今日の時事ネタ漫才の話題は、“乳幼児コンサート”のようです。
「社長、ポルトガルで乳幼児コンサートがあったそうです」
『なぬっ。と言うことは、赤ちゃんが?』
「そうです」
『大群でバイオリンを弾く?』
「そんなわけないじゃないですか。。。指、届きませんよ。」
『じゃ、赤ちゃんが』
「何でしょう?」
『集まって、花札をやる』
「もはや、コンサートからも離れてますよね」
『じゃ、何なんだよ?』
「分かってると思いますが、乳幼児は、聴く側です」
『そうなんだ・・・』
「当たり前でしょ」
『オレはまた、てっきり、スーパー赤ちゃんの話かと・・・』
「いえいえ、リスボン郊外のシントラという街の地元演奏家グループが、」
『う~ん、さすがヨーロッパだよな』
「乳幼児に自由な環境で、生で触れてもらおう企画したそうです」
『生で???・・・・・肉に?』
「猛獣ですか?お腹壊しちゃいますよ。。。」
『生で、音楽にね』
「そうですよ。ちなみに、このコンサート、1998年から続いているそうです」
『10年続けると立派なもんだよ』
「ですよね」
『でもさ、乳幼児って、音楽分かるのかよ?』
「分からなくていいんですよ。触れ合うことが大切なんです」
『じっと黙って聞いてねぇぞ、きっと』
「そりゃ、もちろん、いろんな工夫してますよ」
『どんな工夫だよ』
「例えば、歌手が赤ちゃんを抱っこしたまま歌ったり」
『ほぉ。。。』
「乳幼児が、クラリネットやアコーディオンなんかの楽器に触ったりするそうです」
『へぇ。。。音楽が身近になるわけだ』
「素晴らしいですよね」
『ホントさ、こんな素敵な企画を考えた地元の演奏家の皆さんってさ』
「何でしょう」
『心から褒めてあげたいよな』
「素晴らしい企画だ!次世代の音楽文化構築への貢献は素晴らしい!ってね」
『違うよ。。。』
「何が違うんですか?」
『乳幼児コンサートだけに・・・』
「はぁ。。。」
『褒め言葉は、、、ヨチヨチ、だよ』
「喜ばねぇって。。。」