シュガーケーンのフィクションロマンスからブラックヒッコリーのワークパンツいきましょう。
1900年代にシュガーケーンがあったらこんな物を作っただろうと言うロマン溢れるシリーズです。
このブラックヒッコリーはなかなかカッコイイですよ。
素材は10オンス ブラックヒッコリーを使っています。ロープ染色したインディゴ糸と流化染料の黒糸で構成された生地は、経年変化でストライプが浮き出てきます。
シュガーケーン 10オンス ブラックヒッコリーワークパンツ SC41226A-411 Blke です。
遠目に見ると濃いネイビーに近いブラックに見えます。
近づくとブラックとネイビーのストライプです。
ネイビー部分を作る糸はロープ染色という染め方です。
ブラック部分は流化染料で染められたブラックです。
ロープ染色の方が色落ちが早いので、穿きこんでいくとだんだんストライプが浮き出ていきます。
形はワークパンツです。
1900年代初頭のシルエットを意識し、やや太めとなっています。
1930年代にはフロントがジッパーな物は存在しませんでした。
このモデルは同年代に流通していたフックレスジッパーを採用することで整合性を持たせていますよ。
独特な形状のオールドタイプのジッパーです。
ブラックの真鍮ボタンもオールド感有りますね。
経年変化で黒塗りの部分がだんだん剥がれて来ますよ。
斜めポケットとコインポケットです。
シュガーケーンのピスマークもオールド感ありますよ。
濃い色合いのパリッとした10オンス素材はアタリ感も出て来ますよ。
分かりやすい様にちょっと明るめの設定で写してみました。
ステッチまわり等の生地の凸部分に出始めますよ。
この色合いなら部分的に軽くヒゲも出そうな感じがします。
後ろです。
シンチバックが付いています。
シンチバックはベルトがまだ一般的でなかった時代のウエストを絞る為の1900年代のディテールです。
ループをシンチバックの上に留めていますね。
シュガーケーンならこうしただろうと言う事だと思います。
ワークパンツスタイルなので後ろのポケットも大きめです。
ハンマーループも有りますよ。
逆側はツールポケットが付いています。
当時の雰囲気のワイドなシルエットです。
上に着ているベストは同じ素材のベストです。
こちらも必要以上に絞ってないですよ。あえて長目の丈感ですね。
ついでにお見せしましょうか。
同じ素材でジャケットもあります。
3ピースで着る事も出来ますよ。
ワイドなワークパンツで有りながら、キレイ目感を上手く出している所がポイントです。
最近のタイト目のキレイ目感とはまた違う、深みのあるオシャレ感ですね。
そして穿きこむ内にストライプが浮き上がり、ワークの匂いが出てくるという手の込んだ仕掛けです。
ベストやジャケットを合わせてセットアップで着用することもできますし、もちろん雰囲気の合うお手持ちのオールドワークアイテムに合わせて着てもいいですね。
まあ、一度ご覧ください。
これ、かなりカッコイイですよ。
20790円です。
HPにも掲載しました。
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