がふんだんに出た温かい施設に仕上がりました。
厳しい予算に厳しい工期、この二つをクリアするのも至難の業なのに、
いい仕事という魂まで入れて下さった司工務店 には、
今の気持ちを伝える言葉が見つかりません。
在り来たりの言葉になってしまいますが、
ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
(S.Tomita)
来春早々、「フクシマトクシマ防災シンポジウム」の開催が決まりました。
建築四会(建築士会・事務所協会・学会・建築家協会)合同のイベントです。
東北の被災地で復興に向けて献身的な活動を続けておられる建築家たちの
生の声を聴いて、「いま何を備え何ができるのか」を考えたいと思います。
以下、シンポジウムの詳 細です。
いま、何を備え、何ができるのだろうか
フクシマトクシマ防災シンポジウム 1.14.2012
未被災地の建築士はどう動く
~建築士の備え・命をつなぐ建築づくり・被災直後の対応・復旧復興へetc.
■開催日時:平成24年1月14日[土]13:30開始
■会場:徳島県建設センター7階(徳島市富田浜2丁目10)
13:30-14:15 基調講演/中野晋
14:30-15:30 東北の建築家による報告
15:45-17:00 徳島の建築士の報告+パネルディスカッション
■内容のご紹介
JIA(日本建築家協会)の福島地域会と徳島地域会が手を取り、災害復興支援と未被災地の備えをテーマに活動を開始した「フクシマトクシマの会 」(2011年5月設立)。
この一連の取り組みのなか、1月13日(金)美波町にて「東日本大震災講演会in美波『福島を知り福島から学ぼう」の開催が決定。
大震災を経験し、今なお復興に向かって様々な活動をされている宮城県、福島県の建築家が「徳島の減災に少しでもお役に立つのであれば」と、遠路を厭わず足を運んでいただけることになりました。
この機会を、地元徳島にとってさらに有意義なものとするために、徳島大学の中野晋教授、徳島県建築士会地域防災研究会代表中村正則氏にもご協力いただき、この度「フクシマトクシマ防災シンポジウム」を企画いたしました。東海、東南海、南海地震、さらに日向沖地震が併発すれば「日本大震災」と呼ばれる規模になることが予測されています。
メディアによる報道が「市民一人一人がいかに意識を高めていけるか」「実際自分達がどう動くのか」という防災意識の喚起に移っていくなかで、あらためて東日本大震災で実際に被災し、以来現地で復旧、復興へと活動を続ける建築家の生の声に触れ、私たちはどのように「備え」をしていけばいいのか、建築士として何ができるのかを、共に考えていく場にしたいと考えています。
■参加費:無料
■講師(敬称略)
中野晋 (徳島大学大学院微積、環境防災研究センター副センター長)
辺見美津男(JIA東北支部福島地域会長・福島地域会復興支援委員長)
阿部直人 (JIA東北支部福島地域会副会長)
渋谷尚 (JIA東北支部宮城地域会会長)
中村正則 (徳島県建築士会地域防災研究会代表幹事)
■連絡先:シンポジウム事務局
tel.088-626-9567(内野設計) E-Mail:uch@uchnet.net
■主催:四会共催
(日本建築家協会四国支部、徳島県建築士会、徳島県建築士事務所協会、日本建築学会徳島支所)
建築四会(建築士会・事務所協会・学会・建築家協会)合同のイベントです。
東北の被災地で復興に向けて献身的な活動を続けておられる建築家たちの
生の声を聴いて、「いま何を備え何ができるのか」を考えたいと思います。
以下、シンポジウムの詳 細です。
いま、何を備え、何ができるのだろうか
フクシマトクシマ防災シンポジウム 1.14.2012
未被災地の建築士はどう動く
~建築士の備え・命をつなぐ建築づくり・被災直後の対応・復旧復興へetc.
■開催日時:平成24年1月14日[土]13:30開始
■会場:徳島県建設センター7階(徳島市富田浜2丁目10)
13:30-14:15 基調講演/中野晋
14:30-15:30 東北の建築家による報告
15:45-17:00 徳島の建築士の報告+パネルディスカッション
■内容のご紹介
JIA(日本建築家協会)の福島地域会と徳島地域会が手を取り、災害復興支援と未被災地の備えをテーマに活動を開始した「フクシマトクシマの会 」(2011年5月設立)。
この一連の取り組みのなか、1月13日(金)美波町にて「東日本大震災講演会in美波『福島を知り福島から学ぼう」の開催が決定。
大震災を経験し、今なお復興に向かって様々な活動をされている宮城県、福島県の建築家が「徳島の減災に少しでもお役に立つのであれば」と、遠路を厭わず足を運んでいただけることになりました。
この機会を、地元徳島にとってさらに有意義なものとするために、徳島大学の中野晋教授、徳島県建築士会地域防災研究会代表中村正則氏にもご協力いただき、この度「フクシマトクシマ防災シンポジウム」を企画いたしました。東海、東南海、南海地震、さらに日向沖地震が併発すれば「日本大震災」と呼ばれる規模になることが予測されています。
メディアによる報道が「市民一人一人がいかに意識を高めていけるか」「実際自分達がどう動くのか」という防災意識の喚起に移っていくなかで、あらためて東日本大震災で実際に被災し、以来現地で復旧、復興へと活動を続ける建築家の生の声に触れ、私たちはどのように「備え」をしていけばいいのか、建築士として何ができるのかを、共に考えていく場にしたいと考えています。
■参加費:無料
■講師(敬称略)
中野晋 (徳島大学大学院微積、環境防災研究センター副センター長)
辺見美津男(JIA東北支部福島地域会長・福島地域会復興支援委員長)
阿部直人 (JIA東北支部福島地域会副会長)
渋谷尚 (JIA東北支部宮城地域会会長)
中村正則 (徳島県建築士会地域防災研究会代表幹事)
■連絡先:シンポジウム事務局
tel.088-626-9567(内野設計) E-Mail:uch@uchnet.net
■主催:四会共催
(日本建築家協会四国支部、徳島県建築士会、徳島県建築士事務所協会、日本建築学会徳島支所)
ちょうど干潮の時間帯だったのだろう、現場に向かう途中、
第十堰の2キロほど下流にある三基の水刎(みずはね)が
水面から姿を現していた。
石の構築物に興味を持って調べていた時期に知ったのだが、
石積みで造られた美しい水刎である。
石と石の隙間はカニや小魚の住処になるから、
それを狙って鳥たちが飛んでくる。
今日もたくさんのカモやカワウが集まって来ていた。
水刎を辞書で調べると水制 に同じと書いてあるものが多い。
コンクリートで造られたものならそう読んでもいいのかも知れないが、
この石積の構築物は「水刎」という言葉がお似合いだ。
川の流れを制御しながらも自然に溶け込んでいる。
自然に対する畏敬の念がこの言葉の中に含まれているのだろう。
建築もこうあらねばと思う。
(S.Tomita)
第十堰の2キロほど下流にある三基の水刎(みずはね)が
水面から姿を現していた。
石の構築物に興味を持って調べていた時期に知ったのだが、
石積みで造られた美しい水刎である。
石と石の隙間はカニや小魚の住処になるから、
それを狙って鳥たちが飛んでくる。
今日もたくさんのカモやカワウが集まって来ていた。
水刎を辞書で調べると水制 に同じと書いてあるものが多い。
コンクリートで造られたものならそう読んでもいいのかも知れないが、
この石積の構築物は「水刎」という言葉がお似合いだ。
川の流れを制御しながらも自然に溶け込んでいる。
自然に対する畏敬の念がこの言葉の中に含まれているのだろう。
建築もこうあらねばと思う。
(S.Tomita)
いま進行中の「キッチンを囲う家」のsakiちゃんは、
癒し系というか、おっとりしたもの静かなタイプで、
大人と会話ができそうな雰囲気を持った女の子だ。
設計の打合せをしている時はひとり黙々と絵を描いている。
そのsakiちゃん、一年生になったこの春から絵を習い始め、
初めて出した「こども県展
」で優秀賞に選ばれた。
昨夜の打合せの時に、携帯に撮っていたのを観せてもらったが、
オドロキ!モモノキ! サンショノキ! すごいインパクトだった。
ウサギの親子を描いているのだが、カタチも色遣いもまったく
想像できないほど個性的で、すっかり引き込まれてしまった。
ウサギの周りに青い雲のようなものが点在していたが、
これがヤケに効いていたような気がした。
「戻って来たら観せてね」と頼んでおいたけど、そこまで待てないなぁ。
やっぱり携帯の写真、送ってもらおうかな(笑
もし届いたら、ここに貼り付けます。
・
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・
↓
届きましたよ、観て下さい!これがsakiちゃんが描いた「うさぎ」です。
親子の表現といい、色遣いといい、何か秘めたもの感じるなぁ。
今日、絵画教室で描いたフクロウの絵も一緒に送ってくれました。
羽根もカタチも色も何もかも独創的やなぁ。今度は特選を期待してますよ~。
(S.Tomita)









