
















近日に控えている介護施設での社員研修。
打ち合わせしてきました。
訪問看護や訪問介護、デイサービスも展開している事業所です。
内容や段取りを打ち合わせて当日に臨みます。
スタッフさんのやる気アップのためにも頑張る
打合せを終えて帰ろうと階下に降りると、そこに通っている高齢女性が立っていらっしゃる。
にこっとしたら・・
無言で私にゆっくり近づいて来ました。
???
するとそのおばあさん、私の肩をブラウスの上からゆっくりなでてくれた。
私はクスクス笑ってお返しにおばあさんの肩をなでて差し上げました。
おばあさんが何故そんな行動になったのかは謎だけど警戒されてないことはわかる。
認知が進むと言葉も表情も乏しくなる方も多いと聞く。
でも、表れないだけで心の中では
こんにちは
よく来たね
またおいで
と思ってくださってる、ように感じた。
肩をなでてもらえて嬉しかったな
ヨシタケシンスケさんの絵本もたくさん出ていますね。
人気の秘密は何だろう。
どこかすっとぼけたような絵が面白い。
言葉がゆるっとしてニヤニヤしながらも胸に入ってくる。
子どもは大笑い。
大人が読むと哲学的。
その中でも私の一番印象が強くて面白くて笑いながらふと人生の深さを感じる絵本。
「このあと どうしちゃお」
![このあと どうしちゃおう [ ヨシタケシンスケ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6173/9784893096173.jpg)
ものの見事に大笑い
おじいちゃんのエンディングノートとも言える1冊の青いノート。
自分が死んだらどうなりたいか、どうして欲しいかが絵と文字で書かれている。
おじいちゃんが亡くなってそれを見つけたボクが読んで感じて思いを巡らします。
おじいちゃんのノートに書かれている死んでからの予定や天国に行くときの格好や、神様にして欲しいことなど、抱腹絶倒です。
なんて愉快なおじいちゃん!
死ぬのは怖いけれど避けられない事実。
得たいの知れない不安。
死は生と紙一重。
大きな災害や不運な事故には強く感じます。
ヨシタケさんはこの本を通して
「新しいふざけ方、向き合い方の提案が出来たらいいな」と語っています。
死んじゃいたいと思いつめている子に死んではだめと言う前にその子の視界が拓けるような冗談なり小話なりといったものを大人がいかに持つか。
ともおっしゃっています。
一般的に子どもより大人の方が死に近づいている。
このおじいちゃんのノートにはユーモアがたっぷり。でも切実な思いも感じます。
自分が死んじゃったあとのことを考えようとすると今生きているうちにやりたいこてがいっぱいあることに気がついた。
(原文は全てひらがな)
ボクはそんな風に感じるわけです。
ヨシタケワールドは飄々としながら深いところを見せてくれる。




桜吹雪も見納めですね。
先週木曜日にお誘いいただき名残の桜を愛でてきました。
お弁当も美味しかったよ。
花が散れば新緑。
緑の輝きも大好きです。
春の研修も一段落。来月に控えている分もありますが
非常勤でお世話になっている専門学校の新学期も始まりました。
イキのいい新入生に早速講義をしています。
高校時代は50分授業だったけどこれからは90分になります。
慣れないうちは大変だと思うけど一緒に頑張ろうね
私もチョー頑張らなくてはならなくなった
担当している理学療法士学科と作業療法士学科のテキストが大幅改訂されていました!
進め方も大幅に変えざるを得ません
内容や小テストも見直しだー
喝!
私はやればできる子
と言い聞かせて頑張ります。