説明書は使わないと思うところも全部読もう。
とくに写真に意味はありませんので説明はしません。
CMみたいなもんだと思ってスルーして下さい。
おいらはコンデジでいろいろ撮ってきて、
こういうのは撮れる、撮れないみたいなのを書いていたと思いますが、
じつは今更、おもちゃみたいなコンパクトデジカメでも
「夜景は撮れる」
ということが分かってきました(;~_~)
先日夜景を撮るシチュエーションにて
「おいらのカメラでは撮れない」みたいなことを書いていましたが、
夜景どころかおそらく
「花火」も撮れます。
おいらはコンデジしか持ってないのに、
一眼レフカメラやハイエンドデジカメみたいに
絞り優先AEやSS優先AE、マニュアル露出など、
そういう操作を中心に勉強してきまして、
それらを個別に設定できないコンデジでは特殊なシーンにおいて
うまく撮れないと思っていました。
例えば花火を取りたくてもシャッタースピードを任意の速さに遅くできないため、
華やかに映らないとか。
ところが、
コンパクトデジカメには個別に設定ができない代わりに
シーン撮影モードというのがついていて、
だれでも簡単に撮影シーンに応じた設定が呼び出せるようになっていました。
まあ普通の人はこれで撮るんでしょうが、
おいらのようなマニュアル人間は、
「オートなんかくそくらえ」と思っていたわけですよ。
ところが、説明書を熟読してみると
この撮影シーンモードを変更することで、
通常撮影モードでは選択できなかった
バルブ撮影みたいな1秒から8秒開けっ放しなんてのができてしまいます。
8秒も開けっ放しなら、いくらF値の高いコンデジレンズでも
なんとか形にすることができるのでは?
8秒って、1秒に比べるとから3段上げられるということですからね。
ISO100と比べると3段は800ですか。
以前、撮った夜景が
F3.5で1/4 ISO800 ±0
だったから手ブレをオフにして(1秒以上のスローシャッターになる)、
F3.5で8 ISO100 ±0
なら2段明るく撮れるんだろうか。
でもこのモードではISOの設定が出来ないから
ISO80にされて1段強くらいの余裕になるかな。
まあ、素人の机上論なのでやってみないとわかりません(;~_~)
ここまでSSを下げるとまあ手持ちではムリですが、
手すりや、肘で固定すればそれっぽく撮れるかも。
そして手ぶれ軽減モードをoffにすると
1秒以上の遅いSSができるというのも初めて知りました。
そういえば以前、夜景モードなどの暗所撮影モードのみで
スローシンクロが使えたりしたことがありましたね。
まだこれらを使ったまともな撮影はしていませんが、
ちょっと部屋の中を暗くして8秒シャッターでモニターの明かりなどを撮ってみた感じでは
夜景も花火も撮れるかもしれません。
これをうまく利用すれば動く光の筋みたいなかっこいい表現もできるかも。
マニュアル設定や優先AEがないから対応できないと勘違いしていたのは
おおきなミスでしたよw
「シーン撮影なんかのセットモードなんて使わねーよ」
「あんなのは女子供のカメラモードだろ」
と思い込んでまったく手を着けてなかったおいらの完全な負けです。
ほんとうにありがとうございました。
優先AEが無いカメラなんだから、
これらをうまく利用して撮影するしかないんですよ。
素直にシーン撮影モード使ってれば状況に応じた特殊設定が選べるのに、
おいらは素直じゃないのでマニュアル操作で設定しようとしたのが間違いですw
こういう遠回りって、けっして無駄ではないと思っています。
マニュアルミッションが運転できて、その仕組みを理解した上で
オートマチックやCVTを運転するのと、
オートマしか乗ってないからそれしか運転できないのとは
機械と自分とのシンクロ率も上がる気がするので
その運転レベルは違うと思いますし。
楽しさも違うと思います。
おいらみたいに
水面下で何が起こっているのかを
逐一(ちくいち)知ってないと不安でしょうがない人は
遠回りして正解だった気もしますし。
こういう安いJK向けのコンパクトデジカメも
うまく使えばいろいろなシーンで、
そこそこの写真が撮れるっぽいなあと再認識しましたよ。
ここで話は変わりますが、
またおいらは家電量販店でカメラを見ていました。
なんでも、シグマというメーカーのDP2というコンデジはAPS-Cのセンサーが乗ってるとか・・・
そして4600万画素で換算46mmのレンズ。
えらいコンデジが発売されたもんだとびっくりしたのですが、
もちろんそんなのはおいてありませんでしたw
おいらが欲しいGX1もデモ機はない店だったので、
GF5をちょっと触ってみました。
さすがに92万画素の液晶はGX1の46万より高精細でキレイです。
まあ、おいらのFP1は23万画素ですが・・・
さて、GF5の設定をさくさくと変更してちょいと試し撮りしようとかとしていると、
「あー、一眼レフ見ようよ」
という女子の声が聞こえました。
おいらがふと見ると、
いわゆる黒のワンピースドレスみたいなのを着たキャバっぽい雰囲気のお姉さんと彼氏でした。
おいらの横に来て、
「あ、この一眼レフお姉ちゃんが買ったやつで6万いくらしたの」
と、GF5を指差していました。
おいらは試写してみたかったのですが、
彼らに早く受け渡してあげようと思い、GF5を置き他の機種に移動しました。
「写りほんとにヤバイよ」
と言ってGF5を触ってました。
おいらはいつも思いますが、
ミラーレスって書いてあるのにどこが一眼レフなんだと。
おいらは横でしょうがなくNEX5を触りながら
例によって、クレヨンしんちゃんみたいな口をしてましたw
G3みたいな形でLVF付いてるなら間違えるかもしれませんけど。
はたしておいらが売り場の店員だったら
その間違いをどうプライドを傷つけないように教えてあげるのかが悩みどころですね。
そもそもただお姉さん達は、知らないだけでなんも恥ずかしいことではないんですけど。
彼氏のほうは、興味ないようで
「でも、レンズがしまえないから邪魔じゃね?」
と言ってました。
だよな・・・
それが普通の人の一般論でしょうね。
だからメイン機とサブ機を状況に応じて使い分けるんですから。
自然な会話の中で、
とっても当たり前の意見を耳にしました。
人は興味の無いことには労力を惜しみますから、
大きいカメラは持ち運び難いし、レンズの取り扱いもシビアですしね。
「車高が低い車って、下が擦れるから不便じゃね?」
ってのと同じのような気もします。
カメラ売り場などでおいらみたいなやつの近くで
適当なことを話していると、
オタに半笑いされているかもしれません。
ま、おいらのブログも適当なことばかり書いてるので
半笑いですw
コンデジもまだ楽しめそうなので
自作でミニ三脚とか作ってみたいです。
おわり
追記】
夜景撮影のスローシャッターに威力を発揮する
「ゴリラポッド」グリーン (フレキシブルミニ三脚)のリンク
撮る、考える、撮る
「蜂」
怒首領蜂最大往生とは関係ありませんw
さすがに至近距離はムリなんでトリミングです。
背景がボケてかっこよくなりました。
手前の暗部とのコントラストもいいかなとおいらは思います。
ちなみにいつもの7900円のコンデジです。
「アメンボ」
フレアっぽくなっちゃいました。
でも虫の頭のあたりが光を反射して、
クロスフィルター使ったみたいなおもしろい画になったので採用。
「ピントあってねーじゃねーかw」
なんて言わないで下さい(;~_~)
本体を手前ボケにして影のほうにピント合わせました。
カメラの陰が映りこまないように苦労しましたよ。
被写界深度は手前に浅く、奥に深いので
おいらのようなおもちゃカメラでもこういう表現がしやすいです。
クモのところにいたので撮りました。
こういうカットって、よくマクロレンズの作例でありますよね。
おいらはマクロレンズでもなんでもないので
ただ単に寄って撮っただけです。
ですが、車庫内の暗さと外の明るさの明暗の差がうまく作用して
背景が白飛びしていい感じです。
ボケにくいなら飛ばし気味にするってのもアリやな・・・
ちなみに斜めの二本線はワイパーです。
なにが夜景なんか分からないくらいダメ写真w
まあ、ムリですよ。
個別設定ができないので、
夜景モードに入れると絞り開放で、MAXのSS1/4秒、ISO 800になってました。
こういうの、今までキレイに撮れたことがないので
どれくらいの設定にすればいいのか良く分かりませんが、
おそらくカメラは
レンズ的に最も光を多く取り込もうとしたのでしょうね。
通常撮影モードで同じような設定にして、ISO1600にしてみましたがノイズが多くなっただけで
ほとんど明るくはなりませんでした。
ちなみに手持ちですが、手すりにひじを置けたので余裕です。
こういうのでやはり、いいカメラとの差がはっきりでちゃいますねw
たぶんF1.7とか明るいレンズなら少し絞ったとしても
シャッタースピードに余裕があるのと、
1秒くらい開けっ放しにしたりも出来て光源をもっと拾えたのかななんて。
おいらはカメラで写真を撮ることが趣味ですが、
この趣味を誰にも押し付けようともしませんし、
誰にも手を差し伸べるきもありません。
ぶっちゃけ、
「おれもカメラ始めようかなー」
なんて言ってる人がいたら
「やめたほうがいいよ」
というくらいのものです。
なかなかカメラや写真というものが
普通の人たちにとって敷居が高いのは
カメラ本体の値段とかじゃなく、
*今は高性能のものでうまく買えば安く買えますし。
その入り組んだ使い方や、
専門用語が多いというのがあるでしょうね。
説明書読んでもまったく意味が分かりませんし、
おいらも昔から何度もリタイヤしてきましたし。
写真の雑誌とか、カメラ雑誌見ても
意味不明な言葉のオンパレードでまったく理解しようという気にならないです。
おいらはそれでもくじけずに勉強して
やっと構造とか、システムが理解して
コンパクトデジカメの全部の機能を把握することができましたよ。
それによって、
コンパクトデジカメではこれが出来ない、出来るというのが分かるようになりましたしね。
おいらはレンズ交換式以上のカメラを持ってませんが、
デモ機でちょこちょこ設定をいじっていたので
めちゃくちゃな設定にされてる店頭のデモ機も、
さわったことのない機種の一眼レフでも自分の好きな設定に変更できるくらいになりました。
持ってないのになかなかの進歩です。
まあ、普通の人は「オート」で撮って
写っていたらokでいいと思います。
「暗いところで写りが悪いんだけど設定変えて」
「カメラってどのメーカーがいいんだ?」
なんて言ってくるやつには
おいらは
「そのカメラじゃとれないんじゃないの」
「自分の好きな家電メーカーで揃えたらいいんじゃないの( ´艸`)」
としか答えないでしょう。
上手なおもしろい写真が撮りたいなら
苦行の道を一歩一歩進んでください。
近道して手に入れたものなど、身についていませんからね。