名古屋のPRコンサルタント・PRディレクターのブログ -5ページ目

広報学会

日本広報学会の「中部圏企業における広報課題研究会」
ってのに参加させていただいている。

昨日は大阪からのふたりのゲストが、
企業の持つ博物館についてお話しをして下さった。

ここでも大切だなぁ。と思ったのは、
企業が社会の中でどうありたいか。
どう思われたいか。
を明確に持つこと。

博物館を通じて、
何を伝えていくかということ。

創業者の功績をたたえた
ただの顕彰施設になってしまうか。
社会の中の企業の立ち位置、
あり方を伝える広報機能の一部になるか。

企業内はともかく、
社会の中での博物館の存在が意義あるものになれるか。
それは、何を伝えるのか。という目的を明確に持ち、
所蔵物をアーカイブで終わらせない、
構成の仕方、見せ方にポイントがあるようだ。

とにもかくにも、学術的に理論だてて説明してくださる
大学の先生方とPR=広報について語るのは刺激になる。



ローカル感覚

この地域でPR=広報のお話しをさせていただく時、
そのknow/howのお話しよりも、
なんでPR=広報が企業活動や行政の活動に必要なのか?
PR=広報なんぞや。
から始めなければならないことが多い。

これを私は「布教活動」と呼んでいる。

そんなPRジュラ期の名古屋圏ですが・・
それを裏付けるようなお話しが
週末の新聞コラムにあった。

とある都市部ではないところに
赴任した記者さんが書いていたこと。

・業績のよい会社を取材したいのだが、
あまり新聞に出たがらない。
・行政の担当者につっこんで取材すると、
あまりしゃべると支障がある。と言って断わられる。

その根底にあるのは、

目立つと世間(職場)がうるさい。

といった“島国根性”。
That's “村社会”。

これは、共通言語を持ち。
小さな社会(コミュニティー)で、
それほどコミュニケーションをもたずしても
意思の疎通、相互理解ができる場合に成立すること。

所属する社会の大きさが大きくなっていったら、
自ら情報発信していかないと
意思の疎通、相互理解は起きない。

そこが判ってないんだろうね。

このままでは名古屋はPR=広報後進地域になってしまう。
そんな危機感を改めて持ったコラムでした。




赤牛vs.怪物

以前に所謂エナジードリンクの“赤牛”のお仕事を
お手伝いしたことがある。

今、街を歩いていたら、
同じカテゴリーに新規参入してきた“怪物”の
サンプリングプロモーションをやっていた。

赤牛もサンプリングをじゃんすかやるが、
怪物のそれとは根底で異なる。

赤牛のそれは、
商品説明をして、缶を開けてその場で飲ませるのが基本。
認知が低かったその昔は紹介冊子を付けていた。
そして、配布する女の子は、自社雇用。
オーディションして決定。
ユニフォームは数種あり、各自の個性でコーディネート可。
バイトではあるが、自社で教育して街に放った。

怪物の内情は知らないが、
見たところ・・
商品説明はしない。
缶を開けないで渡す。その場で飲むか否かは自由。
配布してるのは女子と限らない。
容姿はビミョー。
感じからしてイベント会社に運営委託。

って感じ。。
どーってことないに見えて、この差は大きい。

その場で飲ませる→体験させる。のも重要だし、
商品説明をすることはコミュニケーションを取ること。
何か判らない商品のみを渡すのとは受ける情報、
イメージに大きく差が出る。

こういうひと手間、ちょっとした工夫が
商品のイメージを決めるし、企業の価値を上げる。
怪物の販売元は大手ビールメーカー傘下らしいが、
そういうこだわりを大切にしないから
寡占業種でブランドの差別化ができないんだろうな。