先日大阪の本社であったUESの展示会のお話をしておきましょうか。
UESは東京展 大阪展と二か所で展示会を開催しますが、今回は大阪で見て来ました。
UESは基本的にべ―シ―クなアイテムをUESらしいタイトなシルエット感でリネンミックスやムラ糸を使い生地感に風合いをもたせて作りあげるというスタンスです。
タイトなサイズ感も絞ったような細さではなく、自然な細さですよ。
印象もゴリゴリ感のないナチュラルな雰囲気です。
春夏展で気になったのはやはり半袖Tシャツです。
今年の人気デザインだったペンギンがアイスクリームを食べている様なちょっと可愛いデザインが増えていたように思います。
ベースになるボディーのデシ綿&オーガニック天竺の空気を含んだような柔らかく厚みのある質感には、こういうナチュラル感の有るデザインがよく合いますね。
長袖のボタンダウンがとても綺麗なシルエットのが有りましたよ。
ボタンダウンは襟の着た時の形状が重要です。
せっかくのボタンが付いた襟が寝てしまわないで、ビッと首に沿って立つのがボタンダウンの良さです。
セパレートヨーク、裾のマチ、前立て裾の三角止め、貝ボタンの使用などディテールに拘りながら綺麗なオックスフォード生地を使い、着た時の形もとても良かったですよ。
長袖チェックシャツも綺麗でした。大きめのギンガムチェックが気になりました。
そうそう相変わらず雑貨が面白いですね。
UES自信も雑貨がメインではないんですがと言いながら、楽しんで作っているのが商品に出ています。
アメカジ目線でみた雑貨なので合わせ易く、UESのコンセプトであるウエス(ぼろ布)になるまで使って下さいというものが、雑貨にも活かされているから気になるのかもしれません。
雑貨もやはり経年変化が楽しめるデニム素材がいいように思います。
その他色々有りますが、まだ先のお話なのでこのあたりにしておきましょう。