終戦から79年です。
戦後79年ともよく言われます。
しかし、今、戦前になっているのではないか?そんな指摘もあります。
世界ではロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるパレスチナ侵攻とジェノサイド、など戦争が現在進行形で続いています。
そして、南シナ海や台湾有事をけしかける政治家もいて、現実に沖縄では自衛隊の部隊の配備が進んでいます。
自民党政権は憲法を変え、昔の大日本帝国憲法を復活させようとしています。大変危険な策動で絶対に許してはなりません。
今の憲法は先の戦争で志半ばで犠牲になった多くの人達の思いの下にあります。
それを踏みにじることは許されません。
国際情勢云々は言い訳です。
政治家の仕事は戦争を起こさせないことにあります。
今、軍備増強を進めていることは政治家が仕事を放棄しようとしていることの表れです。
現実問題として、日本は戦争をすることはできません。
憲法で戦争放棄を定めているだけではありません。
いかんせん、人の問題です。これはどこの職場でもそうですが人材難です。
自衛隊でもあの手この手で入隊者を募っています。
そして、79年戦争をしていない=実戦をしていない。
もはやノウハウはないのです。
現実的に考えて日本は戦争をしてはいけないし、巻き込まれてもならないし、そもそもできないんです。
だから、愚直に平和主義を貫かないといけません。
残念ながら、日本は戦争に間接的に加担してしまっています。
米軍の後方支援、武器輸出なども解禁されてしまっています。
これを止めないといけません。
この間、欧米の圧力に屈し続け、欧米の言いなりで日本の平和主義を形骸化されているような気がします。
日本は独立国です。サンフランシスコ平和条約で独立が承認されています。
これまでの弱腰外交、主張しない外交のツケです。
日本は憲法で戦争放棄を規程していると何故主張しないのか?
日本の役割は憲法に則り紛争国の仲介にあたることだと思います。
ウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ、間に入って戦争を止めさせるのが日本の役割だったはずです。
台湾有事だってそうです。中国と台湾の間に日本が入らないといけません。
今やっているニュースで大変危険な調査結果が出ていました。
日本は今後戦争をすると思うかという問いに、あってほしくないがあるかもしれないや巻き込まれると思うが約8割にも上っていました。確かにアメリカ追随の姿勢を変えなければ、何らかの形で巻き込まれる可能性はないとはいえません。
しかし、それは集団的自衛権や武器輸出など自ら戦争の道へ首を突っ込もうとする自民党政権のせいでこういう結果になるのではないでしょうか。
外交や安全保障は継続性が大事だと言いますが、政権交代した暁には憲法違反の集団的自衛権や武器輸出など全て停止しなければなりません。
終戦から79年、戦後79年、決して戦前にはさせません。
僕達1人1人が愚直に平和主義を貫くこと、戦前の日本を取り戻したい勢力の議席を減らすこと。
それが戦後を戦前にさせないことに繋がります。