息子がパリにやって来た! | あの時のフランス,そして今のわたし

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50歳手前,偶然,私の生活にフランス語が! 
3日間の「ホームステイ・2週間の語学学校」から始まり,地方での短期留学・そして「本格長期留学」までの体験記!  
チャレンジ!問題!  泣いたり,笑ったり!
そして今の私も!   どうぞよろしくお願いします♡

 

パリの小さな studioで,  息子と二人,10日間を過ごした事がありました.

 

 

先日,「母の日」でしたが,私も幸せな母だったんだな〜と思い出した次第です.

 

 

       

 

 

それは,ソルボンヌ大学附属語学学校に通っていた時のこと.

 

まさか本当になるとは・・・でも本当になれば,とも思って, ・・・彼に言ってみました.

 

 

 「パリに来る?? 部屋代,タダだよ! 

      こんなチャンス,もう無いかも!」と!

 

その,マサカに,「ウイ〜!ママン」・・・とは言いませんでしたが 笑

 

「行く〜」と.驚きのふたつ返事でした.

 

 

で!同居生活が決まりました. 息子は充分大人の年齢 .

 

 パリ・シャルルドゴール空港に着いた!と連絡を受けたのは,

 

 私が,語学学校で授業を受けていた時! 

 

 授業が終わるまでソワソワ20分・・・空港目指して一目散に走って行ったのでありました.

 

 

シャルル・ド・ゴール空港の片隅のベンチに座っていた,久しぶりに見る息子の姿.

 

 「よく来たね!」と幼子に掛ける言葉になってしまった事を覚えています.

 

  息子に取ってパリは,家族4人全員揃っての,お初の外国旅行時,一度訪れてましたが,

 

  それ以来です..

 

 

基本,お昼間は,別行動・夜ご飯は一緒に!と相談して決めました.

 

 彼はフランス語においては,全く無知状態.

 

 なのに,夜帰ってくると「 見知らぬ人から,よく声をかけられたわ!」と嬉しそう

 

  ( どうして?・・・)

 

 「カメラを首からぶら下げてると,興味があるのか,覗き込んで込んできては,

     話しかけてきてさ,盛り上がる!」

 

 ひえ〜〜,ちょっと上等のカメラは,会話のきっかけになるのか・・・と納得.

 

 

 

今,振り返ると,お母さんと大人の息子の組み合わせが,レアに思えるのです.

 

 

 

彼は,パリ中を徒歩で制覇! 私の用事にも付いてきました.

 

①  私の希望の,リュクサンブール公演で開催の小さな子供向け・「人形劇」に同行.

 

   お芝居もですが,何より小さな子供たちの反応が,と〜っても可愛くて!

 

   息子も,その反応を見て結構楽しんでいました.

 

   

②     オルセー美術館

 

 

      

 

              

 

 

③    私の仲良し日本人女性(同じ語学学校)の友達から電話! 

 

  「電気屋さんで会話が聞き取れず困っている.来て貰えたら嬉しい」・・と.

 

  どこまでお手伝い出来るか自信なかったのですが,とにかく現場へ!

 

  息子は,何も予定が無い上に,日常生活における問題勃発!に興味があるらしく,

 

  息子も同行!

 

  何とか解決し,三人でお茶をしました.

 

 

       

 

 

 

 

④   その彼女,ある宗教に所属されていたのですが,

 

  電話で「一緒に付いて来てもらえない?」と,そのパリ支部に.

 

  で,息子に事情を話すと,「僕も行くよ! どんな所か・・・」

 

  と,彼は,観光地のみならず,レアな場所にも!     好奇心のなせる行動です ^^;

 

 

 

そんな,こんなで10日間はアッという間に過ぎていきました.

 

お土産をいっぱい抱えて,帰りの飛行機に乗り込んで行きました.

 

     予想していましたが.終わった〜〜〜 泣

 

 

 

今は有り得ない時間. 思い出として残ってることに感謝です.

 

 

そんな彼も,今や,子供二人のパパになりました!

 

パリは,何処へ??状態.

 

イクメン活動に励んでおります.

 

親って・・・ですね(汗)

 

 

最後まで,お読み頂きまして有難うございます.

  気温の変化が激しい毎日, どうぞ体調に気をつけてください.

 

では,また・・・