漫才は文学だ! ☆日本の職場と家庭にほんの少しのスマイルを☆
今日の話題は、“八村塁選手、W杯辞退!?”です。
「社長、今日の話題はバスケットです」
『まいばすけっと』
「スーパーではありません」
『パスカット』
「インターセプトでもありません」
『ビスケット』
「3時のおやつでもありません」
『バースはスケット』
「どんどん離れてますけど」
『う~ん、マンダム』
「バスケットボールです」
『籠球な』
「わざわざ漢字で言うのやめてもらっていいですか?」
『かごきゅう』
「ろうきゅうですよ」
『湯桶読みではない』
「違います。湯桶読みって久しぶりに聞きましたよ」
『もうひとつは、重箱読みだよ』
「知ってますけど」
『籠球、を重箱読みすると、ろうたま』
「やめてもらっていいですか」
『しかし、バスケットボールといえば、やっぱダンクだな』
「ですよね。ダンクは、バスケの花ですよね」
『ダンク松本』
「ダンプ松本ですね」
『ダンクにゴン』
「タンスにゴンですね」
『でもさ、死ぬまでに、一度でいいから、ダンク決めてみたいよな』
「できるならやってみたいですよね」
『社内バスケ大会やって、リングの高さを2〜3m下げるとか』
「もはやバスケじゃなくなるじゃないですか」
『そうか、ダンクは無理でもドリブルならできるんだけど』
「ドリブルですか?」
『タムン、タムン、タムン、タムン、』
「ドリブルっぽいですけど」
『タムン、タムン、・・・タムッ、タムッ、タムッ、タムッ』
「テンポアップしましたね」
『ギュギュッ、キュッ、・・・・・シュッ・・・』
「抜いていくのはやめてもらっていいですか」
『ダメか』
「時事ネタ漫才ですから」
『そういえば、バスケのどこが時事ネタなんだ』
「ワールドカップが8月末に開催されます」
『知ってるけど、まだ先じゃないか』
「その日本代表候補のあの人が出場辞退を表明したんです」
『あの人?』
「そうです」
『桜木花道』
「漫画じゃないですか」
『誰だ?』
「八村塁選手です」
『マジか!?』
「マジです」
『しかし、八村選手が出ないって、まるで猪木のいない新日みたいなもんじゃないか』
「例えがよくわかりませんよ」
『う〜ん、期待してたけど、大幅戦力ダウンだな』
「今後の自分のNBAキャリアを優先し、考慮したとのことです」
『そうなんだ。確かにワールドカップが全てではないけどな』
「トム・ホーバスさんも、八村選手と一緒に戦えないのは残念だって言ってます」
『そりゃそうだよ、でもまだ分からないぞ』
「辞退表明したんですから、決定でしょ」
『いやいや、まだどうなるかわからない』
「どうしてそう思うんですか?」
『だって、バスケットボールってさ、』
「はい」
『二転三転(2点3点)の繰り返しだろ』
「・・・・・」