■ことばキャンプ教室(幼児クラス・小学生クラス・中学生クラス)
2020年1月クラス募集中。
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ご訪問くださいましてありがとうございます
私が米国に暮らしていたときの
エピソードをお話ししますね。
現地の幼稚園に半年間、
子どもたちのお世話をする
ボランティアに通っていました。
クラス担当のサリンジャー先生は、
とても明るくて楽しい先生
子どもたちは世界共通、
可愛くてやんちゃそう💕
サリンジャー先生は、
子どもたちに紹介してくださいました。
「この方はミセス、タカトリですよ」
だんだん慣れてくると、
子どもたちはフランクに
話しかけてくれるようにったんです。
その様子を見ていたサリンジャー先生は、
「ミセス タカトリですよ」と、
言い添えるのです。
子どもたちの目を見ながら
穏やかに
英語には日本語のような
敬語はありません。
でも
サリンジャー先生は、
目上の人に敬意を払うことを教えていた
ように思いました。
どんなに丁寧なことばを使っても、
心が伴っていないと
相手に伝わってしまいますものね。
相手に敬意を払ったり、
相手を大切に思う気持ちがあれば、
ことばにしなくても伝わります。
敬語を身につけさせる以前に、
敬意を払う気持ちの育成が大切
と思ったのでした。
親がふだんから、
正しい敬語を使って話していると、
それを聞いて育っていれば、
出るところへ出れば自然に敬語が使えるもの。
少しずつ、子どもにも
敬語を使うよう促してみましょう。
外部の人との話の中ですと、
比較的使いやすいです。
ことばキャンプの度胸力のワークに、
レストランや買い物をするときに
子どもに注文させよう、
というワークがあります。
このとき
「○○ください」
と丁寧語を使うように伝えると、
語彙力のトレーニングにもなります。
また目上の人について話すとき、
「園長先生は今日、幼稚園にいたの?」
ではなく
「園長先生は今日、幼稚園にいらしたの?」
のように言っていると、
尊敬語に触れることになります。
ここでの注意点は、
覚えさせようとしたり
敬語を強要しないこと。
子どもの話すことばを
いちいち注意すると、
話すこと自体が
めんどうになってしまいます。
親が自然に使い、
子どもは耳にしているだけで十分
敬語は国語の勉強や本、
テレビなどでも吸収できますが、
やはり親や周りの大人との会話がベスト。
親子コミュニケーションしましょ。
ファイト〜
3月クラス
3/4.11.18.25. 4/1.8