線 と 領域 と ヒフ
幼児期のスキンシップの重要性や古来から乾布摩擦など、皮膚への刺激や皮膚自体を活性化することの重要性は言われてきたと思います。昨今では、【免疫】の観点としても、皮膚はとても重要視されています。皮膚というと、外側から見ることができる、いわゆる、“肌” を思い浮かべる方が多いかと思いますが、口の中から食道〜胃、腸管や気管、鼻の中なども、“粘膜” と呼び方は変わりますが、皮膚からのつながりを考えると、外側を向いている皮膚 → 肌内側を向いている皮膚 → 粘膜等として、皮膚の一種として捉える事が出来ます。そして、その機能や働きによっても、皮膚は二面性をもっています。皮膚の二面性(参考にさせてもらいました ⇨皮膚感覚の不思議 /山口 創 著)1、線としての皮膚、粘膜2、機能としての領域としての皮膚、粘膜それぞれ、補足してみたいと思います。1、線としての皮膚、粘膜これは、境界線としての働きです。自己と非自己 空間と身体 身体外部と身体内部その線を境に、空間が変わります。その存在を区別する為の皮膚です。この線としての皮膚を活発にする為には、深呼吸やストレッチ、運動などを行い、全身の皮膚を伸び縮みさせる事。触れる、さする、押すなどの皮膚刺激を行うことで、その境界線を意識する事が有効ではないかと思います。2、機能としての領域としての皮膚、粘膜これは、線というより、厚みのある領域としての皮膚、粘膜の働きで、外部刺激からの保護、非自己生物からの侵害、侵入を防いだり、保湿機能や発汗、栄養分の吸収や、消化液などの分泌など生きる上での重要な役割があります。この領域としての皮膚を活発にする=免疫を高める 事になります。免疫に関して言うと、かなり個人差や環境差、その時々によって、プラスに働くものや逆行するものなどがあるので、コレ!ということは敢えてお伝えはしませんが、領域としての皮膚にとっての、望まれる環境というのは、多様性や異種混在、異種共存です。皮膚上や腸管粘膜上には、常在菌といって、多くの菌がそこにいます。そのバランスが免疫を作っているのですね。もちろんご時世もありますので、殺菌、除菌、あまり人と触れ合わない、外部に触れたら、すぐ手洗いこれは大切です。ただし、潜在的な意識として『 菌やウイルスは敵である 』これは、ある種、非自己を除外する傾向にあります。癖というのは、最初は小さい所から、いずれそれが、自動化され、ほとんどそれが自然かのようになります。多様性や異種性が尊重される、異種共存強制しているわけではなく、これは、本来、備わっているものです。するか、しないか は 決めるモノ 出来る か 出来ないか は能力能力を備えておく事が重要ですし、能力を失わないように、頭の片隅には、本来自然とはどういうモノだろうか?健康維持や免疫を高める事とは、何を大切にすることだろうか?と、少し確認する時間もあってもいいかもしれませんね。