皆さん、こんにちは。令和4年となり半月が過ぎてきました。ついにオミクロンの感染力の凄まじさを見せつけられるようになりました。海外で爆発的に増加しているのを、対岸の火事の様に思っていたら、やはり人類はみな同じかと痛感します。感染に一層気をつけて過ごしましょう。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんのご報告です。初診時17歳の女子高生で、凸凹と上顎の前突が主訴でした。

口元は盛り上がって閉じずらそうです。

 

お口の中の写真です。凸凹や上顎の前突が一目瞭然です。

 

横顔のレントゲンです。骨格的には下顎骨の後方位が認められ、前歯は上下とも前方傾斜が強いことがわかりました。

 

パノラマレントゲン写真です。親知らずが4本認められています。

 

治療方針は上顎は両側の第一小臼歯を、下顎は両側の第二小臼歯の計4本抜歯で、上顎にミニスクリューを植立して、マルチブラケット法にて治療を開始しました。

 

4本抜歯が終わって、上顎にスクリューとブラケットをつけて治療を開始したところです。

 

引き続いて下顎にもブラケットを接着したところです。

 

治療開始から1年経過時点です。

大分スペースも無くなりいい感じになってきました。

 

治療経過から2年経過時点です。

かなり緊密になってきています。その後2カ月して治療終了となりました。

 

動的治療期間2年2カ月で終了となりました。治療前後の写真を並べてお見せします。

上下の正中線もぴったりと合い、横の歯も歯車がかみ合うように咬んでいます。

 

凸凹も改善し、抜歯スペースも完全に閉鎖しております。

 

これは治療後のみですが、内外側的にも適切に配置しました。

 

正面からのお顔の写真です。口元の盛り上がりは解消し、唇も閉じやすくなっています。

笑顔での口唇の形態もバランスが良く、歯の見え方も別人です。

 

斜めと横顔です。立体的な変化がよくわかります。横顔は綺麗なプロファイルになったと思います。

 

根の吸収なども認められませんでした。親知らずはこれから抜歯の予定です。

 

横顔のレントゲンです。前歯が後方移動したことがわかります。それに伴い唇の後方移動も起こっています。

 

治療終了おめでとうございます。非常に協力的で、まじめに通院してくれたおかげで、予定よりも早く外れましたね。健康な歯を4本も抜歯するという犠牲を払いましたが、残った歯は完璧に咬んでいます。これからは虫歯や歯周病には無縁の人生が待っています。唇も閉じやすく、喉が乾燥するようなこともありません。口元も美しくなりましたね。しかし、まだまだ不安定で後戻りしやすいので、リテーナーはしっかりと使用してください。お疲れ様でした。

 

コロナとの闘いはまだまだ続きそうですが、頑張りましょう。それでは、皆さまお元気で。

 

●今回の写真の掲載は、患者さんに了解を得ております。

●今回の総費用:63万円(治療期間2年2カ月)

●治療における一般的なリスクについて

 治療中または治療後には、虫歯の発生・歯根吸収・歯牙疼痛・口内炎・歯肉形態不正・顎関節症・ほうれい線・歯の削合・後戻りなど思いもよらない不都合な合併症のリスクがあります。治療開始時に主な事項についての注意や対応についてお話しし、もし不都合が発生した場合は全力を尽くして対応してまいります。

●治療結果には個人差があります。同様の結果が保証されているわけではありません。ご了解ください。