先日、「お子さんが学校に行けない状態が続いてしまっている」という方のご相談を受ける機会がありました
親御さんの疑問は、同じ状態の子どもを持ったことのある人なら、みんなが頭を悩ませる
「あるある」という疑問ばかり・・・
ですので、ここで改めて
私なりのアドバイスを書いていこうと思います
疑問① 朝起きない子を放って置いていいの?
結論から言えば、放っておいていい
むしろ、そっとしておいてあげて下さい
というのが、私の答えです
私たち親の頭の中には、
「朝は学校に間に合う様に起きて、夜は朝起きられるように早く寝る」ということが「当たり前」として刷り込まれています
親は、学校にいつでも戻れるように、できるだけその当たり前の生活リズムを守らせたいと思います
そして、100歩譲って
学校には行けなくても、せめて時間通りに朝は起きてほしいと思ってしまいます
子ども自身も、できるならそうしたい
けれど、それができないわけです
では、逆にどういうふうになれば、朝起きられるようになるかというと…
・活動できるだけのエネルギーが戻ったとき
・潜在意識の部分と顕在意識の部分の折り合いがついて、GOサインが出たとき
だと思います
まず今回は最初の〈活動できるだけのエネルギーが戻ったとき〉に関連して、子どものエネルギーについてお話したいと思います
人間が活動するのには、エネルギーが必要です
それは例えるならスマホのバッテリーと同じだと思うとわかりやすいかもしれません
スマホはバッテリーが足りなければ起動しないのと同じで、人間もバッテリー切れを起こしていたら動くことはできません
特に、成長期は体を成長させるだけでもたくさんのエネルギーを使います
それに加えて、性格的にも周りに氣を遣うとか
自分よりも他の人のために一生懸命やろうとする
親や周りの期待に応えようと頑張るといったタイプの子は
どうしてもエネルギーの消耗が激しくなってしまいます
本人は自覚のないまま、蓄えているエネルギーの容量を超えて頑張ってしまうので
氣が付いた時にはバッテリーは空っぽの状態
エネルギー枯れを起こしています
朝起きることができないとか
めまいや頭痛といった身体症状は、自分自身が体にブレーキをかけて「強制終了」がかかった状態になっているようなもの
これ以上いったら生命の危機的状態になりかねないので、ストップがかかっているわけです
ですので、それを無理やり動かそうとしても動くはずもありません
むしろ、動かそうとして動かないことで、親の方も余計な労力を使い、かえってストレスを感じる・・・
良いことはひとつもありません
ここで肝心なのは
「ちょっとエネルギーがたまったふうに見えるとき」に焦って、親のペースで欲をかいて動かそうとしないことです
例えば
子どもがいつもよりゴキゲンそうに見えるとか
好きなことならやっている時間が増えるとか
ちょっと何だか調子が良さそうと感じると、親はついつい欲が出て
「こういうことならできるんじゃない?」とか、すぐに元の生活に戻そうとしてしまいます
けれども、それでも本来のエネルギーレベルにはまだまだほど遠いことがよくあります
逆に、
親が余計なことを言うとか、無理やり動かそうとすることで、
せっかく貯まり始めたエネルギーが一氣に減ってしまうことだってあるのです
ここは親にとって、かなりの辛抱の時期
結局は見守ることしかできません
しばらくは、そっとしておくことでエネルギーの消耗を防ぐことが第一
動物が弱っている時には、物陰に身を隠し、
じ~っとして良くなるのを待つように
眠ったまま起きないとか、動かないことは
回復への近道を選んだ結果だと思って見守るしかないんです
言い方は悪いですが、
どうせ動けないのだから
無駄に動かそうとして、お互いがストレスをためるくらいなら
放ったままでおく方が一番
エネルギーのレベルが満タンに回復した時には
子どもは必ず動き出します!!!
その時を信じましょう!
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