絵本「だくちる だくちる はじめての うた」
前回の絵本講座で読みました。
だくちる だくちる はじめての うた (日本傑作絵本シリーズ) [ V・ベレストフ ]
長新太さんのダイナミックな絵にワクワクします。
文は阪田寛夫さんで、 童謡「さっちゃん」の作詞をされた方です。
原案はV ベレストフ ロシア生まれの詩人であり 考古学者でもあります。
山の音しか聞こえない太古の森に
イグアナドンが初めて出会ったプロテダクチルス。
だくちるだくちる
その鳴き声はイグアナドンが初めて出会ったうた。
その喜びは体の色を変えるほどです。
イグアナドンにもプロテダクチルスにも 表情は描かれていない。
が、描かれていなからこそ 出会いの喜びの感情が伝わってきます。
ロマンあふれるお話です。
と、自信を持って紹介したのだけど・・・
受講生のお一人の反応がイマイチ・・・
何気なくいかかでしたか?と聞いたら
その答えにびっくり
その方はイグアナが大好きで、
物語に出てくるイグアナの姿ばかりが気になって
物語は全然頭に入ってこなかったそうです
大笑いしました。
すると話が弾んで
彼女が描いたというイグアナの絵を
見せていただきました。
(スマホの中に保存してあった)
そう彼女は絵を描くのが趣味なのです。
そのイグアナの絵を見て
一同「おお~~~~!!」
こんな品のある美しいイグアナを
見たことがありません!
私は爬虫類は苦手ですが、
この絵には心底驚き感動しました。
遠くを見つめる瞳のきれいなこと!
色も優しくて、
描いている時はさぞ幸せな気持ちだったろうな
と想像しました。
そりゃ 絵本の物語よりイグアナが気になりますわね
絵本は文字を読むだけではなく感じるものですから
まったく問題なーし
だくちるだくち
リズムのある鳴き声を私も聴いてみたい
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