お金の流れの観点から見ると、芸能事務所はどのような組織でしょうか。 | 「役者になる」という意味を再度、そして深く考えてみませんか?

「役者になる」という意味を再度、そして深く考えてみませんか?

劇団EOE代表の真生で御座います。
劇団EOEへの入団を検討頂いている方に対して
「役者になる」ということの意味を考えるきっかけになればと願い書いております。
貴方からのご応募、お待ち申し上げます。

こんにちは。
劇団EOEの真生で御座います。

前回から、劇団と芸能事務所、そして養成所の違いについて
お金の流れの観点から考えています。

ちょっと繰り返しになりますが
劇団も芸能事務所も養成所も人が集う組織という点では一緒です。
だとしたら、そこに収入がなければ、その組織は続ける事が出来ません。
そして、その収入も、少なくとも赤字にならない程度の収入がなければなりません。
では。その収入をどうやってあげているのか。
今回は、劇団と芸能事務所で考えていきます。

これも繰り返しになりますが、
収入を得るということは
「他者」に「価値」を提供し、その「対価」として得る事だと述べてきました。
では、劇団と芸能事務所をこの考え方に当てはめるとどのようになるでしょう。

まず、芸能事務所の方が分かりやすいかもしれませんね。
例えば、TVドラマの場合、ドラマに出演したとしても
それを見た視聴者からお金が入るわけではありません。

では、どうやって、収入を得ているかというと
プロデューサーからお仕事を頂いたとすれば、
そのプロデューサーからお金を頂くという形になります。

勿論、直接貰うかは別として、間に誰か入ろうとも
プロデューサ→芸能事務所というお金の流れがあり
最終的に芸能事務所から自分に対して、お金が支払われる流れとなります。

そう考えると、「他者」というのは、視聴者ではなく
プロデューサーになるという事が分かると思います。
勿論、とは言っても、プロデューサーだって
視聴者にいいドラマをと思っているはずですので
視聴者を「他者」として無視する事はないと思いますが。

でも、少なくとも、お金の流れで考えれば
「他者」というのは、今回で言うと、プロデューサーであることが分かると思います。
次に「価値」とありますが、
これは「プロデューサーが望む演技を体現すること」とか
「プロデューサーが思い描く世界観を体現すること」ということになってくると思います。

ちょっと難しい言葉を使っていますが
簡単に言えば、プロデューサーが作りたい作品を役者という立場で
お手伝いするというところでしょうか。
プロデューサーが作りたい作品をお手伝いし
そのお手伝いがお手伝いとしてちゃんと認められたからこそ
「ギャラ」という「対価」を頂くのが、芸能事務所での役者の仕事といえるかもしれません。

では、劇団はどのようになるのでしょうか。