カリフォルニア大学 バークレー校にて AEJ2012
今、カリフォルニア大学のバークレー校で開催されている、ARCHITECTURE ENEGY JAPAN 2012というシンポジウムに招待されて、講演やワークショップに参加しています。
環境、建築とエネルギーの問題を、でアメリカと日本の状況を交換しつつ、次の時代の可能性を考える、というシンポジウムです。
理科大の井上先生、芝浦工大の秋元先生、建築家の難波和彦氏、小嶋一浩氏、山梨氏をはじめ、若手の建築家も数名招待され、前研究室の学生も一緒に、密度の濃い充実した5日間を過ごしました。
お招きいただいたDANA氏のホスピタリティーは、とてもすばらしく、初日は彼女のご自宅でウェルカムパーティー。大変日本文化が好きな方で、アプローチにはなんと幟が!
ご自宅からサンフランシスコ湾を臨める恵まれた環境で、ゆったりワインをいただきました。
DANAさんのゲストルームから眺めるサンフランシスコの街並みシンポジウムでは、各参加者による環境とエネルギーに対するアプローチを聴いているうちに、日本とカリフォルニアのスタンスの違いも強く感じましたが、それはまた別の機会に整理して考えてみたいと思います。
こちらの気持ちのよい気候と(夏でも23度程度の気温です。)、UCバークレーの、リベラルでオープンなホスピタリティーに、本当に楽しいひとときを過ごしています。
今日でほぼすべてのプログラムを終えました。
このシンポジウムを企画してくださった、川島範久さんにも、心からの感謝を送ります。
明日は自由な時間を過ごしてあさっての飛行機で帰国します。
東京大学の前真之准教授と、UCバークレーのDANA BUNTROCK氏が協同で、日本から建築学、経済学の教授や建築家を招き、5日間にわたってさまざまな観点から、環境に対するアプローチや現状の手法を紹介し、双方の国の現状、考え方の情報交換を行いました。
「代々木上原の家」もうすぐ竣工です。
「代々木上原の家」はもうすぐ竣工です。今週、建て主さんによる検査を行いました。
次男のY君、もうすぐ1歳になるYちゃんもご一緒にいらして、なごやかな施主検査でした。
まだ歩けないですが、はいはいで3階に上がる階段に座ってみるYちゃん。
小さい赤ちゃんが階段に近づくとひやひやですが、蹴込み部分に少しでも立ち上がりがあると安心感がアップするものだと思いました。階段の明るさと安心感を両立させるのはちょっとした課題です・・。
3階のお父様の書斎はたたみ敷きの掘りごたつ式。
たたみの日本人には落ち着きますね。
書斎は下から見上げるとこんな感じで顔が見えます。
表玄関のほかに、裏の路地から北側の道路にもつながっています。路地にはエネファームを設置して、発電も行います。
住まい手のTさん、とても喜んでくださってくださっている様子がうかがわれ、それがなによりの報酬だと思いました。
「玉川学園の家」半年点検~窓が作る物語
今日、竣工して半年ぶりに「玉川学園の家」をご訪問させていただきました。
庭の植栽は、どれも元気に、賑やかに成長していました。ちょっと野性味もあっていい感じです。
さて、今日は、リビングの階段の集成材が反り返ってしまったというトラブル解決に来たのでした。本間建設の渡辺さん、大工さんとで原因と対策を検討しました。階段をあけてみると、土間と階段の間に湿気がこもって抜けなくなっていたようで、階段の床板の裏側の含水率25%、表は10%。この差が床板の反りに影響したようです。下地を作り直し、蹴り込みに通気孔をあけて仕上げることにして様子を見ることに。こういう手間のかかることでも丁寧に対応してくれる工務店は、本当にありがたい存在です。
こんな不具合もありながら、住まい手のYさんは、半年住んでみての感想についてとてもうれしそうにお話してくれました。
奥様いわく「階段がたくさんあるので、子供がいろいろなところに座って本を読むんですけど、どこにいても本当に楽しいです。冬の雪の日にあの階段に座って、ずっと外を見ていました。ダイニングの高窓も、本当に最高の位置についていて、隣のハナミズキや月が見えることもあるんですよ。」
ダイニングの細長い高窓。この高さと位置は自分としてこだわったところです。隣の家の緑を借景にする計画です。
みんなの書斎でパソコンをいじっているS君。窓の外の緑は玄関のジューンベリー。
「冬は蓄熱床暖房で、家全体がとても暖かいんです。夏は風通しが抜群だし。快適ですねえ。」と旦那様。
風の抜けを考えながらデザインしたのですが、南から北ではなく、道路側の北から南に、上から下に風が吹いてくるのがちょっと予想外。風の流れ方について、もう少し勉強すべし・・・。
予想外のことは起きますが、なにはともあれ、住まい手のうれしそうな言葉を聞くことが、自分にとっては最高の喜びです。
お昼ご飯のお寿司までごちそうになり、すっかりくつろいで、幸せなひとときを過ごさせていただきました。
工務店さん、Yさん、本当にありがとうございました。














