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「祖師ケ谷大蔵の二世帯住宅」 着工しました。

本日「祖師谷大蔵の2世帯住宅 」が着工し、地鎮祭を行いました。



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施工は、今回本間建設さんにお願いすることになりました。



建て主のYさんご一家は、ずっと昔からこの土地に住まわれてこられたご家族で、お母様と息子さんの家を取り壊し、一緒に2世帯住宅を建てるという計画です。


樹齢の古い樹木も残る広い土地で、母屋を取り壊した後の宅地の大きさを実感しました。

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 宮司さんは、施主のYさんがお子様の成長に伴ってさまざまな行事でお世話になっていたという、千歳船橋の稲荷森神社さんにお願いしました。そのようにご縁のある神社をお呼くださったせいか、丁寧に2種類の祝詞をあげてくださり、暖かく心のこもった地鎮祭でした。

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 建物の輪郭を、水糸で示す地縄を貼ってありましたが、「これが家の大きさですか。小さいわねえ!」とびっくりされておられる様子。「TVは大きいのを買うのをやめようかしら」という言葉にちょっと返事に窮してしまいました。

いえいえ、経験上、地縄の段階というのは、実際の建物よりもずっと小さく感じるものです。これは建築をやっていていつも不思議に思うことです。建ちあがればきっと大丈夫なはず・・。(^_^;)



これからの工事がつつがなく進み、健康的でやさしいご家族のみなさんの幸せな住まいができますことを祈念して・・本日は本当におめでとうございました。

本間建設さん、またがんばってください。み





 

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なさんで記念撮影しました。


雪谷大塚の集合住宅~根切り底検査を行いました。

台風が逸れたせいか、今日は風が強いものの、秋晴れの良いお天気でした。


雪谷大塚の集合住宅は、いよいよ土を掘り始めています。基礎盤が着地する地面を掘り出すことを、「根切り」といいます。


この地盤が十分な地耐力があるかどうか、ローム層が出ているかどうか、を確認する「根切り底検査」を今日行いました。


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 構造の梅沢先生が、根切り底検査を行ってくださいました。土に乗って、断面、底の状態を丁寧に確認してくださいました。


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 地盤調査では、関東ローム層が60cmで出る、という良好な地盤ははずだったのに、掘ってみると結構いろいろなものが出てきました。
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ローム層に達するまで掘り進める必要があることが発覚・・。このあたりに水路があったらしきコルゲート版や、ゴミ捨て場らしき残骸が深くまで埋められていて貝塚のような地層になっている箇所が発見されました。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 根切り底はこのようにきれいにローム層を踏み固める必要があります。

しかし、解体時に廃材を土の中に捨てる産廃業者がいると、ことのような「地中障害物」として発見されることになります。さらに、この場所には日常的なゴミを捨てられていた歴史もあったようで、それを掘り返したところ深さ2m以上になる場所もありました。
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建築家 田口知子の日常をつづったブログ ごみを撤去していたら、巨大なクレーターができてしまいました。

廃棄物は、そのまま建物を建てると建物沈下の原因になります。存在する廃棄物はすべて掘り返し、撤去および砕石で転圧埋戻しを行わなければならず、予定外の費用が発生します。


土地の売買に立ち会うことはほとんどないのですが、このような土地を見ると、こういった瑕疵について、責任の所在を条項に入れることが大切だと感じました。

「雪谷大塚の集合住宅」~地鎮祭を行いました。

本日、「雪谷大塚の集合住宅」が着工し、地鎮祭を無事に執り行いました。

建設会社がテントや紅白幕を用意してくださり、6組のご家族がつくる建設組合の皆様がお子様も一緒にご参加され、にぎやかで明るい地鎮祭になりました。


工事は、新潟に本社のある新発田建設さん。社長も新潟からかけつけてくださり、頼もしい工事会社の皆様の協力でつつがなく式が終わりました。お疲れ様でした。


お天気も、途中雲行きがあやしい時間もありつつ、天気にも恵まれ、気持ちよい秋の風にふかれて、素晴らしい式になりました。




建築家 田口知子の日常をつづったブログ 組合員のみなさん、関係者一同で記念撮影。


それにしても、この建設組合の6組のご家族は、いつの間にか、本当に仲の良いコミュニティーを形成されているようです。どこでも、いつでもコミュニケーションが行われ、お互いを信頼しあって設計を検討されていく様子は、コーポラティブという建築の形式によるものか、皆様の人柄に恵まれたのか。きっと両方なのでしょう。

民族学者の中沢新一氏が、コミュニティーを形成するのによいスケールは、6戸~10戸くらいですよ、という発言をされていた記事を最近読んだのですが、まざに目の前にその実例を体験し、その発言の有効性を確信しました。



東京のど真中でも、コミュニティーを形成する方法はあるのだな、とあらためてコーポラティブ形式の深い可能性を感じました。


皆さん、本日は本当におめでとうございました。




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宮司さんに玉ぐし奉天の指導を受けるみなさん。
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