今日の時事ネタ漫才の話題は、“6連続オウンゴール”のようです。
「社長、とんでもない事件です」
『何があったんだよ?』
「新潟県で、中学生フットサル大会が開催されまして・・・」
『それは大変だ!』
「驚くのはここではありません」
『ん?』
「なんと、6連続オウンゴールがあったそうです」
『それは、、、なんでそんなことになったんだ?』
「既に予選リーグ突破を決めていた某中学校が、準決勝で相性の悪いチーム
との対戦を避けるために、大量点での負けを指示された結果だそうです」
『ん?つまり、八百屋の長兵衛か?』
「・・・、その、昭和の親父のような言い方やめてください」
『何て言えば、いいんだよ?』
「そこは、普通に八百長でいいです」
『言い方はどうにせよ、どうなんだろうか。。。』
「ちなみに、同校のコーチは教頭先生でもあるそうです」
『で、結局スコアはどうだったんだよ?』
「0対7で見事に負けて、2位で通過して、目的達成」
『で、そのまま優勝か?』
「決勝トーナメントの初戦で敗れたそうです」
『なんだよ、それ?勝負事で手を抜くと絶対ダメだよな』
「最終的に得しませんよね」
『でも、6オウンゴールは目立つし、、、盛り下がるよな』
「教頭先生は、12ヶ月間のサッカー関連活動の停止処分を受けたそうです」
『それも微妙だけどな。。。』
「要は、子供たちの将来のためになるかどうかだと思うんですけど」
『俺は、星稜高校時代の、ヤンキース松井の4連続敬遠、思い出すな』
「ありましたね。。。」
『あん時も、ルール違反じゃないからいいとか、高校野球らしくないだとか、
色々やりあってたよな。。。』
「考えると、難しいですよね」
『俺さ、確かに、勝つことを通じて学べることの方が多いから、
勝つために、どうすればいいかって考えるべきだとは思うんだけどさ』
「確かにそうですよね」
『ルールブックに書いてないからいい、なんて理屈はないと思うんだよな』
「そうですか?」
『そのために、スポーツマンシップに則って、って選手宣誓するわけだしさ、
なんでもかんでもルールブックには書けないわけだしさ。。。』
「そう考えると、教頭先生、指導者として問題がありますよね」
『この学校もさ、せめて、2軍や3軍を出すとか手を考えてだな・・・』
「それは、ダメです」
『なんでだよ?』
「フットサルですから、手は使っちゃダメです。。。」
『・・・・・』