神戸・長田で ~T通信(10・7・10)~
今年6月2日に、長田を訪れ、撮影しました。
1995年に阪神大震災が起こり、2000年に、震災後、私は初めて神戸を訪問しました。
下町でごちゃごちゃしていたはずの長田の町が、えらくすっきりしており、逆に被害の甚大さを感じました。
それから10年が経過し、巨大な「鉄人28号」が建立されたと聞き、拝見してきました。
現物は想像を超える巨大さでした。
震災15年後に、このようなモニュメントがつくられるというのは、復興が必ずしも順調ではないのかなあとも思いましたが、時間を要するものなのでしょう。
私は、大事(おおごと)があった後、街も人も、どういう展開をするのかということに、関心があります。
神戸大震災関係本にあった行方不明者2人は、結局今もそういうことになっているのでしょうか。
事実は、やはり小説より奇なりということかなあと感じています。